エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

もう遅いが、訴えたい自然保護

2014-12-06 | 環境問題

  今朝、数センチの積雪、雪道は億劫だが萌ちゃんをドッジボールの練習会場へ送った。武くんは風邪でダウンだ。
 
  終日PCに向かい、もろもろの書類を整理した。
 ○町内会は2月の総会へ向けた原稿や、役員会議資料が十数ページあった。        

  ○遅くなったが、県の自然保護課へ保護サポーターの活動報告をした。
   とりあえず、「レッドデータブックふくしま」に掲載の昆虫類11種について
  確認した場所や日時、確認物等の一覧と、拙ブログで訴えている文章を同封した。

 ○洗面所の天井が色あせたのでの色塗りに取り掛かった。

  寒くて活動が鈍るが、やらなければならないことが多い。

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   一つの思いをまとめた。

   「もう遅いが、訴えたい自然保護」
  去年の今頃、我が家の裏の野原で宅地開発が始まった。隣接する神社裏の林の木々が切られ、境界を越えて枝を茂らせていた我が家の桜の木も倒された。庭にときどき来ていたキジも姿が見られなくなった。かつて30年ほど前には、庭の梅の木にオオミスジが舞い、オオムラサキやコムラサキなどのチョウも見られた。また、数年前まで見られたホタルや、土手の水路のサワガニやドジョウも、束の間の宅地造成で田んぼと共に失われてしまった。さらに、足繁く通っている里山も徐々に自然が失われ、貴重なチョウやトンボが姿を消しつつある。
 長い間進化を遂げてきた身近な生物種が驚くようなスピードで絶滅し続けている。地球は借り物なのに、人間だけが技術を開発し、資源を消費し、廃棄物を出し続け、生態系を壊し続けてきた。もう、お金、お金の経済優先社会を反省し、便利さや物質的豊かさを求め続けることは止めたい。自然保護の課題は最優先に考えなければならないと思う。