今朝は昨日と打って変わって初夏の陽気だった。
朝一でA地点へクロスジギンヤンマの羽化状況を見に行った。
新鮮な個体に会えたが、いつも大量に見らるヤゴの抜け殻は発見できなかった。コサナエもホバリングして挨拶してくれた。
オクウスギタンポポを観察しようと行ったが、すでに広場は草刈りが済んでいた。昨年、タンポポ博士を案内したことを思い出した。 また、ヒメシジミも早いようだった。
ここで写真を撮っていると、見知らぬ人が近づいてきた。「会津メダカの学校」の代表と言う方だった。 【参: 「会津メダカの学校」 http://www6.plala.or.jp/t-bell/】
「メダカの学校」聞いたことのある名前だったが、近くの湯川沿いの河川敷まで案内していただいた。
いろいろお聞きしながら名刺交換をしたら、僕を知る人で、娘の婚礼の主賓Muroさんだった。
一度だけお会いしていて失礼した。 互いに「その節は・・・」と挨拶した。思いがけない再会だった。
F地点へ向かう。目的は池の水位確認だ。相変わらず、池への流入が無く、数日前に管轄の役所に要望したところだった。
途中でギンイチモンジセセリを初見した。ヒメシジミはここもまだだった。
ギンイチモンジセセリ ヤマキマダラヒカゲ ツバメシジミ
コチャバネセセリ ヒメジャノメ エゾイトトンボ
G地点で逆さ磐梯を撮っていると、郡山へ向かう電車が通過した。田植えが始まっていた。
↓
小川の林には、いろいろなタイプのニホンカワトンボが一杯、木漏れ日にすがすがしい。
橙色翅型♂無色翅型♀
橙色翅型成熟♂未成熟♂
久々に西湖で昼食を取って、D地点へ向かう。
ハクチョウ号が見える いつも決まって五目旨煮汁麵
鉄塔の立つ」町所有の広場はすでに草刈りが済んでいた。一部刈り残してほしかったが既に遅し。
刈り取られた草原にツルフジバカマを探したが、見つけ難かった。でも、新しい芽が4~5センチ伸びていた。 ↓
いずれにしても、5月初めから産み付けられた卵、そしておそらく2,3齢に育った幼虫にとっては大きな打撃だ。
何とか難を逃れたヒメシロチョウに望みをつなぐしかない。危機的なこうした繰り返しに何とか生き延びている現状が切ない。
ヒメシロチョウの安定的な生息には、どうしても草刈りがキーワードだ。
シュレーゲルアオガエル クロハナムグリ
4時からの会議を気にしながら、今日も楽しい、切ない里山巡りを終えた。(2015.5.22)