■ワイナリーへ■
少し前の、蒜山(ひるぜん)への小旅行で、楽しむ方法が少しは理解できた感のあるワイナリーへの訪問。これまた少し前に、知識のないボクとしては、何やら珍しげなワインがTVで紹介されていたことを思い出し、早速、滋賀県の八日市方面へと車を走らせた。
名神高速道路を八日市インターで降りた後、永源寺ダムの脇を抜けて三重県方面へと向かう「八風街道」を走る。すると程なく沿線に現れるのが、今回の訪問先であるヒトミワイナリーだ。
ここは「にごりワイン」のワイナリーとして有名なのだそうだが、そのにごりワインには、
「果汁を発酵させる途中段階の、もろみ状態からろ過させずにビン詰めしたワインのことで、通常にの、ろ過したタイプよりも食物繊維、ミネラル分が豊富であり、独特の風味と味わいが楽しめる。」
という特徴があるそうだ。
店内に入るとズラツッと並ぶ、オリジナルワインの数々と、パン、その他の食材が出迎えてくれた。
運転担当のボクは遠慮するしかないので、試飲は妻に任せることにして、もっぱら店員さんの説明にイメージを膨らませていた。ここの試飲は、ケチ臭いことは言わず、かなりの種類を試させてくれるのが嬉しい。
妻による吟味の結果、選んだのは「Kire Dela(キレ・デラ)」と「Niagara(ナイアガラ)」の2本だった。
(帰宅後、このブログを書いた時点でボクが飲んだのは「Niagara(ナイアガラ)」だけだが、やや辛口の味わいの中にフルーティーな香りがバランスよく漂う、オリジナリティーに溢れる大変ウマいワインだった。)
ワインもさることながら、感動したのは併設のパン工房で作られるパンの数々だった。
たとえば、通常だと酸っぱさが残るライ麦系のパンだが、それを取り除いてうまみだけを取り出したタイプ、竹炭を使ったタイプ等々、珍しいタイプが並んでいて、そのほとんどが試食できるようになっている。
また、ワインと同様に責任者の方が直々に「パンの食べ方=このパンに、これを着けると更にうまみが増す。」等々、興味深い説明をしてくれるのは、うれしい配慮だった。
そのうまさとワインが試飲できない悔しさとが手伝って、ついつい試食が進み、お腹が一杯になってしまった。
しかし、コストがかかるせいか、その分、価格設定が高めなので、多くを購入することができなかったのが心残りだった。
■金剛輪寺■
時間が余ったついでに、近くにある金剛輪寺に立ち寄った。
この寺は、百済寺、西明寺とあわせて「湖東三山」と称されている。ほかの二寺は既に参拝済みだったので、ウチの家族としては、これですべてを網羅することになる。
天台密教系の寺だと聞いて、鬱蒼(うっそう)とした木々に囲まれた山中にあるようなイメージを持っていたが、結構明るい雰囲気があり、特に本道へと続く参道の左右には風車を挿したお地蔵様がずらっと並んで、和やかな雰囲気が流れていた。
大きさの大小はあれど、湖東三山の二天門には大きな「わらじ」が掛かっている。
調べてみると、このわらじ、仁王様の力を表すモノであるそうな。すなわち「大きなわらじをを履く仁王様が居る」 ということで、悪霊や疫病神を退散させる目的で掛けられているそうだ。この風習は全国的にも散見され、東京の浅草寺にある宝蔵門の北側にも掛けられている。
静かな本堂に参拝し、周囲を少し散策して、この寺を後にした。
ボクは、特に「ワイン好き」というタイプではないのだが、ワイナリーはその地の「村おこし・町おこし」的要素があって、ワイン以外にも興味深い特産品が並ぶことも多いから「覗いて楽しい店」として捉え始めている。今後も、どこかの観光に向かう際には、その地の立ち寄りスポットとしてピックアップしてゆくことになるだろう。
少し前の、蒜山(ひるぜん)への小旅行で、楽しむ方法が少しは理解できた感のあるワイナリーへの訪問。これまた少し前に、知識のないボクとしては、何やら珍しげなワインがTVで紹介されていたことを思い出し、早速、滋賀県の八日市方面へと車を走らせた。
