中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

冬の丹波路

2014-02-22 12:30:00 | 旅行
■丹波路へ■

 秋の紅葉シーズンの訪問で、その奥の深さを感じた丹波路。ボクの住む西宮市内からは1時間程の距離にあって、日帰り小旅行には丁度良い。そんな丹波路へ友人夫婦と共に向かった。

 同じ丹波路地方でも京都府内側にある、丹波ワインを訪問し、

●以前にも紹介した、丹波ワインのワイナリー●

 ワインを選んだ後は、兵庫県側に入り、柏原(かいばら)町へと向かう。

■鹿料理専門店■

 柏原町に向かったのは、鹿肉料理専門店の無鹿(むじか)さんで昼食をとるためだ。

●鹿肉料理専門店の無鹿●

 ここの”売り”は、もちろん丹波産の天然鹿肉を使用していることだが、野菜ソムリエの資格を持つオーナーシェフが創作する、四季それぞれの野菜を巧みに使った前菜類もすばらしい出来栄えだった。そして我々はそれらを築後約100年を経た町屋の中で味わうわけだが、その歴史が醸し出す独特の雰囲気が味わいに加わる。

●9品の前菜●

 ボク達全員が「お昼のコース」を頼んだのだが、この前菜にメインの鹿肉料理(2タイプの内、1つを選ぶ)とスープ、コーヒー、デザートまでが付いた基本の状態で¥1680。イメージからすると、もっと高くつくことを予想していただけに、驚きの価格設定だった。
 メインの鹿肉料理は、赤ワインソースを使った料理を選んだが、その味わいはクセがなく、柔らかく、牛とは全く違うあっさりとしつつも奥深い味わいはクセになる程のウマさだった。

●案内のパンフレット●


 オーナーシェフは、どうやらCWニコル氏に傾倒しているようで、サインや関連書籍がレジカウンターの周囲に並べられていた。その中にあって興味を惹いたのは「鹿肉食のすすめ」という本だった。帰宅後に、その内容について調べてみたのだが、ナチュラリストとしても名高い氏は、増え過ぎた鹿による農業被害や森の荒廃を訴え、積極的に食することを強く勧めているそうだ。それは、森に暮らし、森を知る立場からの発言であり、その意味では「陸の上から『非人道的だ!』と反捕鯨を叫ぶ、どこかの人」とは違う重みがその言葉にあると思った。(加えて言うなら、CWニコル氏は、日本の食文化・漁業文化・生活文化を守る必要性から、信頼できるデータに基づくのであれば、捕鯨については賛成の立場をとっている。)


■丹波焼・立杭焼■

 柏原町を後にして、一旦篠山城下に立ち寄った後は、そこから南西方向にある今田(こんだ)町へと向かう。ここは、焼き物の町だ。ここで生産される陶器は丹波焼(たんばやき)、立杭焼(たちくいやき)、あるいは丹波立杭焼と呼ばれ、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前と並ぶ日本六古窯の一つとされている。
 発祥は平安末期から鎌倉時代とされているが、江戸初期に登り窯が導入されたことが今日の発展の礎となっているそうだ。
 現在では60軒近くの工房があるそうで、それぞれがそれぞれの作風で、日々生産している。ここで生産される陶器は目ん玉が飛び出すような高級品もあるが、主体は日常雑器のため、我々庶民が懐具合を気にせず購入できる陶器もギャラリーに多く並んでいる。

●ガイドマップ●

 当日は訪問した時間帯が夕刻となってしまったために時間が少なく、あらかじめガイドブックでピックアップした工房のみを廻った。
 まず最初は大雅窯(たいががま)という工房だった。

●大雅窯●

 ここには、色彩が豊富でモダンアートとの融合した作風というべきか、カラフルな器類が並んでいた。

 続いて向かったのが丹窓窯(たんそうがま)という工房で、ここは古くから英国の工房と人物の往来があり、それぞれの技法が影響し合って今に至るのだそうだ。特にスリップウェアーという技法が有名なのだそうだ。

●丹窓窯●

 そして最後に訪問したのが、丹波まるいち窯という工房だった。

●丹波まるいち窯●

 ここには、ド素人のボクにも解りやすい作品が多く、今回の訪問では一番お気に入りとなった工房だ。また、手頃な価格帯での展開も多く、その意味でも嬉しい限りだった。

●ギャラリー内●


 そして、妻と吟味し、購入したのは

●茶碗(丹窓窯)●


●小鉢(丹窓窯)●


●茶碗(丹波まるいち窯)●

 の、三点だった。

 今回は時間が足らず、数件しか訪問できなかったが、上述したように60軒近くもの工房がこの界隈には建ち並ぶため、一日掛けてもとても回り切れるモノではない。しかし、「ウマく考えた」と思うのが、この地区の東にある「立杭陶の郷(たちくいすえのさと)」という施設で、ここでは、丹波・立ち杭焼の歴史等が学べるうえ、「窯元横丁」という名の展示ブース群があって、そこには54軒もの工房が出展しているから、便利なことこの上ない。また、ここで予め好きな作風をセレクトしておいた後に効率良く工房を訪問するという方法もとれる。そして、次回はボクも、是非とも入館してから工房巡りに向かおうと思っている。


