エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

生き延びたヒメシロチョウ

2016-04-05 | 自然観察

誕生日の4/3に、資料館脇に車を止め、今年も始まった新しい季節の中を歩いた。

ツルフジバカマの新芽を確認にヒメシロの里を訪ねたのだが、

毎年心配しているヒメシロチョウの春型が、例年より2週間も早く発生していた。

昨年の発生が4/20日頃だったので、驚きだ。

また、昨年秋遅く、産卵を確認したあとに広い区域の草が刈られた。

もう草刈りはないと思っていた時期なので、がっかりし今年の春の発生を心配していたので、ともかく胸をなで下ろした。

去年の枯れたツルフジバカマの枝を認めるが、新芽を探しても出ている気配はなかった。

少し上った土手に、白いチョウが見えた。ヒメシロチョウだ。驚くほど早い発生だ。

いくつもの土手を歩くと、所々に新芽が伸びていた。ヒメシロチョウを追うと、なんともう産卵していた。

   

 ヒメシロの里 スジグロシロチョウ

  早速産卵  

   オツネントンボも起きたキタテハ

ヒョウガミズキ 

  

   

萌える季節を楽しみながら歩いた。

キブシやアブラチャンの花にテングチョウ、ルリシジミがとまった。ヒオドシチョウもゆっくり蜜を吸っていた。

秋の残骸にキタテハやルリタテハがひなたぼっこしていた。

   

    キクザキイチゲ     

 

 

庭の花も咲き始めた。

       

  トサミズキ

 

古希を迎えた。少し心境の変化あり。

自分を見失いそうな多忙な毎日だが、いつも小さな虫たちとの対話時間は取っておこう。