庭の草むしり中にウスバシロチョウが舞ってきた。そ~か、もうそんな時期だ。
今日1日のんびりしようと思っていたが、計画変更だ。
ウスバシロの楽園へ行ったが、未だ早いようで全く見られない。もう数日かかるだろう。
でも、林の中のムラサキケマンはもう盛りを過ぎていた。杉林を伐採した形跡、山道は大型キャタピラの跡が残っていた。
最近、どこへ行ってもタンポポが気になる。会津には、雑種が多いようだ。山へ行くとエゾタンポポが多いが、車の通る道路近辺は雑種が多いようだ。
オクウスギタンポポの様子を見にA地点へ移動した。
A地点の広い野原で、3株のオクウスギタンポポを見つけた。昨年見つけた同じところだ。花の色は周囲が薄黄色で白く、中央が少し濃いめの黄色だ。関西に多いと言われるシロバナタンポポを見たことはないが、文献によるとシロバナタンポポの外片はめくれて突起があるらしい。こちらのオクウスギタンポポは、総苞片はエゾタンポポのように反り返らず、角状突起もない。
ネットで、白花系のタンポポの起源を見た。今の時代、遺伝子マーカーを調べて起源を推測できるようだ。オクウスギタンポポは西日本に分布するキビシロタンポポと、シナノタンポポの雑種らしい。
オクウスギタンポポ 花終わり
オクウスギタンポポ エゾタンポポ
エゾ エゾ
雑種 左 エゾ(つぼみ、咲き終わり) 右 雑種(つぼみ、咲き終わり) セイヨウタンポポ
ここで、珍しいスミナガシに出会った。学生の頃、いつも歩いた山道のカーブのクヌギの幹で吸蜜する光景が目に浮かんだ。
実に半世紀ぶりの再会だった。紅い色のストローが印象的だ。
初めは目の前を往き来するのはルリタテハと思っていたら、裏面の白が目に止まった。
吸水中は根を広げたままで、何とか裏面を写そうと近づいて待ったが駄目だった。
ツバメシジミ♀ 初見
ばーちゃんとはるくんを見舞った。いわきで鎖骨を骨折、驚き心配していたが、痛みも取れてとても元気で気が楽になった。しばらく預かることになりそうだ。