エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

水かきのない?コハクチョウ

2014-12-12 | 自然観察

 

  明日からは雪降りのようだ。予報では1週間ほど雪マークで、どうも根雪になりそうだ。

  昨日、猪苗代へ水鳥に会いに行った。

 うすうす感じていたが、時間帯により別の浜へ移動したり、コハクチョウは別の田んぼへ向かう仲間もいる。でも、どの浜も少し少ないような気がしている。

 昼前、崎川浜ではいつもこの時期沢山いるオナガガモも全く見られないかった。

 わずかなコハクチョウが、麗しの磐梯をバックに青い湖を漂っていた。

 湊から、小石ヶ浜の手前の  へ廻ったが、この浜には数年前から寄らなくなった。

遠く、小石ヶ浜方面にコハクチョウの群れを見つけたので、廻ってみたが、中間の浜のようだった。

 折角なので長浜へ寄ると、やはり少なかった。オナガガモに混じってキンクロハジロが見られた。

 

 慣れたカモたち、観光客がパンのクズを与えると、一斉に近づいて来た。

 
 
 数日前に、翁島の田んぼでコハクチョウの群れを撮った。

  そのときは気づかずにいたが、PCで写真を整理していて、水かきのないコハクチョウに気づいた。どう見ても不自然だ。

 折りたたまれているのだろうか。

 

 コハクチョウの水かきは、勿論歩く時もそうだが、特に湖への着水時や、水上をけって飛び立つときにはなくてはならないものだろう。

 着水時にも翼と両足を伸ばし水かきを使って減速し、水面を滑るようにしている光景をよく見ていた。

 どうしたのだろうか。何らかの理由で切断したような足を見つめ、不自由でも、がんばって元気に生活して欲しいと願った。