中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

シャッター通り

2008-08-30 16:57:24 | その他
 昔よく通っていた商店街がシャッターが閉まったままになる、いわゆる「シャッター通り」と化しているシーンは、最近よく見る光景だ。私の実家近くにある甲子園近辺を始め、自転車で通える距離にある商店街はほとんどそんな風になっているし、完全に消えてしまったモノが4ヶ所もある。何となく寂しく思うのだが、自分たちがスーパーに車で乗り付けるようになった結果が、そうさせたのだから責任の一端は自分にある?ので、ノスタルジーに浸る権利なんてないだろう。
 ここで、またそのシャッター通り適存在の中に、長年お世話になった釣り道具屋さんが仲間入りしてしまった。歴史は古く、今年で40年だそうで、経営者ご夫婦の体力気力の限界がきてしまったのを機にとうとう今月末に「シャッターを下ろす」のだそうだ。今その閉店の手伝いを少しばかりさせてもらい、今までお世話になった分の恩返しをしている最中だ。この釣具店がなければ、私の釣りサンデーに始まり、磯釣りスペシャル(内外出版社版)へと続く連載等はなかっただろう。本当にお世話になった。心から「ありがとう」と言いたい。

 よく考えてみると、我々消費者は年々「対面販売」から遠ざかるようになった。よく報道なんかでとりあげられた「奥さん、今日はいいキャベツが入っているよ。」と八百屋のオジサンに勧められ、実際買ってみるとホントにおいしかったという、アノ世界だ。馴染みになると中には採算を度外視して「そのキュウリはダメだから、コッチにしなさい。」と教えてくれるようにもなる。
 この釣具屋さんも同じようなところがあった。そんな風に吟味をしてもらい、それが繰り返されることで目が肥えて自分自身に「見る目が付く」ようにもなってくるのだと思う。私はそんな風に釣具を購入してきたから、大手チェーンの店内に入ったときに「知ったかぶり」のアルバイト店員が寄ってくるのが非常にうっとうしくなることもある。中には自分が全くやっていないような釣りについてのアドバイスを始める店員にはウンザリとしてしまうし、「こんな売り方をしてイイの?」とさえ思うこともある。
 ある程度の釣り歴があると、それを見極めることは可能なのだけれど、これから始めようとする人達は不幸だ。「知ったかぶり」が薦める道具を買ったばかりに釣りが快適に出来ず、イヤになってしまうこともあるのかも知れない。
 でも、もう時代は進んでしまっている。後戻りは出来ず「ウルサいオヤジの店」はドンドン消えていく。よく考えてみると、安さと便利さを追い求めすぎた結果、大切な何かを失ってしまったようだ。今流行?の食品の偽装もそんな我々が導いてしまった部分もあるかも知れない。やはり、物とその周辺の何か(情報等)を得るには対価が必要なのだ。
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笹ヶ峰キャンプ場

2008-08-23 13:48:35 | キャンプ
 毎年お盆休みに行く旅行。今回は例年のコテージ泊と違ってキャンプになった。行った場所は新潟県、妙高山にある「休暇村笹ヶ峰キャンプ場」
http://www.qkamura.or.jp/myoukou/
というところだ。
 休暇村の他のキャンプ場には何度か行ったことがあるが、何処も綺麗で、設備も整っている。笹ヶ峰キャンプ場の特徴はオートサイトの他、フリーサイトや団体サイトがあり、かなり敷地が広い。多分有数の敷地面積だろう。私たちはフリーサイトを利用したが、トイレ等の数が少なく、やや不便に感じる反面、その分だけ開発されすぎていない自然な部分が多くあって、ロケーション的には最高だった。
 毎年、高校時代の友人家族と合同で、盆休みの行動を共にしているのだが、今回は参加する家族が減って東京から来た1家族だけだった。その家族と2泊3日の間共に過ごした。
 到着時は、とりあえず前日来の雨が止んで晴れた状態だったので、急いで設営を始める。

キッチンには前回紹介した「キッチンテーブル類」を並べ、

内部のレイアウトはこんな風に

進んでゆき、完成後はとりあえず昼食を作る。勿論?キャンプ中の食事はほとんど全てが私の手に寄るもので、この日の昼食=ごまだれのつけ麺(うどん)から始まって以降、「南仏風ブーランジュリー」(http://www.denka-life.com/mov/recipe/chef/h01.html)や、「ニジマスのバター焼」&「肉吸い」(http://luna.exblog.jp/3254683/)、「ナン&キーマカレー」などを作ったが、キャンプ料理の製作は今や私の楽しみの一つになっているので全く苦にはならない。

 しかし、困ったことに期間全般にわたって天候が午前中~夕方までは薄曇り、それ以降、早朝まで大雨というパターンだったので、高原らしい天気になったのは最後の撤収段階になってからだった。
 それでも、子供達は貴重な雨の止み間を使って普段のゲーム中心の遊びから離れて芝生の広場を走り回ることで自然と一体になり、帰る頃には一回り大きな姿を見せてくれていたので、大満足のキャンプだった。

 帰り道、途中で乳牛たちに見送られながら

時折霧が立ちこめる幻想的な風景

を目で味わいながら山を降りて行き、「また来年も来たいな~。」と家族で話しつつ帰路に就いた。

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クワガタの羽化

2008-08-09 12:22:44 | その他
 昨年より本気で飼い始めた「オオクワガタ」とその仲間達が順次幼虫から成虫へと羽化し始めている。
 今飼っているのは「国産のオオクワガタ」↓

