今まで何度か「磯釣りスペシャル」の紙面で紹介してきた中五島だが、ここの特徴は「遠征にしては思ったより安くつく」ということだろう。(一般的なパターンである下五島(福江島)行きのプランだと、朝一番の飛行機に乗るために博多での宿泊が必要な事から特割+往復割引の航空運賃を使用しても同程度の日程で約80000円+エサ代になる。)
発着時間に関しては直近の物で確認して欲しいが、3月上旬現在の新幹線利用での行程表と料金を紹介しておこう。
1日目
長崎県 中五島(若松島)への行程表
往路
新大阪駅発が19時台の新幹線に乗車(博多着が22時30分までになる便に乗る事)
↓
博多駅22:30着
↓
タクシーにて博多港フェリーターミナルへ移動(途中コンビニ経由)
↓
博多港フェリーターミナル23:30発
2日目
船中泊
↓
青方港6:00着
↓(タクシーもしくはレンタカーで民宿まで移動)
民宿6:30着
↓
荷物を受け取り、着替え、朝食等
↓
民宿前から渡船に乗船 7:30発
↓
終日釣り(回収は日没が標準だが、希望があればそれを船長に伝えること)
↓
民宿泊
3日目
民宿前から乗船
↓
13時30分まで釣り
↓
民宿で着替え、荷造り、入浴後出発。
(遅くとも2時50分までに出発する事)
↓タクシーもしくはレンタカーにて移動
エフ・ピー・マエダさんで精算
↓
有川港16:00発
↓(高速旅客船ありかわ=五島産業汽船)
佐世保港17:20着
↓(徒歩もしくはタクシーにて移動)
佐世保駅18:13発
↓(JR特急みどり)
博多駅20:00着
↓乗り換え
博多駅20:15発
↓(レールスター)
新大阪駅22:59着
別パターン
2日目の到着港が若松港になり、そこから直接渡船に乗るパターンもあります。
(この場合は釣り関係は渡船店に、その他の荷物は民宿に分けて送るといい)
若松港07:10着
↓(徒歩で移動)
フェリー横から渡船に乗船
↓
終日釣り
帰りを急ぎたい人は
佐世保港着17:20
↓(乗り合いもしくは普通のタクシー)
佐世保港(普通のタクシー)
(もしくは佐世保駅まで徒歩で出た後乗り合いタクシー)
↓
長崎空港
↓
長崎空港18:50発
↓(JEX2378)
大阪(伊丹)19:55着
基本パターンの新幹線往復での概算(2名グループで釣行、その1人あたり)
・新幹線チケット代=金券ショップで12100円×2
回数券は使用条件あり
(3日前までに予約をJRに℡で入れ、その際、回数券使用と申し出る事)
・博多駅~港間のタクシー料金=約1200円(博多口側で乗る方が割安)
÷2=600円
・博多五島航路フェリー太古=5210円(青方)《5460円(若松》
・青方~若松周辺の民宿間のタクシー=4000円(概算です)÷2=2000円
・渡船料金=6000円×2
・宿泊費9500円(2日目朝~3日目昼までの食事、弁当込み)
(民宿に磯で食べる弁当を注文しておく事)
・若松~有川間のタクシー料金=8000円÷2=4000円
・有川~佐世保間の高速船=3800円
(五島産業汽船)
・佐世保~博多間のJR料金=2250円(2名回数券使用時)
(2名の場合は2枚綴り、4名の場合は4枚綴りの切符を
当日窓口で購入後に特急券を購入する事。=無記名なので
グループ内で分配してもOK)
合計約63500円+エサ代
ただし、下記の「エフ・ピー・マエダ」さんでエサと同時にレンタカーを依頼すれば島内移動がタクシーよりもかなり安くなる。
ワタシが利用中五島で利用する店舗等の連絡先℡番号&アドレス
・博多~五島航路(フェリー太古)
野母商船福岡支社 092(291)0510
http://www.nomo.co.jp/
・エサ、渡船の手配、車のレンタル
エフ・ピー・マエダ 0959-42-1600
http://www4.ocn.ne.jp/~fpmaeda/
・民宿
民宿えび屋 0959-46-3120
http://yado-ebiya.hp.infoseek.co.jp/
・有川~佐世保間の高速船
五島産業汽船 有川営業所 0959-42-3447
http://www.goto-sangyo.co.jp/blog/
・佐世保~長崎空港間の乗り合いタクシー
乗り合いジャンボタクシー 0956-22-6143
http://jumbotaxi.info/
発着時間に関しては直近の物で確認して欲しいが、3月上旬現在の新幹線利用での行程表と料金を紹介しておこう。
1日目
長崎県 中五島(若松島)への行程表
往路
新大阪駅発が19時台の新幹線に乗車(博多着が22時30分までになる便に乗る事)
↓
博多駅22:30着
↓
タクシーにて博多港フェリーターミナルへ移動(途中コンビニ経由)
↓
博多港フェリーターミナル23:30発
2日目
船中泊
↓
