エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ホシミスジの蛹

2020-10-13 | 自然観察

  ずいぶん前から、ユキヤナギの枝先に蛹を見つけていた。

時期的にはおかいしいと思いながらも、来春の羽化を楽しみにしていた。

今日、そのホシミスジの蛹が尾の部分を残してなくなっていた。

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クモか蜂かの犠牲になったのかと思ったが、一方で幼虫も確認している。

この蛹、実は抜け殻だったのでは?疑問も湧いた。よく観察した羽化の形跡は見られなかった。

以前の観察記録を見ると、ホシミスジが庭を飛ぶのが6月半ばころだが、8月に羽化した記録や9月中旬の産卵写真もある。

会津では、ホシミスジの発生は年1回だろうか2回だろうかと考えている。

この幼虫、毎日のように観察しているが、なかなか大きく育たない。

秋も深まってきたが、小さいのは2令だろう。大きいのが体長は約2cm、模様から4齢だろうか。

  

朝夕気温も低くなり、隣のジャコウは寒くなる前になんとか蛹まで育って欲しいが、

ホシミスジは幼虫で冬を越し、来年春に蛹化だろうからその心配はない。

ホシミスジは、これまで何十年も庭で生息し続けているが、コデマリやシモツケでは見たことはない。どうもユキヤナギが好みらしい。

 

 9/29    10/12