 かく語ってきたが、ボクに芸術的素養があるワケでもなく、元より陶器類に興味があったワケでもなかった。しかし、そんなボクでも見ているうちに楽しくなってくるし、「これで食ったら、飯がウマそう。」なんて思えてくるから不思議だ。
 自宅から近い距離でありながらも知らないことが多く、まだまだ奥の深い丹波路。次回の訪問が楽しみな今日この頃だ。
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休刊のお知らせ

2014-02-15 12:30:00 | その他
今週は、諸事情のため休刊します。
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メダイを探して五里霧中

2014-02-08 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■ようやくの凪■

 正月明けに出船の機会に恵まれて以降、ボクの釣行可能日は季節風の影響で大荒れとなり、ことごとく潰れていた。そして待つこと一ヶ月、ようやく出船の機会が巡ってきた。訪問したのはいつもの舞鶴沖。乗船したのも前回と同じ日本海41だ。
 予定通りに東舞鶴から出港した後、季節外れの南風のお陰で嘘のような凪の中、船長は目当ての魚礁へと向かった。ここで魚探の反応が悪ければ、経ヶ岬にかけて点在する魚礁を順次チェックしてゆく作戦だ。


●凪の経ヶ岬周辺●


■高級魚たち■

 何カ所か目の魚礁でようやく良い反応を見つけ、そこからこの日の釣り(天秤ズボ釣り)が始まった。
 低活性の予想をたてていたため、まずは底までオモリを落とし、そこからハリス分だけ引き上げて様子を伺うことにした。
 そして僅か2投目、置き竿にしていた竿の穂先がフワフワと揺れた。引きの強い魚なら、この後に疾走することで竿全体が絞り込まれてゆくのだが、それがない。こういった場合はアジであることが多い。そのため「どうせ…」と高を括っていたが、仕掛けを上げてみると甘鯛がぶら下がっていた。
 甘鯛と言えば”グジ”と呼ばれ、京料理には欠かせない魚であるが、値も高く、高級魚の一つだ。だが、引き味は全く無いので喜釣り師としての嬉しさはない。

●甘鯛(京都ではグジと呼ぶ)●


 その後、数投目でまたもやアタリがあった。今度はややマシな引き味があったため、「40cmほどのマダイか?」と予想したが、引き上げてビックリ。見たこともない魚がぶら下がっていた。

●竿の曲がりはそこそこだったが…●


 上がってきたのは40cmほどのノドグロ(アカムツ)という魚だった。聞けば超高級魚ということで、船上からの「そのサイズやったら、¥8000はするで。」との声が上がる。甘鯛に続く高級魚の連発で一瞬ほくそ笑んだが、「あくまでも狙いはメダイだ。」と言い聞かせて、せっせと打ち返しを続けた。

●40cmのノドグロ●


 ただし、こういった、普段は滅多にお目に掛かることがない魚が釣れることは、過去の経験からすると、ろくでもない状況であることが多いことを思い出していた。というのも、狙いの本命の活性が落ちているから、珍しい魚の目の前にエサが落ちている可能性が高いからだ。
 そして、悪い予想は現実のモノになっていった…。


■完全フカセは不発■

 移動し続けながらチェックした魚礁では思わしい反応がなかった。そこで思い切った船長判断の結果、近頃は不調と言われている白石グリで完全フカセ釣りを試すことになった。
 前回で記したように、新しい完全フカセ釣り専用竿を持ち込んでいたため、嬉しいことにその実力を計る機会が訪れることになった。ただし、魚が掛かればの話だが…。

●ニュー・ロッド●


 しかしながら…。潮流は絶好の西からのモノであり、その流速もほどよいために、期待を込めて約2時間ほど頑張ってみたが、何故か全く無反応。恐らく底潮の動きが悪かったのだろうが、活気づくのはウマズラハゲのみで、思わしい結果は出ず、あえなく退散となってしまった。