青方港6:00着
↓(タクシーもしくはレンタカーで民宿まで移動)
民宿6:30着
↓
荷物を受け取り、着替え、朝食等
↓
民宿前から渡船に乗船 7:30発
↓
終日釣り(回収は日没が標準だが、希望があればそれを船長に伝えること)
↓
民宿泊
3日目
民宿前から乗船
↓
13時30分まで釣り
↓
民宿で着替え、荷造り、入浴後出発。
(遅くとも2時50分までに出発する事)
↓タクシーもしくはレンタカーにて移動
エフ・ピー・マエダさんで精算
↓
有川港16:00発
↓(高速旅客船ありかわ=五島産業汽船)
佐世保港17:20着
↓(徒歩もしくはタクシーにて移動)
佐世保駅18:13発
↓(JR特急みどり)
博多駅20:00着
↓乗り換え
博多駅20:15発
↓(レールスター)
新大阪駅22:59着
別パターン
2日目の到着港が若松港になり、そこから直接渡船に乗るパターンもあります。
(この場合は釣り関係は渡船店に、その他の荷物は民宿に分けて送るといい)
若松港07:10着
↓(徒歩で移動)
フェリー横から渡船に乗船
↓
終日釣り
帰りを急ぎたい人は
佐世保港着17:20
↓(乗り合いもしくは普通のタクシー)
佐世保港(普通のタクシー)
(もしくは佐世保駅まで徒歩で出た後乗り合いタクシー)
↓
長崎空港
↓
長崎空港18:50発
↓(JEX2378)
大阪(伊丹)19:55着
基本パターンの新幹線往復での概算(2名グループで釣行、その1人あたり)
・新幹線チケット代=金券ショップで12100円×2
回数券は使用条件あり
(3日前までに予約をJRに℡で入れ、その際、回数券使用と申し出る事)
・博多駅~港間のタクシー料金=約1200円(博多口側で乗る方が割安)
÷2=600円
・博多五島航路フェリー太古=5210円(青方)《5460円(若松》
・青方~若松周辺の民宿間のタクシー=4000円(概算です)÷2=2000円
・渡船料金=6000円×2
・宿泊費9500円(2日目朝~3日目昼までの食事、弁当込み)
(民宿に磯で食べる弁当を注文しておく事)
・若松~有川間のタクシー料金=8000円÷2=4000円
・有川~佐世保間の高速船=3800円
(五島産業汽船)
・佐世保~博多間のJR料金=2250円(2名回数券使用時)
(2名の場合は2枚綴り、4名の場合は4枚綴りの切符を
当日窓口で購入後に特急券を購入する事。=無記名なので
グループ内で分配してもOK)
合計約63500円+エサ代
ただし、下記の「エフ・ピー・マエダ」さんでエサと同時にレンタカーを依頼すれば島内移動がタクシーよりもかなり安くなる。
ワタシが利用中五島で利用する店舗等の連絡先℡番号&アドレス
・博多~五島航路(フェリー太古)
野母商船福岡支社 092(291)0510
http://www.nomo.co.jp/
・エサ、渡船の手配、車のレンタル
エフ・ピー・マエダ 0959-42-1600
http://www4.ocn.ne.jp/~fpmaeda/
・民宿
民宿えび屋 0959-46-3120
http://yado-ebiya.hp.infoseek.co.jp/
・有川~佐世保間の高速船
五島産業汽船 有川営業所 0959-42-3447
http://www.goto-sangyo.co.jp/blog/
・佐世保~長崎空港間の乗り合いタクシー
乗り合いジャンボタクシー 0956-22-6143
http://jumbotaxi.info/
~前回からの続き。
午後4時頃、再び潮が動き出した。今度は再び満ち潮である。
当初はゆっくり流れていたので、追加していたオモリをハズしてフツーの「丸玉1号オモリ仕掛」で「引っ張っては、落とし」をしていたが、流速が上がり始めると東方向への流れになり、ソコに引かれ潮と共に潮の目が発生していた。流れ自体も約30m先で左カーブを描き、北東方向へと向きを変えている。
潮がまた複雑になりかけていたので「超ヘヴィーな沈め探り」に仕掛を戻す。そしてその仕掛が上記のカーブ付近に差し掛かった頃に「コツコツ」とワタシのロッドが前アタリを捉えた。少し送り込んだ後の「キュ~ン」と穂先が更に入っていったのでアワセを入れるが、ここからは今までだと「ギュイ~ン」となるハズだった。しかし今度のは違って「バリバリッ・ドッカ~ン!」だ。
その感触から「尾長だ!」と直感したが、ここまでの食い渋りの傾向からハリはやや細軸タイプの6号を使用していたので「ヤバヤバ」だ。しかし、この日は一貫してハリスは2号を使用していたのが、せめてもの救いだった。
慎重にやりとりをしつつ、例の「小走りでついて行く」作戦を使うと何とか姿を見せるまでに至った。しかし、相手は尾長だ。ここからもシツコク締め込む。
