6月16日に解禁した玄達瀬の釣り。各船の釣果欄を確認するとメーターオーバーは当たり前として、135、130mなど巨マサクラスも出ていたので、心ウキウキで現地へと向かったのだが…。
■動かない潮■
いつものように晴海丸さんに乗船し、約一時間の航海で現着したのだが、後ろをつけてきた他船が潮下にアンカーを入れるという非常識な行為があって仕切り直し。他所を船長が慎重に探ってアンカーを入れた場所は感度的には申し分ない状態だった。
釣行前に「緩い、緩い」と聞いていて潮流だったが、この日は前日よりも更に遅く、ほとんど動いていない状態だった。それにも増して厄介なのは方向が悪く、アンカーロープをギリギリかわせる程度の角度だった。
アンカーを落とした辺りを攻めるワケだから、喰いが渋くなるのは当然の事。実際、時折エサが盗られる程度の展開で小一時間が経過した。
堪らず、対策を施したが、それは任意の距離まで道糸を出した後にそこで止めて待つという、内湾でチヌ等を狙う方法だった。足下の水深が65m、それまでのエサの盗られ具合から50mで止めて待つ事にした。手順は簡単で45m迄道糸を手繰り出し、そこからリールのスプールが5m回転したらクラッチをオン。後は3分待ってアタリが無ければ回収してエサの盗られ具合をチェックする。ここで盗られていれば次の投入で5m短く出し、残っていれば5m長く出してやる。
「こんな釣りは大嫌いやねんけどなぁ~。」と船長に話していると、一投目でいきなり竿先が舞い込んだ。正体は55cm級のマダイだったが、「何もないよりまマシ」程度の喜びは得られた。
続いてタナを調整している内に、数等後に再び同寸のマダイをゲットしたが、やがて風向がズレて遂に仕掛がアンカーロープに絡むようになってしまった。そしてそれを受けて船長は移動を決意した。
■ようやく…■
船長は、小~大移動を繰り返し、ようやくアンカーロープのラインから外れるポイントを発見した。都合の良い事に、そこでは潮流の速さもほんの少し回復し、そうなると死にかけていた玄達瀬の活力も回復し始めた。
記念すべき(と言うべきか?)今年の一本目は、中マサだった。
発泡ウキが8+8のセッティングで喰って来たのは、60mライン。「このクラスなら続いて来るだろう。」と、高を括るが、後が続かない。そこから送り出しの量と発泡ウキの浮力をエサの盗られ具合で調整してゆくが、55cm前後のマダイばかりでパッとしなかった。
それでも諦めずに攻めていると、手前の40mラインでそれらしきアタリを捉えて中マサを追加したが、それ止まり。後はマダイがポツポツと出るのみだった。
途中、88mで大アタリも出たが、20m程の走りを止めて引き寄せにかかったところでハリ外れに終わり、ヒラマサのアタリはそれでオシマイだった。
ブッ飛び潮には過去に何度も遭遇した玄達瀬だが、潮があまり動かない日が続く経験は2015年くらいしか記憶にない。しかし今年はそれ以上に動かない潮やアンカー潮の日が続いているように思う。従って日ムラ、場所ムラが大きくなっているようだ。但し、まだまだ序盤であり、これから回復するものと信じて釣行を続けてゆく。願わくは130cmクラスとの遭遇だ。
■動かない潮■
いつものように晴海丸さんに乗船し、約一時間の航海で現着したのだが、後ろをつけてきた他船が潮下にアンカーを入れるという非常識な行為があって仕切り直し。他所を船長が慎重に探ってアンカーを入れた場所は感度的には申し分ない状態だった。
釣行前に「緩い、緩い」と聞いていて潮流だったが、この日は前日よりも更に遅く、ほとんど動いていない状態だった。それにも増して厄介なのは方向が悪く、アンカーロープをギリギリかわせる程度の角度だった。
●50mあたり9分10秒●
アンカーを落とした辺りを攻めるワケだから、喰いが渋くなるのは当然の事。実際、時折エサが盗られる程度の展開で小一時間が経過した。
堪らず、対策を施したが、それは任意の距離まで道糸を出した後にそこで止めて待つという、内湾でチヌ等を狙う方法だった。足下の水深が65m、それまでのエサの盗られ具合から50mで止めて待つ事にした。手順は簡単で45m迄道糸を手繰り出し、そこからリールのスプールが5m回転したらクラッチをオン。後は3分待ってアタリが無ければ回収してエサの盗られ具合をチェックする。ここで盗られていれば次の投入で5m短く出し、残っていれば5m長く出してやる。
「こんな釣りは大嫌いやねんけどなぁ~。」と船長に話していると、一投目でいきなり竿先が舞い込んだ。正体は55cm級のマダイだったが、「何もないよりまマシ」程度の喜びは得られた。
●狙ってはいないけど…●
続いてタナを調整している内に、数等後に再び同寸のマダイをゲットしたが、やがて風向がズレて遂に仕掛がアンカーロープに絡むようになってしまった。そしてそれを受けて船長は移動を決意した。
■ようやく…■
船長は、小~大移動を繰り返し、ようやくアンカーロープのラインから外れるポイントを発見した。都合の良い事に、そこでは潮流の速さもほんの少し回復し、そうなると死にかけていた玄達瀬の活力も回復し始めた。
記念すべき(と言うべきか?)今年の一本目は、中マサだった。
●75cmほど●
発泡ウキが8+8のセッティングで喰って来たのは、60mライン。「このクラスなら続いて来るだろう。」と、高を括るが、後が続かない。そこから送り出しの量と発泡ウキの浮力をエサの盗られ具合で調整してゆくが、55cm前後のマダイばかりでパッとしなかった。
それでも諦めずに攻めていると、手前の40mラインでそれらしきアタリを捉えて中マサを追加したが、それ止まり。後はマダイがポツポツと出るのみだった。
途中、88mで大アタリも出たが、20m程の走りを止めて引き寄せにかかったところでハリ外れに終わり、ヒラマサのアタリはそれでオシマイだった。
●ポツポツでも気付けば数が揃っているが…●
ブッ飛び潮には過去に何度も遭遇した玄達瀬だが、潮があまり動かない日が続く経験は2015年くらいしか記憶にない。しかし今年はそれ以上に動かない潮やアンカー潮の日が続いているように思う。従って日ムラ、場所ムラが大きくなっているようだ。但し、まだまだ序盤であり、これから回復するものと信じて釣行を続けてゆく。願わくは130cmクラスとの遭遇だ。