エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

人の世に三智がある

2015-07-18 | 教育を考える

 

 最近の子どもたちは自然の中で遊ぶことが少ない。思えば孫たちもしかりで、下校後は水泳、ドッジボールの練習とほとんどそんな時間はない。

そのためか、子どもも孫もじいちゃんの願いもむなしく大の虫嫌いだ。

数年前からボランティアで小学生の活動「森で遊ぼう」に参加している。

とかく書斎学習が多い学校を離れて、月に1回の自然の中での体験は何より素晴らしい。

そこでの五感を総動員した数々の体験は、彼らに豊かな自然観を培うに違いない。

藤村は人の世に三智があると言った。学んで得る智、人との交わりから得る智、そして自らの体験により得る智である。

この自然の中での活動に参加しながら、まさに知に偏らず情と意とのバランスのとれた三智を得ることができる活動だと思っている。

ここで目にする子ども達の生きいきした感動は、教室での書斎科学からは生まれない。

折角の夏休み、子ども達にはもっと自然の中に飛び込んで欲しいと願っている。

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雨の一日、明日の「お祭り準備作業」の諸準備をした。

先日15日の例大祭にのぼり旗を奉納し、町内へのご加護をお願いした。

朝早く、そののぼり旗用の太い竹が届いた。明日翻る。