エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

初霜 桐の大木

2019-11-22 | 日々の生活

                       

今朝はこの秋一番の冷え込みだった。

手袋をはめて、朝霧の中をゴミ出しへ。

庭の寒暖計の気温は-1℃、道の葉っぱにも霜が下りていた。

   

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午前中、気になっていた桐の木の枯れた太い枝払いに挑戦した。

風の強いときには,木の下へ車を止めるのも心配になっていた。

お清めをして、地上6~7m、長梯子をかけての大仕事、足場が悪く大変だった。

何とかチェーンソウで八割ほど切ったところで、枝が離れかける音がした。

慎重にのこぎりに持ち替えて切ると、バリバリと音を立ててスローモーションのように落下した。

案の定、下のハクモクレンや楓の枝が支えてくれた。

この大木、樹齢は7~80年だろう。数年前までに、もっと大きい枯れた枝が2本折れ、残骸は堂々と残っている。

今回枯れた枝の太さは直径30cmほど、5~6mはあった。

美しく枯れた枝の木肌は美しく、風格があった。

我が家の守り神、愛おしい桐の木だ。

証拠写真を撮るつもりが、後始末の追われ忘れてしまった。

葉を落とす桐の巨木の枯れ枝の
叫び聞きつつ枝払う
愛しき枝の思い如何にか

  

クマシデ残りのカリン

 

昨日の昼、雲の切れた合間に近くの林に行く。

晴れ間もすぐに雲に隠れ、寒い風の中ほうほうの体で戻った。

アキアカネ飛ばず。 いよいよチョウもトンボもともしばしの別れか。