■ようやく…■

 白石グリから離れた後は再び天秤ズボ釣りのタックル・セットになった。ここからは舞鶴湾に向けて戻るルートを辿りつつ、その間にある魚礁をチェックしてゆくという、午前中と同じパターンに戻った。この時間帯でも空き家続きのために苦労の連続だったが、何カ所目かにようやくそれらしき反応を船長が見つけ出した。なるほどそれは今までにない感じの反応だった。
 普段であれば、ボクの場合は魚探に写る映像はあくまでも目安だと考え、あまりあてにはしていない方だが、この日、この時間では違っていた。それは、どこかで見聞きした「近頃のメダイは魚影が薄く、反応があっても投錨すると群れが散ってしまう」という言葉が頭をよぎっていたからだ。
 そこで、「今写っている魚をスピード勝負で狙わなければ」と判断し、一投目は魚探の反応通りのタナにハリに付いたサシエサが漂うようにセットしてみることにした。
 魚探に写るメダイらしき魚影の上端は、水深85mだった。オモリを水面ギリギリに合わせたところでリールのカウンターをセットし直し、一旦はピッタリ85mの位置まで落とし込むことにした。そして仕掛けが落ち着くのを数秒程待ってから、マキエサを振り出し、ハリスの長さ5m分を巻き上げてからもう一度マキエサを振り出し、竿受けにセットしてアタリを待った。
 そしてこれが、まさかの大当たり。待つこと1分程で、前アタリで竿先が揺れた後に本アタリが続き、大きく竿が絞り込まれていったのだ。

 すかさず合わせを入れるとその抵抗感から、そこそこサイズのメダイだと確信した。大切な1匹目ということなので慎重かつ、引き味を楽しみながらやり取りを開始する。

●まさしくメダイの引き●


 慎重すぎたために周りの釣り客の仕掛けと絡み、後半は更にヒヤヒヤの展開になったが、無事にゲット。欲しかった(と言うよりは食いたかった?)メダイを手にしてホッと胸を撫で下ろした瞬間だった。

●75cmのメダイ●


 当日のメダイは短時間勝負という気がしていたので、続いての魚を狙うため、ゲットの後は更に気合いを入れて投入を繰り返す。
 しかし、その後は意に反して刺しエサが全く取られない展開が続いた。一度釣ったタナをキープしつつ、次の回遊を待っていたのだが、全く反応がないため、仕方なく、通常の「サシエサが取られるタナ」まで下げてゆく方法をとったが、何処まで下げてもエサが取られない状態となり、期待もむなしくこのポイントでは貴重な1匹のみに終わってしまった。

 船長は「何とか釣ってもらおう」と、懸命の努力を続け、次なるポイントを探し出して最後の賭に出たが、そこでは大アジばかりの釣果となり、この日の釣りが終わった。

●当日の釣果(アジはもらい物)●


 今シーズンの、メダイの釣況は、昨年よりは随分とマシなようだが、それでも爆釣はほとんど無く、日ムラが多い状態が続いているようだ。そんな中でも懸命の努力を続け、貴重な一匹を釣らせてくれた日本海41の船長さんには「感謝!感謝!」だが、一匹の釣果では刺身と鍋止まりで、味噌漬けまでは届かなかった。
 「次回は数匹釣って味噌漬けを味わうゾ!。」
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完全フカセ釣りの竿

2014-02-01 12:30:00 | 船釣りタックル&仕掛、戦略他
これを書いたのは、今や昔のこと。
’15・9月に記した「完全フカセ・竿の話(その1及び2)」等、新しい記事のチェックを。


■シケの間は…■

 先週末は釣りの予定だったのだが、生憎と言うか、いつもと言うか、シケに見舞われて出船不能になった。
 向かおうとしたのは、いつもの舞鶴沖だったのだが、「北西の風が吹いたら紀伊半島方面にでも…。」と、逃げ場のことも考えていた。事前の調査では、北西の季節風に対して特に強い三重県側では大型のメダイが釣れているようだったが、とある記述には「三重県のメダイはパサパサでウマくない。」とあったため、「無理して行く必要はない。」との判断で、結局は予約を入れることはなかった。(その真偽はどうなのだろうか…。)
 釣りに行けなくて、ネタはあまりないが、今回は「完全フカセ釣りの竿選び」について書こうと思う。


■完全フカセ釣りの竿■

 腕前は兎も角、ボクは磯のグレ釣り歴が長かったため、魚を獲るための調子については、ある程度理解しているつもりだ。
 そして、その観点から完全フカセ釣りの竿を選ぶとなると、「7:3の割合で、そこから徐々に、かつスムーズに胴まで段差なく曲がってゆく竿」で、「強い引きに対して曲がり込んだ後は、魚の引きが弱まると竿の持つ反発力が発揮されて自然と引き起こされる竿」が理想の調子になる。また、ショック吸収性能が優れる長めの竿が好ましいが、長過ぎると船上では操作性が悪くなって、逆効果になるため、3.3~4.2mの範囲が好ましいと思う。そのうえ、魚が食う距離によってはやり取りの時間が長くなるため、「軽量、シャープ」であることも欠かせない要素になってくる。
 竿のパワー表示に関しても、使用ハリスに合わせた、より実践的なモノに変わらなくてはならず、使用ハリス5~6号が中心のマダイ用、7~8号が中心の中型青物用、10号以上の大型青物用と三段階に分けたラインナップであって欲しい。

