エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

短い秋  ジャコウアゲハの蛹を数える

2019-11-06 | Weblog

この夏、久しぶりに庭にジャコウアゲハが産卵に来た。それも、2頭が10日ほど庭に滞在し、30~50卵は産んで行った。

食草のウマノスズクサも不足しかけ、10頭ほどの幼虫をヒメシロの土手に疎開させた。

次々にあちこちで蛹化した。家の壁にも4頭を見つけている。2階まで上ったもの、食草からは10mも離れた地上30cm付近に蛹化したのもいた。

今日、トウカエデの枝を剪定していたら、地上5mほどの枝に蛹を見つけた。枝を折り、避難させた蛹は黄色いが、他のは灰色がかっている。

また、スノーダンプの柄の部分にも2頭、どうしようか思案している。

  

 

     ミセバヤ満開

サザンカがいっぱい咲き始めた。数本手折って生けた。まだまだ、つぼみがいっぱいある。

    かわいいヤブコウジ

  

ようやく黄菊も咲き始めた。  赤も白も。

 

晴れ間を待ちながら、庭木の雪囲いを終えた。 この秋は短い感じがしている。

 

  

 


静かに隠遁? 連休終わる

2019-11-04 | 日々の生活

日曜日朝のTV「さわやか自然」、いつも海が多いが、昨日は〈南アルプス 仙丈ヶ岳 夏〉だった。

懐かしい高山蝶が映し出された。

思い立ってカメラを取りに行ったが、クモマベニヒカゲは撮せなかった。

アサギマダラ  フタスジチョウ

クモマツマキチョウ♀   ♂千畳敷  ライチョウ幼鳥

また、今日は夜「百名山スペシャル」で、奇しくも木曽駒ヶ岳の千畳敷きカールへの登山風景を見た。

もう高山に登ることはないだろう。寂しさと、これまでの山の思い出が湧いてきた。

ふと若いころ登った上高地の唐沢キャンプを思い出した。

   

  

 

 

昼前に、せがまれて、ふれあい体育館へ。ここにもツマグロヒョウモンが。

   

孫二人、二泊して帰って行った。  

午後、疲れたばーちゃんを誘って紅葉を見に出かけた。

赤井にもハクチョウが、遅い稲刈りをしていた。

 

 サワギキョウ

 マユタテアカネ 

アキアカネ♀   ノシメトンボ

 コバネイナゴ ハルジョオンではないか、今頃

キタキチョウ  キトンボ

 マユミ 

   

 ナツツバキ アカスジキンカメムシ 5令幼虫で冬越しする

 

 夕方はブドウ棚を補修した。平ちやんにいただいたノラボウの種を収穫した。

世間の忙しい連休に、静かに隠遁する幸せを感じている。

 

 


晩秋の里山  祝:結婚48周年

2019-11-02 | 自然観察

 

 

 

                                                   

孫たちが昨日からお泊まりの連休、お世話をばーちゃんに任せて、一人近くの里山へ晩秋の風景を見つけに行った。

最低気温5℃、昼は15℃、吹く風が少し冷たいが日だまりは温かかった。

 

ヤマトシジミも元気  ヨモギハムシ

最近どこでも見かけるツマグロヒョウモン、いま一番元気だ。

 

♂ ヒメアカタテハ

 

オオアオイトトンボキタテハ

ヨウシュヤマゴボウ アオツズラフジひょっとしたらツマグロキチョウ? キタキチョウのようです

横を向くマムシグサ  

 ♀ 肩に止まるアキアカネ♂

 ヤマモミジの葉をならべてみた

ポプラの黄葉                                 根もとのキノコ

  

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 48年前の11/2、思い出の地で式を挙げた。確か大学祭があり、同級生に囲まれての手作りの式だった。

仲人は恩師Haya先生にお願いし、司会は北大から駆けつけてくれたKawa君だった。

記念写真に写る当時2つだった姪や甥も50歳になる。

思い返せばいろいろあったが、いま何とか二人揃って元気に? 当たり前の生活を送っている。

お勤めから帰宅の末娘から、お祝いの差し入れがあった。

しばらく食していなかった好物の馬刺し、ばあちゃんには特製シュークリームだ。

みんなでささやかなお祝い。少しお酒が進みそうだ。有り難う!

 


冬の使者に再会

2019-11-01 | 日々の生活

                                          

ハクチョウと、カラマツの黄葉が目的だった。

カラマツの色づきは未だ少し早かったが、ハクチョウに再会できた。

三ツ和の田んぼにくつろいぐ6~70羽のコハクチョウにようやく会えた。

報道に寄れば、ハクチョウの今季第一陣が姿を見せたのは10/7だった。

以来、ハクチョウに会いに何度か出かけたが会えなかった。

数日前も湖畔を歩いたが、田にも湖にも確認できなかった。

     向こうは猪苗代湖

     長浜のオナガガモ

冬の季節、すべてが凍てつく大自然にコハクチョウは大切な使者だ。

いつも愛おしい水鳥たちに掛け替えのない感動をもらっている。

来春の北帰行までの5~6ヶ月の滞在、どうか無事に豊かな日々をと祈った。

これからもよろしく。