名神高速道路を八日市インターで降りた後、永源寺ダムの脇を抜けて三重県方面へと向かう「八風街道」を走る。すると程なく沿線に現れるのが、今回の訪問先であるヒトミワイナリーだ。
●ヒトミワイナリーの看板●
ここは「にごりワイン」のワイナリーとして有名なのだそうだが、そのにごりワインには、
「果汁を発酵させる途中段階の、もろみ状態からろ過させずにビン詰めしたワインのことで、通常にの、ろ過したタイプよりも食物繊維、ミネラル分が豊富であり、独特の風味と味わいが楽しめる。」
という特徴があるそうだ。
店内に入るとズラツッと並ぶ、オリジナルワインの数々と、パン、その他の食材が出迎えてくれた。
●手前は「田舎式微発泡にごりワイン」のシリーズ●
運転担当のボクは遠慮するしかないので、試飲は妻に任せることにして、もっぱら店員さんの説明にイメージを膨らませていた。ここの試飲は、ケチ臭いことは言わず、かなりの種類を試させてくれるのが嬉しい。
●こちらは「普通?のにごりワイン」のシリーズ●
妻による吟味の結果、選んだのは「Kire Dela(キレ・デラ)」と「Niagara(ナイアガラ)」の2本だった。
●手前の2本を選んだ●
(帰宅後、このブログを書いた時点でボクが飲んだのは「Niagara(ナイアガラ)」だけだが、やや辛口の味わいの中にフルーティーな香りがバランスよく漂う、オリジナリティーに溢れる大変ウマいワインだった。)
ワインもさることながら、感動したのは併設のパン工房で作られるパンの数々だった。
たとえば、通常だと酸っぱさが残るライ麦系のパンだが、それを取り除いてうまみだけを取り出したタイプ、竹炭を使ったタイプ等々、珍しいタイプが並んでいて、そのほとんどが試食できるようになっている。
また、ワインと同様に責任者の方が直々に「パンの食べ方=このパンに、これを着けると更にうまみが増す。」等々、興味深い説明をしてくれるのは、うれしい配慮だった。
そのうまさとワインが試飲できない悔しさとが手伝って、ついつい試食が進み、お腹が一杯になってしまった。
しかし、コストがかかるせいか、その分、価格設定が高めなので、多くを購入することができなかったのが心残りだった。
●珍しいパンの数々●
■金剛輪寺■
時間が余ったついでに、近くにある金剛輪寺に立ち寄った。
この寺は、百済寺、西明寺とあわせて「湖東三山」と称されている。ほかの二寺は既に参拝済みだったので、ウチの家族としては、これですべてを網羅することになる。
●金剛輪寺の三門(禅宗ではないので、山門かな?)●
天台密教系の寺だと聞いて、鬱蒼(うっそう)とした木々に囲まれた山中にあるようなイメージを持っていたが、結構明るい雰囲気があり、特に本道へと続く参道の左右には風車を挿したお地蔵様がずらっと並んで、和やかな雰囲気が流れていた。
●参道に並ぶ、お地蔵様●
大きさの大小はあれど、湖東三山の二天門には大きな「わらじ」が掛かっている。
調べてみると、このわらじ、仁王様の力を表すモノであるそうな。すなわち「大きなわらじをを履く仁王様が居る」 ということで、悪霊や疫病神を退散させる目的で掛けられているそうだ。この風習は全国的にも散見され、東京の浅草寺にある宝蔵門の北側にも掛けられている。
●本堂前の二天門●
静かな本堂に参拝し、周囲を少し散策して、この寺を後にした。
●本堂は「大悲閣本堂」と呼ばれる●
●三重塔●
ボクは、特に「ワイン好き」というタイプではないのだが、ワイナリーはその地の「村おこし・町おこし」的要素があって、ワイン以外にも興味深い特産品が並ぶことも多いから「覗いて楽しい店」として捉え始めている。今後も、どこかの観光に向かう際には、その地の立ち寄りスポットとしてピックアップしてゆくことになるだろう。