中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

どん底は続く…

2014-03-29 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 先週で底を打ったハズだから、「2週続けての最悪はないだろう。」との思いを抱き、連チャンで舞鶴沖へ釣行した。

 が、しかしである。
 船長の計らいで、釣行6日前にメダイの釣果が少し上昇気味だった浦島グリに向かうも、潮行きが悪く、外道ばかりが船下に集まる状況だった。

●水深200mから立ち上がる、浦島グリ●


 従って、ボクのために待っていてくれるメダイはおらず、またもや撃沈。いついもの白石グリから更に30分もかけて沖合に走った努力は全く実らなかった。

●浦島グリでの天秤ズボ釣りは不発…●

 続いて白石グリに入り、完全フカセ仕掛けを投入するが、上潮が非常に速く、逆に底潮が遅い2枚潮になっていた。オマケに水温が低い中、上潮に仕掛が馴染むと刺しエサが盗られず、逆に底潮に仕掛が馴染むと刺しエサが盗られっぱなしの最悪な状況のため、マトモな魚は付近におらず、これまた不発に終わってしまった。

●白石グリでの完全フカセ釣りも不発…●


 結局はシキシマハナダイと、オキメバル以外にハリに掛かる魚はおらず、2週連続のボーズになってしまった。

 「2週続けての最悪はないだろう。」との予想は見事に外れ、「一週間程度では回復しない状況」が正解だった。果たして苦悩はいつまで続くのだろうか…。

 
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更なる闇の中へ

2014-03-22 12:30:00 | 釣り一般
 このブログを書き始めて以来、最大のスランプに陥っている。
 釣りに行ける凪の日がほとんど無い中にあって、先週の日曜にようやく乗船はできたものの、途中から立っているのも辛くなるほどの風が吹き始め、大半が風裏中心のポイントのみで竿を出す展開になってしまった。
 今冬以来、ただでさえ留守がほとんのどの若狭湾内の魚礁群だが、限られたエリア内で狙いの魚が居着く箇所を探し出すのは至難の業だ。結局は、船長や一緒に乗船した乗合船のメンバーの努力の甲斐もなく、5人で外道が数匹という恐ろしい程の貧果に終わってしまった。
 ”ボーズ”という言葉は「気(け)も無い」というところから来ているそうだが、まさしくその通りで、魚探にわずかに写る反応を便りに仕掛けを入れても、ハリに刺したエサすら盗られないような、「生物の気配」を感じないポイントばかりで、ボクの釣果も水ガレイ1匹という、ボーズ同然の釣果だった。

 今冬は日本海各地でダイオウイカや各種深海魚の発見や水揚げがニュースになっているが、その原因として日本海方面の水温低下を上げているニュース番組があった。中でも驚かされたのは鳥取県沖の海水温が、過去25年間で最低を記録したという話で、そういった傾向が二軒?隣の若狭湾周辺にもあるようである。例年であれば、冬場であっても深場に行けば掛かって来る中小型のマダイが、今年はほとんど釣れていないのも、その影響を受けた結果なのかも知れない。

 しかし、前週の釣行が”底”と考えると、これから先は上向くしかないワケで、そう考えることにしよう…。

 
●マダイ竿を久しぶりに出したが…●
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ネタ切れは続く…

2014-03-15 12:30:00 | 釣り一般
案の定、北西風が吹き、日本海の若狭湾方面は全面出船中止の状態であった。
このまま続くとストレスはたまる一方なので、行き先を太平洋側へ変更することを検討中。しかし、そうこうしているうちに渓流シーズンが始まるので、そっちへ向かうことが得策とも考えられるワケであり…。それにしても悶々とした週末が続いている。
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またもやネタ切れ

2014-03-08 12:30:00 | 釣り一般
先週は、天気が大荒れで何処にも行けず、何にもネタがない。今週末もキビシイ状況になりそうで、いったいどうすりゃイイのか…。
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未だ五里霧中

2014-03-01 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■いつもの舞鶴へ■

 前回に引き続き、舞鶴沖へ釣行した。2月に入って以来、ようやく2回目の釣行だが、ボクが腰を上げなかったために2回になったのではなく、実際に2月中に出船可能だった休日が2回しかなかったから、致し方ない。

 波高は1m強という、冬場では申し分のない条件の中、いつもの日本海41は経ヶ岬方面へと向かった。白石グリへと向かう途中にある魚礁を確認し、反応が良い箇所で天秤ズボ釣りで攻めてゆくという、冬場の定番パターンで今回も攻めてゆく予定だった。
 とは言え冬場のことだ。その定番にはまる魚は少なく、全く留守になっている魚礁も多い。そのため、メダイやマダイといった対象魚の、それらしき魚影を探すのに船長は朝から苦悩を続けていた。
 何カ所かの魚礁で竿を出し、天秤ズボ仕掛で狙ってみたが、魚探に強い反応がある場所はほとんどがウマズラハゲと思しきエサ取り、もしくはせいぜい沖メバルといった状態で、5投以内で「マトモな魚が居ない」という結果が出る有様だった。