それを何とかなだめて無事玉網に収めたのはワタシにとって久々の「茶グレ」の尾長グレで、サイズは48.5cmだった。↓

〈別カットの48.5cmの尾長クン〉
玉網の中の尾長を見てびっくり。わずか6号のハリが見事に上アゴに掛かっているではないか!。大体、沈め系の仕掛にやや細軸のやや小バリというのは尾長に「飲んでチョーダイ。」と言っているようなもので、それがこんな所に掛かるなんて…。
でも、よく考えてみると、この日は全般に食い渋り傾向で、ウキに出るようなアタリで釣った魚はごく僅か。大半は穂先で前アタリをとって送り込んだ後に掛けた魚だ。そしてハリが掛かる位置はクチビルの周囲がほとんどだった。その事が尾長にも当てはまっていたようで、この食い渋りこそがラッキーの源だった。つまりワタシはツイていたのだ。
満この日最後の満ち潮は最後まで緩まず、方向も安定していた。なので、同じ要領で釣っていき、口太の40cm前半のサイズを1枚追加するが、その後はイサギやサンノジばかりで納竿時間を迎えた。
そして2日目はあいにく春の嵐の直前日にあたり、若松水道の「カズラ島」に上がるしかなかったのだが、ここでは良型の部類に入る43cmの口太を「超ヘヴィーな沈め探り」で仕留める事が出来た。
2日間とも事前の情報よりも良型魚が出てマズマズの好成績が出たので喜んでイイところだが、今振り返ってみると、やはり反省点もある。それは一日目の夕マズメにタナを上げなかった事だ。それまでの釣果に酔ってしまい、深く探り続ける事にこだわってしまったのだ。今になって考えてみると最後の方でイサギとサンノジばかりになった時点で「夕マズメ+満ち潮=タナが上がる可能性もある」と気付くべきだったのだ。まだまだ足りないワタシであった。
~中五島での釣り「総集編」に続く。
午後4時頃、再び潮が動き出した。今度は再び満ち潮である。
当初はゆっくり流れていたので、追加していたオモリをハズしてフツーの「丸玉1号オモリ仕掛」で「引っ張っては、落とし」をしていたが、流速が上がり始めると東方向への流れになり、ソコに引かれ潮と共に潮の目が発生していた。流れ自体も約30m先で左カーブを描き、北東方向へと向きを変えている。
潮がまた複雑になりかけていたので「超ヘヴィーな沈め探り」に仕掛を戻す。そしてその仕掛が上記のカーブ付近に差し掛かった頃に「コツコツ」とワタシのロッドが前アタリを捉えた。少し送り込んだ後の「キュ~ン」と穂先が更に入っていったのでアワセを入れるが、ここからは今までだと「ギュイ~ン」となるハズだった。しかし今度のは違って「バリバリッ・ドッカ~ン!」だ。
その感触から「尾長だ!」と直感したが、ここまでの食い渋りの傾向からハリはやや細軸タイプの6号を使用していたので「ヤバヤバ」だ。しかし、この日は一貫してハリスは2号を使用していたのが、せめてもの救いだった。
慎重にやりとりをしつつ、例の「小走りでついて行く」作戦を使うと何とか姿を見せるまでに至った。しかし、相手は尾長だ。ここからもシツコク締め込む。
それを何とかなだめて無事玉網に収めたのはワタシにとって久々の「茶グレ」の尾長グレで、サイズは48.5cmだった。↓

〈別カットの48.5cmの尾長クン〉
玉網の中の尾長を見てびっくり。わずか6号のハリが見事に上アゴに掛かっているではないか!。大体、沈め系の仕掛にやや細軸のやや小バリというのは尾長に「飲んでチョーダイ。」と言っているようなもので、それがこんな所に掛かるなんて…。
でも、よく考えてみると、この日は全般に食い渋り傾向で、ウキに出るようなアタリで釣った魚はごく僅か。大半は穂先で前アタリをとって送り込んだ後に掛けた魚だ。そしてハリが掛かる位置はクチビルの周囲がほとんどだった。その事が尾長にも当てはまっていたようで、この食い渋りこそがラッキーの源だった。つまりワタシはツイていたのだ。
満この日最後の満ち潮は最後まで緩まず、方向も安定していた。なので、同じ要領で釣っていき、口太の40cm前半のサイズを1枚追加するが、その後はイサギやサンノジばかりで納竿時間を迎えた。
そして2日目はあいにく春の嵐の直前日にあたり、若松水道の「カズラ島」に上がるしかなかったのだが、ここでは良型の部類に入る43cmの口太を「超ヘヴィーな沈め探り」で仕留める事が出来た。
2日間とも事前の情報よりも良型魚が出てマズマズの好成績が出たので喜んでイイところだが、今振り返ってみると、やはり反省点もある。それは一日目の夕マズメにタナを上げなかった事だ。それまでの釣果に酔ってしまい、深く探り続ける事にこだわってしまったのだ。今になって考えてみると最後の方でイサギとサンノジばかりになった時点で「夕マズメ+満ち潮=タナが上がる可能性もある」と気付くべきだったのだ。まだまだ足りないワタシであった。
~中五島での釣り「総集編」に続く。