 その昔は、上記に近い仕様=磯竿に近い調子で、それと同じ2~5号といった表示と共に適応ハリスが記されていた竿も販売されていた時期があった。しかし、振り出し仕様だったこととスピニングと両軸受けリールの兼用だったために、ガイド間隔広く、スムーズに道糸が出なかったり、あるいはガイド自体が回転してズレるといった、使いづらい部分があったために衰退してしまっている。
 そして、現在市販されている船竿を確認してみると、ほとんどが50号や80号といった「フィールドで使用するオモリを何号背負わせるか?」が表示の優先事項になっている。
 「完全フカセ専用竿」とうたったモデルも一部にはあるのだが、一社は全長4.0mの7:3調子のマダイ用が1モデルのみの発売で、青物用の展開がなく、もう一社は、以前からマダイ&青物の2モデルで展開しているが、3.0mと、やや短く調子が6:4というのが気になる。
 現状ではこんな市場展開なので、、ボクの理想とする竿は今のところ手にしていない。そこで、妥協点を見出しながら選んだ竿を使っているのだが、「いつも何かが足りない。」という思いがつきまとっている。

 現在ボクがメインで使っているのは、アルファタックル製の2本と、シマノ製の2本だ。
 アルファタックル製の方は謳い文句としては「6:4調子で、フカセ&天秤ズボ(置き竿)兼用」となっている。しかし、この二つの釣法で兼用させることは難しい。というのもこの竿は、なるほど6:4調子なのだが、曲がりがスムーズではなく、本来は徐々に硬さが変わって欲しい部分に段差がつく。そのため、竿の”芯”が出てしまい、置き竿での使用時は船の揺れに合わせて仕掛けがはねてしまうのだ。また、フカセ釣りでのやり取りの際にも、その段差がついてスムーズに曲がらない部分が気になって、ボク的にはしっくりときていない。現時点では80号と50号の2本を揃え、対象魚に合わせて硬軟を使い分けているが、嬉しいことに、その実売価格はリーズナブルであり、15000円前後で手に入る点は有り難いのだが…。

●アルファタックル 日本海マダイの50号(3.9m)と80号(3.3m)●

 一方、シマノ製はリールを装着するバット部が別売りのBJSというタイプの中で展開されていたKAIKOU(カイコウ)という竿だが、発売は終了し、もはや旧モデルとなっている。表示上は全長3.15mとなっているが、バットを装着した状態では所有する2本共が3.6mになる。
 この竿も謳い文句上は6:4調子としているが、操作した感覚では5:5調子に近い印象になる。置き竿での使用を前提とした設計のため、その用途での性能は高いように思うが、曲がりの支点が近い分だけバットパワーが不足しているように感じる。実際に完全フカセ釣りで使用すると、やり取りの最中では魚の締め込みに対して「竿が起こしてくれる」というイメージはなく、「ドラグ調整を繰り返しつつ、電動リールを定速で巻き上げ続ける」ということでリフティングパワーを補うやり取りをしなくてはならない。特に80cmクラスから上のヒラマサを掛けた際の、船縁での攻防時は、竿の半分くらいを水中に突っ込んでスクリューや舵をかわさなければならず、リフトパワーの不足を顕著に感じてしまう。
 80号と100号の2本を、対象魚、特に狙うヒラマサの大小によって使い分けているが、100号を福井沖の玄達瀬で使用した際に掛かった、超大型ヒラマサと思われる魚とのやり取りでは根本からひん曲がり、全く太刀打ちできずにハリ外れでバラしてしまったから、号数が上がってもリフトパワー不足の印象は変わらない。

●シマノ BJS KAIKOUの80号(3.6m)と100号(3.6m)●


 ボクのイメージでは現時点で所有している2社の竿の特性を「足して2で割った調子がイイかも?」と、思うのだが、現状ではそんな竿は存在しないため、妥協点が「少しでも上がらないのか?」と、アレコレと迷った挙げ句、今期に向けて、完全フカセ専用竿なるモノを導入することにした。

●シマノ リアランサー 完全フカセ H300●


 とは言っても、上段で記したように理想より全長が短く、6:4の調子に80cm以上のヒラマサの走りを止め、そこから引き起こしてくれるバットパワーがあるようには思えないため、ボクにとってはこれとて妥協の産物の一つになってしまう。だが、とりあえず、白石グリに大型ヒラマサが回遊する頃までは使えそうだ。ただし、あくまでもこれは陸上で竿を振り、曲げてみた印象であり、後は「実戦でどうなるか?」だが、それは近々答を出すことにしよう。

 そんなこんなで、「いつの日か理想の竿に巡り会いたい」と、ここ数年、試行錯誤を繰り返しているのである。
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