を始め、「インド・グランディス」↓

「ラオス・グランディス」「シェンクリング」と、全てがオオクワガタの仲間達だ。この手の趣味によくあるように、私も「子供が興味を持った後知らぬ間に親の方が夢中になっていた」というパターンで始めたが、それらは今、成虫と幼虫を合わせると、100匹を軽く越えるまでになっている。
 以前にも書いたが、釣り好きは普段から自然に触れ、少年?の心を持ち、更に狩猟本能があるからだろうか?甲虫好きが多いらしい。昨年BE-KUWAという専門誌の特集記事の中で「ギネス」という、その一年間で最も大型の個体をブリーディングした人が虫と共に載っている記事を読んでいると、どこかで見たような人が…。と思ったら、バスプロの菊元俊文氏だったという事があったが、私の磯釣り師の代表?の一人としてその内そのギネスに参戦しようかな?とも密かに思っているのだ。

 羽化してきたのは国産のオオクワガタが一番早く、第一号は6月下旬だった。それ以降に各種のクワガタたちがポツポツと成虫になってゆき、最近では少々持て余し気味になってきたので、オークションで売ることになった。今、オークションでの相場は昔「黒いダイヤモンド」と呼ばれたときに比べると、かなり安くはなっている。したがって利益と言えるまで稼ぐのは大変だけど、それでも小遣い稼ぎにはなりそうな相場の範囲では留まっているようだ。何とかここで稼いで次年度のブリーディング予算とし、あわよくば余ったお金でNEWロッドの購入まで行けばいいなと目論んでいる。

 さて、来週末はいよいよキャンプだ。予定では新潟県の妙高山に行くことになっている。次回の更新はやや遅れそうだけど、その模様をお届けするつもりだ。
 
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何でもオリジナル

2008-08-02 10:38:14 | キャンプ
 ワタシは「与えられるモノ」(お金以外)をそのまま受け取るのはキライだ。これは性分だから仕方がない。例えば遊園地。子供の頃はある程度素直さがあったのか、何度か楽しく行ったことはあるが、中学生になった頃からはほとんど行ったことがない。それも当時付き合っていた相手に頼まれたり、嫁や子供を喜ばせるために僅かに行っただけで、本人が進んで行った訳ではない。遊園地のウェルカム・ムード(=お金を払えば相手任せで、自分は何もしなくても、もてなしてもらえる)がキライなのだ。

 よほどの仲良しか、尊敬できる人以外に教えを請うのもキライだ。そう言えば、道を聞くのもキライだ。聞くくらいなら、地図を見て自分で予測し、計算して車を走らせるのがスキだし、楽しい。ナビが車につくようになっても、ナビ通りに誘導されるのがキライで、しばしば逆らってやる。
 そんなことをしていると、時々「行き止まり」に行き着いてしまうこともあるが、逆に抜け道や新しく開通したルートが発見できるのだ。

 道具に関しても同じだ。そのまま使うのがキライだ。若き日、車に興味があった頃は自分の力で出来ること=ボルトの着け外し程度で出来ることは何でもやった。例えばオイル交換から始まってロールバーの装着、ショックやスプリングの交換といったことまでやった。前述のナビやカー・ステレオ(オーディオ)も車を買い換える度に自分で取り付けている。そう言えば、家庭用のステレオ(古い表現だなぁ~)に興味があった頃はラックを作ったりしたし、簡単な家具も作っていた。その他では家の内装の貼り替えやペンキ塗りなんかもやった。

 でも困ったことがある。自作したり、改造したりすると失敗のリスクがつきまとうのだ。また、最終的には成功してもコストが掛かりすぎて「結局、買った方が安かった」ということもよくある。

 そんなワタシだが、久しぶりにキャンプ用品を製作し、出来映えが良かったのでここで紹介したいと思う。

 というわけで今回製作したのは「キッチンテーブル」と言われる、料理をする際に「切ったり、こねたり、擦ったり、」という作業をする際に必要なテーブル=作業台だ。ベースはパール金属製の「マック・システムスタンド」↓

というものだ。これは関西圏のホームセンター「コーナン」で税込み1029円で手に入るので、自分で作るよりも安い=というかこんなもの素人は作れないので自作は諦めて、サッサと購入した。
 どうせなら、段差に合わせて足の長さが調節できる「アジャスター機能」がほしいところだ。パール金属でもラインナップしているが、これは価格が高く、何故かいつも高いイメージのスノーピーク製↓

の方が500円ほど安い。しかも、サイズは全く同じで、無調整ですっぽりと入ってしまう↓

のだ。でも、スタンド本体よりもこの部品代の方が高く、1785円も掛かってしまうのは?だけど…。
 本当はなくても良いんだけど、使えば更に強固になるという「ブリッジバー」↓(スノーピーク製=945円)

を持っていたので、それを組み込んだ。↓


 天板は「シナ合板9mm」を水性ウレタン塗料でハケ塗りして

裏は取り外しがし易いよう、マジックテープでとめるようにして、

後は100均パーツの「メッシュラック」用のパーツを組み込むとこんな感じ

になるが、これらパーツの装着法は只今改良中なので、今回は公表せずにおこう。

 このクラスのキッチンテーブルを買うと、1万円前後する。対してこれは6000円強で済む。あってもなくてもイイ「ブリッジバー」を着けず、アジャスト機能が不要であればれば3000円チョイ・オーバーというところだ。その上想像力をかき立てつつ、自作して遊べるのは楽しい。

 と、こんなモノを作って簡単に紹介したが、このブログを見ている人で、一体何人がキャンプをしているのだろうか……。もし、これを見て「作りたい」と思う人がいればコメントにでも「教えて」とでも書き込んでネ。そしたらもう少し詳しく書こうと思うんだけどなぁ……。
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