数時間後、流速がやや緩みだすと翻弄されまくっていた引き潮がようやく安定し始めた。見れば本流が磯の東角から南西方向に流れ、引かれ潮との間には潮の目ができていた。しかし、激流が急流に変わった程度なので、フツーの仕掛では通用しそうにない。この時点でグレの食いは悪く「マダイでもイイか」という気も多分にあったし、よく考えてみると五島地区では引き潮時にタナが深くなる傾向があるので、更に深場を攻める方法を考えた。
そこで、前回に紹介した「丸玉1号オモリ仕掛」に更にオモリを足した「超ヘヴィーな沈め探り」を試すことにした。
これは浮き下は7ヒロ(竿2本強)にセットし、サルカンのすぐ下に2Bのオモリを打ち、ハリスの中間にはジンタン2号を打って、仕掛が馴染んだら沈んでゆくようなバランスの仕掛だ。沈みが遅すぎるようならサルカンのすぐ下のオモリを更に増やす。(Bをドンドン追加する。)流し方やマキエサの方法は~その2で紹介した「ヘヴィーな沈め探り」と同じでイイ。
この仕掛は複雑な激流の上層を素早く突破させた後にじっくりと探れるので、この状況にはピッタリだった。
この仕掛で探っていると「コツコツ→ギュ~ン!」と竿が絞り込まれていった。直後は力強くズンズンと締め込む相手に対して防戦一方だった。しかし、こちらが足場の良さを利用して、魚の走る方向に合わせて小走りをしながら頭を持ち上げていく事で応戦すると浮き始め、ようやく姿を現した。そして無事、玉網に収まったのは、この日最長寸である49cmの口太↓

〈49cmの口太グレで上手に二重アゴを隠すワタシ〉
だ。続いてポツリ、ポツリと何匹かゲットしていくが、その内にまたもや潮止まりを迎えるのであった。しかし、ここで初めて言うがこの日のワタシは冴えていた上にツイているのでもあった。
~その6に続く。
そこで、前回に紹介した「丸玉1号オモリ仕掛」に更にオモリを足した「超ヘヴィーな沈め探り」を試すことにした。
これは浮き下は7ヒロ(竿2本強)にセットし、サルカンのすぐ下に2Bのオモリを打ち、ハリスの中間にはジンタン2号を打って、仕掛が馴染んだら沈んでゆくようなバランスの仕掛だ。沈みが遅すぎるようならサルカンのすぐ下のオモリを更に増やす。(Bをドンドン追加する。)流し方やマキエサの方法は~その2で紹介した「ヘヴィーな沈め探り」と同じでイイ。
この仕掛は複雑な激流の上層を素早く突破させた後にじっくりと探れるので、この状況にはピッタリだった。
この仕掛で探っていると「コツコツ→ギュ~ン!」と竿が絞り込まれていった。直後は力強くズンズンと締め込む相手に対して防戦一方だった。しかし、こちらが足場の良さを利用して、魚の走る方向に合わせて小走りをしながら頭を持ち上げていく事で応戦すると浮き始め、ようやく姿を現した。そして無事、玉網に収まったのは、この日最長寸である49cmの口太↓

〈49cmの口太グレで上手に二重アゴを隠すワタシ〉
だ。続いてポツリ、ポツリと何匹かゲットしていくが、その内にまたもや潮止まりを迎えるのであった。しかし、ここで初めて言うがこの日のワタシは冴えていた上にツイているのでもあった。
~その6に続く。
~前回からの続き
潮が緩むと引かれ潮や潮の目が無くなって、タダ真っ直ぐ流れていくような流れになった。この状態ではソレまでの「ヘヴィーな沈め探り」ではストーンッと落ちてしまって「ブッ込み探り」になってしまう。ここで一旦4Bのスルスルを試してみたが、緩んだとは言え、まだ上潮だけが結構動いているので、イメージするようにウマく仕掛が落ちてくれない。やはり「チョット違うな…。」という気がした。
そこで登場したのが、「丸玉1号オモリ仕掛」だ。これは1号負荷、Mサイズのウキを装着し、中通しの丸玉1号オモリを1個だけ使った仕掛(そのまんまやないかっ!)で、ハリスにオモリは打たずにサルカンを使用してオモリを受け止める。浮き下はこの日の目安である7ヒロをにセットした。この仕掛を「引っ張っては落とし、引っ張っては落とし」をしながら流れに乗せていたが、アタリはなかなか出ない。シツコく繰り返していると潮止まり寸前にようやく「ドロ~ン」言う感じでウキが入っていき、口太グレの45cm↓

〈45cmの玉枠ピッタリの口太クン〉
をゲットしたが、これが午前中の満ち潮最後の魚になった。
休憩後、下げ潮が動き出したのをキッカケに再開するが、その1で書いたように潮流のスピードが上がるにつれて向きがコロコロと変わり、それに合わせて潮の目の位置が右に左にと移動するようになってしまった。
磯の上をバッカンと竿&玉を持ってフラフラになりつつ移動し、なんとか35cm級の口太を釣ったものの、その後は潮流に翻弄されてお手上げ状態。何もないままで数時間だけが過ぎていった。
でも、このままでは終わらないのだ…。何しろこの日のワタシは…(エ~加減にシナサイ!)
