今日も春の陽が眩しい。
庭の冷え込みから解放された木々、今日も始まる。
ハクモクレン クマシデ
ドウダン 2階から
決して長生きしたいわけではないが、成り行きで消化器科の検査となった。
一昨日は大腸検査、今日はCTと胃カメラだ。
腫瘍マーカーが数ヶ月で急上昇、気が進まないが念のための検査を勧められた。
体調は、少し疲れるが歳のせいかと思う。生活に支障はないし、食事も美味しく晩酌も楽しんでいる。
先ずはCTから。
かつては、幾多受診したCT、造影剤が入ると、全身が火照り、忘れていた感覚が蘇った。
検査の10分足らずにいろいろな思いが巡った。
助けられ、今ある幸せに収斂する思いだった。
続いて、不安を抱きながら辛い胃カメラを飲んだ。
「胃の中はきれいです。心配ありません。」 看護師の一言に安心した。
順調に検診を終え、診察。 4月に再CTとなってしまった。
きれいになった広い検査待合室の、緊張の静寂が心地よかった。
生に執着するわけではないが、病気が嫌だ。
午後、検査を終えた気持ちは春、久々の穏やかな日が眩しい。
何日かぶりに美しく聳える磐梯山を見ると、コハクチョウに会いに行きたくなった。
一人、崎川浜を目指した。
およそ3百羽か、コハクチョウが泣き叫んでいた。北帰行間近の感じがした。
今日も言葉はいらなかった。スノーシューを履き湖岸を歩き感動に浸った。
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