今日、ローマ法王が被爆地の長崎と広島を訪れ、核兵器の廃絶を呼び掛ける。
ローマ法王がメッセージ「戦争がもたらすもの」を添えた「焼き場に立つ少年」の写真を初めて見た。
「焼き場に立つ少年」
昨年末、法王が教会関係者に向け配布したカードで、写真は原爆投下後の長崎で撮影されたもの、
メッセージには、「亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ少年。少年の悲しみは、かみしめて血のにじんだ唇に表れている」とある。
この少年の姿を見てこころ動かぬ人はいないだろう。
戦後生まれの戦争を知らない僕だが、戦争の悲劇や平和の大切さは十二分に分かる。
でも、九条改正や軍備について語る、近い年齢の政治家の考えに違和感を覚えることがある。
また核兵器についても、日本はなぜ核拡散条約に調印しないのだろうか、素朴な疑問を抱く。
あらためて、核兵器の全面廃止と根絶が必要だと思う。