~その5に続く
潮が緩むと引かれ潮や潮の目が無くなって、タダ真っ直ぐ流れていくような流れになった。この状態ではソレまでの「ヘヴィーな沈め探り」ではストーンッと落ちてしまって「ブッ込み探り」になってしまう。ここで一旦4Bのスルスルを試してみたが、緩んだとは言え、まだ上潮だけが結構動いているので、イメージするようにウマく仕掛が落ちてくれない。やはり「チョット違うな…。」という気がした。
そこで登場したのが、「丸玉1号オモリ仕掛」だ。これは1号負荷、Mサイズのウキを装着し、中通しの丸玉1号オモリを1個だけ使った仕掛(そのまんまやないかっ!)で、ハリスにオモリは打たずにサルカンを使用してオモリを受け止める。浮き下はこの日の目安である7ヒロをにセットした。この仕掛を「引っ張っては落とし、引っ張っては落とし」をしながら流れに乗せていたが、アタリはなかなか出ない。シツコく繰り返していると潮止まり寸前にようやく「ドロ~ン」言う感じでウキが入っていき、口太グレの45cm↓

〈45cmの玉枠ピッタリの口太クン〉
をゲットしたが、これが午前中の満ち潮最後の魚になった。
休憩後、下げ潮が動き出したのをキッカケに再開するが、その1で書いたように潮流のスピードが上がるにつれて向きがコロコロと変わり、それに合わせて潮の目の位置が右に左にと移動するようになってしまった。
磯の上をバッカンと竿&玉を持ってフラフラになりつつ移動し、なんとか35cm級の口太を釣ったものの、その後は潮流に翻弄されてお手上げ状態。何もないままで数時間だけが過ぎていった。
でも、このままでは終わらないのだ…。何しろこの日のワタシは…(エ~加減にシナサイ!)
~その5に続く
~前回からの続き
さてさて、グ~ンと速くなった満ち潮の本流はコロコロと角度を変え、引かれ潮が潜り込んで作り出す「潮の目」は安定せず、形相が不規則に変化するようになった。
本流と引かれ潮がはっきりと判別でき、しかもある程度位置や角度が安定している「キレイな潮の目」の中層までを攻める場合は2Bまでのウキ使って引かれ潮側から入れ込んで行くのがワタシのパターンだけど、この流れでは通用しそうにない。この日のような状況を攻略するのには「もってこい」なワタシの得意なパターンが別にあるのだ。
ソレは、マァ言うなれば「ヘヴィーな沈め探り」なんだけど、手順は次のようになる。
まず、ハリから4ヒロの位置に目印兼用のウキ止めを着ける。道糸にシモリ玉を通した後に4B、Mサイズのウキを通し(つまりスルスルではないって事ネ)、ウキの下には見やすいカラーのウキゴムを通し、ヨージで止めておく。ハリスは2ヒロとり、等間隔にBを2つ打つ。ハリスと道糸の継ぎ目には3Bのオモリを打つ。
この仕掛を潮の目の手前に投入するんだけど、仕掛の重さと潮流のバランスが合っていると、仕掛が馴染んだ後にウキが沈んでいくハズだが、これは投入直後にウキ止めとウキゴムの動きをよく見ておくとよく解る。もし、「仕掛が入っていない」と思えばハリスの継ぎ目の3Bのオモリを4Bに、それでもダメならその部分にBを一つずつ加えていく。
また、しばらく流した後に仕掛を回収し、チェックした時にサシエサが残っているようであれば、この場合も取られるまでBを一つずつ直結部に足してゆく。(沈み具合の調整で、タナ取りをする。)
仕掛の操作は本流釣りの送り込みと同様にベールを開けて潮上側に竿を回して道糸を出し、スプールを押さえつつ穂先を潮下側に送り込む”横ストローク”を連続させて使う。(例えて言うなら、自分が時計の中心、竿が針だと思えば解り易い。)この送り込みの時には穂先を戻すスピードを潮流のスピードに合わせてやる事が重要で「張らず、緩めず」で「潮流について行く」感じで送り込んでいく。アタリは勿論、穂先でとるので、ウマく魚の前にサシエが届くと「コツッ」という前アタリ出るハズなので、すかさず穂先を送り込んでやれば「キュイーン」と本アタリが出るはずだ。アワセるのはそのタイミングだが、尾長グレが多い場合は「早アワセ」や「飲まれにくいハリ」等の工夫が必要になる。
マキエサは仕掛を入れたい位置のやや手前(潮上)に2、3杯を仕掛の投入前に、仕掛の投入後は道糸を張った時に水中に入っていく位置に2、3杯を一定間隔で入れると良いだろう。
そんな釣りを続けて口太の45cm前後を尾長混じり↓

〈43cmの尾長クン〉
でポツポツと数枚拾ったが、やがて潮が緩んでくるとアタリは途絶えるのであった。しかし、シツコイようだがこの日のワタシは冴えていた。
~その4に続く
