ハッチョウトンボに会えることを期待して、たきがしら湿原に遊んだ。
高速で津川まで約30分、1年ぶりの遠出だ。
たきがしら湿原は昔あった集落の水田跡地に造成した人工湿原、これこそ見倣うべきビオトープだと思っている。
駐車場に着くと、不思議な黒いカーテンが張り回らされいた。
ホタルの生息環境保全のための遮光幕の試験的設置と分かった。
池にはコウホネの花が咲いていた。花弁が赤いのもあった。ヤグルマソウはいつも花を見ていない。
オオバギボウシ、シモツケソウが美しく咲いていた。
ヤグルマソウ オオバギボウシ
シモツケソウ
オゼイトイトトンボ、クロイトトンボ、オオイトトンボが見られたが、モートンイトトンボは終わったようだった。
オオイト オゼ
クロイト ヨツボシトンボ
湿原を何周もしたが、ハッチョウトンボを見ることが出来なかった。
トラノオにウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンが止まり、珍しくキバネセセリが蜜を吸っていた。イチモンジセセリも今年初めてだった。
ミドリヒョウモンアカセセリ オオウラギンスジヒョウモン
キバネセセリ
イチモンジセセリ
ウラギンヒョウモン ヒメシジミ
管理棟には湿原で見られる動植物の写真やトンボの標本が展示されていた。
そのうち、もう一度訪ね、ハッチョウトンボに会いたいと思っている。