エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

懐メロを聴く

2020-03-22 | 日々の生活

   庭の小田原小梅咲く

ときどき、YouTubeで懐メロを聴いている。

PCの「お気に入り」には,伊藤久夫、田端義夫、春日八郎などが挙げてある。

これらを静かに聞きながら、郷愁を誘われている。

「山のけむり」「高原の旅愁」「ふるさとの灯台」「別れの一本杉」などが好きで、よく聞いている。

家人も不思議に思っているが・・・ 年の割に愛好する自分は何なのだろうか。

ともかく、懐メロは何とも言えず心に響く。

 

「山のけむり」        https://www.youtube.com/watch?v=S1v_v5mH-wY
1 山の煙のほのぼのと
  たゆとう森よ あの道よ
  幾年(いくとせ)消えて流れゆく
  想い出の ああ 夢のひとすじ
  遠くしずかにゆれている
2 谷の真清水(ましみず)汲み合(お)うて
  ほほえみ交し摘んだ花
  山鳩の声聴きながら
  行きずりの ああ 君とともに
  下りた峠のはろけさよ
3 山の煙のたそがれに
  別れた人のうしろ影
  あとふりかえり 手を振れば
  うすれゆく ああ 淡い夕日が
  染めた茜のなつかしく

「高原の旅愁」        https://www.youtube.com/watch?v=lIBQxdm-ZvY
 1  むかしの夢の 懐かしく
   訪ね来たりし 信濃路の
   山よ小川よ また森よ
   姿昔の ままなれど
   なぜにかの君 影もなし
 2  乙女の胸に 忍び寄る
   啼いて淋しき 閑古鳥
   君の声かと 立ち寄れば
   消えて冷たく 岩蔭に
   清水ほろほろ 湧くばかり
 3  過ぎにし夢と 思いつつ
   山路下れば さやさやと
   峠吹き来る 山の風
   胸にやさしく 懐かしく
   明日の希望を 囁やくよ

伊藤久夫は本宮市、春日八郎は会津坂下町出身だ。 

NHKの朝ドラ放送の「エール」は、日本を代表する作曲家古関裕而は福島市出身。

藤山一郎の歌う「長崎の鐘」も古関の作曲だ。  https://www.youtube.com/watch?v=L04KqrSCPzk

朝ドラはあまり見ていないが、今回は楽しみにしている。