さてさて、グ~ンと速くなった満ち潮の本流はコロコロと角度を変え、引かれ潮が潜り込んで作り出す「潮の目」は安定せず、形相が不規則に変化するようになった。
本流と引かれ潮がはっきりと判別でき、しかもある程度位置や角度が安定している「キレイな潮の目」の中層までを攻める場合は2Bまでのウキ使って引かれ潮側から入れ込んで行くのがワタシのパターンだけど、この流れでは通用しそうにない。この日のような状況を攻略するのには「もってこい」なワタシの得意なパターンが別にあるのだ。
ソレは、マァ言うなれば「ヘヴィーな沈め探り」なんだけど、手順は次のようになる。
まず、ハリから4ヒロの位置に目印兼用のウキ止めを着ける。道糸にシモリ玉を通した後に4B、Mサイズのウキを通し(つまりスルスルではないって事ネ)、ウキの下には見やすいカラーのウキゴムを通し、ヨージで止めておく。ハリスは2ヒロとり、等間隔にBを2つ打つ。ハリスと道糸の継ぎ目には3Bのオモリを打つ。
この仕掛を潮の目の手前に投入するんだけど、仕掛の重さと潮流のバランスが合っていると、仕掛が馴染んだ後にウキが沈んでいくハズだが、これは投入直後にウキ止めとウキゴムの動きをよく見ておくとよく解る。もし、「仕掛が入っていない」と思えばハリスの継ぎ目の3Bのオモリを4Bに、それでもダメならその部分にBを一つずつ加えていく。
また、しばらく流した後に仕掛を回収し、チェックした時にサシエサが残っているようであれば、この場合も取られるまでBを一つずつ直結部に足してゆく。(沈み具合の調整で、タナ取りをする。)
仕掛の操作は本流釣りの送り込みと同様にベールを開けて潮上側に竿を回して道糸を出し、スプールを押さえつつ穂先を潮下側に送り込む”横ストローク”を連続させて使う。(例えて言うなら、自分が時計の中心、竿が針だと思えば解り易い。)この送り込みの時には穂先を戻すスピードを潮流のスピードに合わせてやる事が重要で「張らず、緩めず」で「潮流について行く」感じで送り込んでいく。アタリは勿論、穂先でとるので、ウマく魚の前にサシエが届くと「コツッ」という前アタリ出るハズなので、すかさず穂先を送り込んでやれば「キュイーン」と本アタリが出るはずだ。アワセるのはそのタイミングだが、尾長グレが多い場合は「早アワセ」や「飲まれにくいハリ」等の工夫が必要になる。
マキエサは仕掛を入れたい位置のやや手前(潮上)に2、3杯を仕掛の投入前に、仕掛の投入後は道糸を張った時に水中に入っていく位置に2、3杯を一定間隔で入れると良いだろう。
そんな釣りを続けて口太の45cm前後を尾長混じり↓

〈43cmの尾長クン〉
でポツポツと数枚拾ったが、やがて潮が緩んでくるとアタリは途絶えるのであった。しかし、シツコイようだがこの日のワタシは冴えていた。
~その4に続く
~前回からの続き。
渡礁直後はゆっくりとした満ち潮が流れていた。でも「ゆっくり」という事はここ本来の潮ではない。=苦戦というイヤ~な予感がワタシの頭をよぎった。
エサ取りは黄色っぽいオセン(スズメダイ)が20匹くらい見える程度で、動きも鈍く全くジャマにはならない状況だったので分離する必要はなさそうだ。
まず、3B負荷のウキを装着し、ウキ下は冬の定番の、4ヒロからスタート。2ヒロとったハリスと道糸との継ぎ目に2Bを打ち、ハリスの中間にジンタンシズ2号を打った。
ウキの周囲にマキエサを打ちつつアチコチと探ってみるが、エサはほとんど取られない。そこで、タナをドンドン深くしてゆく。すると7ヒロ(竿2本)あたりでようやくエサが取られ始めた。「ここにおったんか~。」と気を良くしてしばらくそのタナを攻めていたが、アタリは出ないままだった。
ここで仕掛けを変更。オモリを全部道糸とハリスの直結部分にまとめ、引っ張っては落としを繰り返してみた。ここでようやく前アタリらしきものが…。しかし食い込まない。だが、何度も言うが、この日のワタシは冴えており、この状態を「ウキの抵抗を嫌っているのかな?」と捉えた。そうなると、シモリ玉をハズし、スルスル仕掛にチェンジだ。
何度かそのスルスル仕掛で落とし込みを繰り返してやること数投目、ウキが視界からトロ~ンと消えていった。そしてこの↓口太グレをゲット。
〈この日の1枚目=口太47cm)
工夫に応えてくれたかわいいヤツだが、白子をタラすその姿に思わず同情するワタシであった。しかしこの姿がワタシに更なるヒントを与えてくれたのであった。何度も何度も言うが、この日のワタシは冴えていてのだ。(オ~・グレイトッ!)すなわち、グレたちは産卵直前の食い渋り状態だという事だ。(当たり前の事やんか!)