■白石グリへ■

 何も起こらないまま、出港から2時間が経ち、白石グリの入漁時間である11時になったこともあって、そこに向かうことになった。不調といわれる白石グリだが、復調しているのだろうか…。
 ここではそれまでの天秤ズボ釣りに変わって、完全フカセ釣りで狙うことになった。
 船長は丁寧に魚探を掛けてこの大きな天然魚礁の周囲を探っていたが、何とか見つけ出したポイントでアンカーが降ろされ、船の振れが落ち着くのを待って実釣がスタートした。
 潮は北北西から南南東へ流れていたが、上層部のみが緩やかに流れるだけだった。最悪の状態ではないものの、魚の活性を上げるような感じではなく、ここでも苦戦が予想された。
 案の定、開始からしばらくは何も起こらなかった。同船の他の釣り人にもアタリは無く、緩い潮のため、周囲ではオマツリや根掛かりが起こっていた。
 そんな中、何度かの流しの後に、ようやくボクのリールからアラームが鳴り響き、待望のアタリを得ることができた。喜び勇んでリールのクラッチを入れてアワセを入れたところ、最初の締め込みの様子から、相手は大型のメダイらしき感があって、やや興奮気味にやり取りに入っていった。しかし、裏腹にも続く締め込みで残念ながら抵抗感がなくなってしまったのだ。そして回収した仕掛けは半分から先が無くなくなっていた。痛恨のバラシである。
 実はこの流しの直前に、隣の仕掛けが根掛かりし、それに絡んだボクの仕掛けを外すために、ボクのリールのドラッグはガチガチに絞められていたのだ。やり取りした上での根ズレで仕掛けが飛んだり、食い込みが浅いために起こるハリ外れは仕方のないことだが、ドラッグの調整ミスによるバラシは初歩的な操作ミスだけに悔やまれて仕方がなかった。
 そして、この日のような食いの悪い状況下では、バラした後に続く魚は無く、失意のまま白石グリを立ち去ることになった。


■2月のヒラマサ■

 その後は少しでも”魚感のある魚礁”を求めて、転々とする時間が続いた。そして、午後3時をまわった頃、冠島の南までやって来た日本海41は水深70mラインでアンカーを降ろした。ここは、近頃小型のメダイがボチボチと釣れているということだ。時間的にも最後のチャンスであることから、サイズに関して文句は言えない。だが実際のところ、この時点でボクはボーズを覚悟していた。
 ここでは天秤ズボ仕掛に戻して攻めることになった。まずは低活性時のパターンである、底からハリス分を切った水深=この日はメダイ用の5m仕掛けを使っていたので、底からから5mの位置(リールのカウンターでは65m)からスタートし、サシエサの取られ具合を確認しながらタナを上げてゆく方法で攻めていった。
 ほとんどサシエサが取られないまま、ボクの頭は混乱気味になっていたが、突然背中側から「来たーっ!」という声が上がった。そして振り返れば大きく竿が絞り込まれていたのだ。
 ここで「食ったタナは?。」とその釣り人に確認を取ると、「50m!。」という答が返った来た。

●竿を曲げる、胴の間の釣り人●

 幸いにも、ボクの仕掛けは1回目のマキエサの振り出しが終わったばかりだった。
 「それならまだ、カゴに半分近いマキエサが残っているハズ。」と考え、せっかく船下に居るであろう群れを逃すまいとカウンター読みで50mの位置まで巻き上げて、大きくマキエサを降り出すことにした。
 その振り出しから数秒後、この作戦が見事に当たり、今度はボクの竿が絞り込まれていった。

●待望のヒット・シーン●

 抵抗感から、60~70cmのメダイと予想しつつ、やり取りをしていたが、スピード感がどうも違う。船縁までたぐり寄せ、姿を確認すると、相手はヒラマサだった。天秤ズボ仕掛で掛けるヒラマサは10年以上経験していないうえ、2月のヒラマサは初めての経験だった。
 そして、無事にゲット。開始から6時間後に手にした魚であった。

●60cmチョイのヒラマサ●

 ヒラマサとのやり取りでラインが食い込んで狂ってしまったリールのカウンターをリセットし、(こんな細かな作業が大事!)投入を再開する。しかし、その回ではエサが残ってしまった。そこで、今度は3m下げて狙ってみることにした。そして、そのタナでアタリを捉えて、同寸のヒラマサをゲットする。

●一呼吸置いての連発●

 その後は同様にエサの取られ具合をチェックして、50~60mの水深を3~5m単位で探り続けていた。そしてその努力?が実ってヒラマサと同寸のハマチ(60cmを越えたからメジロ?)を追加し、最後に根魚のクロソイが登場した後は全くエサが取られなくなって、終了の時間を迎えた。

●最後は40cmのクロソイ●


 季節外れのヒラマサの登場で、何とか溜飲を下げることができたが、完全フカセでメダイらしき大型魚をバラしているだけに、心はスッキリとはしていない。
 それにしてもボクはメダイに恵まれていない。釣れ始めの様子からして「上向きか?」と思っていたのだが、フタを開けてみれば、ここ2シーズンと同様に今年のメダイは不漁気味のようだ。何とか手に入れたいと思う心とは裏腹に、この仕打ち。数年前までの「釣れすぎて云々…」とは違う状況下でメダイ釣りを始めたボクにとっては、何ともストレスのたまる対象魚だが、そこがまた意地になって狙う根拠になっているワケで…。とにかくまだまだ狙いたいメダイである。(次回に会えるのは、いつのことやら…。)

●これだけあれば、”吐く程”食えるが…(左向きがヒラマサ)●
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