今度の「森で遊ぼう」は、テーマ「昆虫ウオッチング」プロデュースを担当する。
いろいろ悩んでいたが、T会長さんに沓掛峠を案内していただいた。近くに居ながら初めての道だった。
ネックは虫の少ないこと。田んぼ道を昨年計画した水生昆虫の小川までのコースを考えていたが、今日の調査でコースを変えようと思った。
山神社から峠道を歩いた。沓掛峠茶屋付近に案内板があった。この峠は歴史の通り道だ。一瞬、峠道を行き交う昔人の姿が見えた。
途中、無数のバッタが飛び交い、オニヤンマが悠然と飛んでいた。
チョウはクロヒカゲ1頭を見ただけだが、トンボが出てきた。アキアカネ、ノシメトンボ、ミヤマアカネ、そうだ、トンボを例にして虫の世界を話してもいい。
この道を歩きながら、子ども達が夢中になって追いかける姿を想像した。
オニヤンマ スズバチ ツチバッタアカハナカミキリ
ときどき抜かる峠道には小さなカエルが飛び跳ねた。アマガエルに混じって、モリアオガエル?もいた。
いつも見かけるシュレーゲルの明るい緑色とは少し違う。体表のざらざら感もあった。
モロアオガエル
峠のいただき近くに新しい作業道路が出来ていた。この辺りで採ってきた虫たちをグループ毎に発表してもらおう。
発表後は、よ~く観察した虫たちを放そう。
いっぱいの虫たちがそれぞれに関係しながら精一杯に生き、この豊かな森をつくっていることを教えたい。
ボタンズル ツノハシバミ
ヤマブドウ
サルナシ アブラチャン
猪苗代湖から戸の口の流れが素晴らしい滝をつくっていた。金堀の滝だ。
この暑さであれば、帰りにはこの素晴らしい水辺で子ども達を遊ばせたいと思った。
そのあと分校跡へ戻り昼食、午後はジャガイモ掘りだ。
帰宅して、早速素案を練り直した。 事前調査は8/3、本番は8/8だ。
T会長さん、ご指導ありがとうございました。 2015.7.28