アレコレと撮影を済ませた後に「もう一丁!」と再開するが、だんだん潮が速くなっていくではないか。引かれ潮も発生して潮の目が出来ており、ソコを攻めてみるが、7ヒロあたりに着けていた(以前紹介した)よく見える「目印兼ウキ止め」の動きを見ていると、仕掛が馴染む前にウキが飛ばされてしまい、もうスルスル仕掛では通用しないようだ。しかし、何度も何度も何度も言うが、何故かこの日のワタシは冴えていてのだ。(もう・エ~ッちゅうに!=「もうイイよ」という大阪弁)
つまり、「産卵直前の食い渋り」で「スルスルでしかアタリが出なかった事」と「7ヒロ強=竿2本強くらいのタナ」ということから判断して、「深いタナから更に落とし込む」というこの日のパターンを掴んでいたのであった。
~その3に続く
渡礁直後はゆっくりとした満ち潮が流れていた。でも「ゆっくり」という事はここ本来の潮ではない。=苦戦というイヤ~な予感がワタシの頭をよぎった。
エサ取りは黄色っぽいオセン(スズメダイ)が20匹くらい見える程度で、動きも鈍く全くジャマにはならない状況だったので分離する必要はなさそうだ。
まず、3B負荷のウキを装着し、ウキ下は冬の定番の、4ヒロからスタート。2ヒロとったハリスと道糸との継ぎ目に2Bを打ち、ハリスの中間にジンタンシズ2号を打った。
ウキの周囲にマキエサを打ちつつアチコチと探ってみるが、エサはほとんど取られない。そこで、タナをドンドン深くしてゆく。すると7ヒロ(竿2本)あたりでようやくエサが取られ始めた。「ここにおったんか~。」と気を良くしてしばらくそのタナを攻めていたが、アタリは出ないままだった。
ここで仕掛けを変更。オモリを全部道糸とハリスの直結部分にまとめ、引っ張っては落としを繰り返してみた。ここでようやく前アタリらしきものが…。しかし食い込まない。だが、何度も言うが、この日のワタシは冴えており、この状態を「ウキの抵抗を嫌っているのかな?」と捉えた。そうなると、シモリ玉をハズし、スルスル仕掛にチェンジだ。
何度かそのスルスル仕掛で落とし込みを繰り返してやること数投目、ウキが視界からトロ~ンと消えていった。そしてこの↓口太グレをゲット。

〈この日の1枚目=口太47cm)
工夫に応えてくれたかわいいヤツだが、白子をタラすその姿に思わず同情するワタシであった。しかしこの姿がワタシに更なるヒントを与えてくれたのであった。何度も何度も言うが、この日のワタシは冴えていてのだ。(オ~・グレイトッ!)すなわち、グレたちは産卵直前の食い渋り状態だという事だ。(当たり前の事やんか!)
アレコレと撮影を済ませた後に「もう一丁!」と再開するが、だんだん潮が速くなっていくではないか。引かれ潮も発生して潮の目が出来ており、ソコを攻めてみるが、7ヒロあたりに着けていた(以前紹介した)よく見える「目印兼ウキ止め」の動きを見ていると、仕掛が馴染む前にウキが飛ばされてしまい、もうスルスル仕掛では通用しないようだ。しかし、何度も何度も何度も言うが、何故かこの日のワタシは冴えていてのだ。(もう・エ~ッちゅうに!=「もうイイよ」という大阪弁)
つまり、「産卵直前の食い渋り」で「スルスルでしかアタリが出なかった事」と「7ヒロ強=竿2本強くらいのタナ」ということから判断して、「深いタナから更に落とし込む」というこの日のパターンを掴んでいたのであった。
~その3に続く
中五島での釣りの報告!。数は大爆釣とは言えないものの、二日間トータルで49cm(口太)、48.5cm(尾長)、48cm~43cm×5、40cm~35cm×8、それ以下少々という結果だった。

〈良型尾長を釣った嬉しさのあまり、ついスケベ面をしてファインダーを覗き込んでいるワタシ〉
今回、誰もが予想しなかったワタシの良型連発を知った磯スペ編集部は掲載を決定!。ただし、紙面の加減で釣りの内容に関して詳しい事を書く余裕がないのでこのブログではそこら辺を解説しておくのだ。
というわけで、初日に上がったのは中五島にある「ヘボ島」だ。ここは過去にブラザーズの取材で紹介をしたことがある磯なのだ。で、ここの特徴は中五島一と言っていいくらいの潮流の早さだ。
満ち潮は北に、引き潮は南に向かって流れるのが五島列島の基本のハズだが、ここではソレがアテにならない。また、フツーに潮が速いと言われる磯の場合だと「沖側に流れる本流につられて引かれ潮が流れ、ソコに潮の目が出来る」というのが一つのパターンだけど、ここは違う。まず沖から来る一番速く、渦巻くような急潮流が真っ直ぐにブチ磯に当たる。もちろん、ブチ当たった潮に対しての引かれ潮(コレが一つ目の引かれ潮)と潮の目がそこに出来るのだが、その引かれ潮がフツーの潮が速い磯の本流くらいのスピードがあるのだ。だから、その引かれ潮がそこにやってくるまでの間にまた磯のどこかにブチ当たって「引かれ潮の引かれ潮」(コレが二つ目の引かれ潮)との潮の目がソコにも出来るのだ。
