厳しい雪の季節の終わりに、春の山々の眺めを楽しんだ。若松から喜多方へ、どこからも美しい磐梯山だが、塩川を過ぎると小国の山々に遮られ見えなくなった。そして、壁のように屏風のように聳える雄大な飯豊山が近くに迫ってきた。
喜多方から大峠を米沢へ、道の両側はまだ背丈以上の雪の壁で、田沢の辺は一番積雪が多かった。
蕎麦が好きで各地の蕎麦を楽しんでいるが、信州安曇野、戸隠や会津宮古の蕎麦と比べても、米沢街道の田沢の蕎麦はとても美味しい。かれこれ10年程になるか、月に1,2度、お昼にこの蕎麦を味わい小野川温泉に浸かってくるのが休日の行動だ。
そして、米沢の雪の多いのには驚いた。若松市内では雪が消えつつあるのに、米沢市内の家々の庭は、まだうずたかい雪の山だった。リンゴ畑も深い雪に覆われ、リンゴの太い枝が何本も折れていてとても無惨だった。
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