一つ目の引かれ潮が発生する位置のポイントでは流速やブチ当たる角度によって多少ズレが出る場合もあるが、比較的安定しているので、攻略はしやすいのだが、問題は二つ目の引かれ潮が発生するポイントだ。一つ目の引かれ潮ポイントでの角度の少しのズレは二つ目の引かれ潮ポイントの大きなズレに変わる。コレを数学的に計算すると△-□π◇÷◆※×○…?。つまり、こんなポイントではコロコロと潮流の向きが変わりやすいのだ。それこそ一匹釣ってその魚をシメている間に向きが変わるなんて事もあり、対処するには潮が変わるまで(元に戻るまで)待つか、重いバッカンと竿&玉を持って移動するしかない。
今回入ったポイントは後者の二つ目の引かれ潮が発生する方の「ヘボ島の東」というポイントだった。当初の満ち潮時は紀伊半島のフツーの磯程度にゆっくりとしか動かず「アレ~?」って感じだったけれども、下げ潮に変わりスピードが上がった途端にソレが、いつものトンデモナイ動きに変わった。だからワタシは一つ目の引かれ潮と二つ目の引かれ潮が作り出す潮の目を追って移動しながら釣るハメになったワケだが、この日のワタシのひらめきは何故かいつもより冴えていた。果たしてその攻略法とは…。
~その2に続く~

〈良型尾長を釣った嬉しさのあまり、ついスケベ面をしてファインダーを覗き込んでいるワタシ〉
今回、誰もが予想しなかったワタシの良型連発を知った磯スペ編集部は掲載を決定!。ただし、紙面の加減で釣りの内容に関して詳しい事を書く余裕がないのでこのブログではそこら辺を解説しておくのだ。
というわけで、初日に上がったのは中五島にある「ヘボ島」だ。ここは過去にブラザーズの取材で紹介をしたことがある磯なのだ。で、ここの特徴は中五島一と言っていいくらいの潮流の早さだ。
満ち潮は北に、引き潮は南に向かって流れるのが五島列島の基本のハズだが、ここではソレがアテにならない。また、フツーに潮が速いと言われる磯の場合だと「沖側に流れる本流につられて引かれ潮が流れ、ソコに潮の目が出来る」というのが一つのパターンだけど、ここは違う。まず沖から来る一番速く、渦巻くような急潮流が真っ直ぐにブチ磯に当たる。もちろん、ブチ当たった潮に対しての引かれ潮(コレが一つ目の引かれ潮)と潮の目がそこに出来るのだが、その引かれ潮がフツーの潮が速い磯の本流くらいのスピードがあるのだ。だから、その引かれ潮がそこにやってくるまでの間にまた磯のどこかにブチ当たって「引かれ潮の引かれ潮」(コレが二つ目の引かれ潮)との潮の目がソコにも出来るのだ。
一つ目の引かれ潮が発生する位置のポイントでは流速やブチ当たる角度によって多少ズレが出る場合もあるが、比較的安定しているので、攻略はしやすいのだが、問題は二つ目の引かれ潮が発生するポイントだ。一つ目の引かれ潮ポイントでの角度の少しのズレは二つ目の引かれ潮ポイントの大きなズレに変わる。コレを数学的に計算すると△-□π◇÷◆※×○…?。つまり、こんなポイントではコロコロと潮流の向きが変わりやすいのだ。それこそ一匹釣ってその魚をシメている間に向きが変わるなんて事もあり、対処するには潮が変わるまで(元に戻るまで)待つか、重いバッカンと竿&玉を持って移動するしかない。
今回入ったポイントは後者の二つ目の引かれ潮が発生する方の「ヘボ島の東」というポイントだった。当初の満ち潮時は紀伊半島のフツーの磯程度にゆっくりとしか動かず「アレ~?」って感じだったけれども、下げ潮に変わりスピードが上がった途端にソレが、いつものトンデモナイ動きに変わった。だからワタシは一つ目の引かれ潮と二つ目の引かれ潮が作り出す潮の目を追って移動しながら釣るハメになったワケだが、この日のワタシのひらめきは何故かいつもより冴えていた。果たしてその攻略法とは…。
~その2に続く~
突然降って湧いてきたようにお誘いがあって、今週末は長崎県の中五島地区に行ってくるのだ。もしも間違ってデカイのが来たりすると、載せるかも知れないけど、今回は「磯釣りスペシャル」用の取材ではなく、本業の関連先の社長さんとの釣行なのだ。
でも、もう寒グレは最終段階に入ってきているので、どうかな~?。まぁ、何とかなるかぁっ!。
中五島と言えばワタシのお得意である格安ルートが使えるので、次回以降は釣行レポートと、その辺のネタを書くつもりなのだ。
と言うことでご期待を…?。
でも、もう寒グレは最終段階に入ってきているので、どうかな~?。まぁ、何とかなるかぁっ!。
中五島と言えばワタシのお得意である格安ルートが使えるので、次回以降は釣行レポートと、その辺のネタを書くつもりなのだ。
と言うことでご期待を…?。