久々に音楽の話題を…。
只今、我が中島物産は年末商戦の真っ最中。大晦日前まで休みはなく、遊んでいるヒマがない。毎年のパターンだが、こんな時に気を紛らわせてくれるのが、ライヴ演奏を記録したDVDで、実際この時期に購入することが多い。
ワタシは洋楽なら、ジャズ・ボーカルもから、ハードなロックまで何でも聴くが、最近買って感動したのが「THE POLICE」の再結成ライヴを記録したDVD
だ。
たった3人とは思えない、濃密な音作りは衰えておらず、スティングはベースをメロディ楽器のように使い、スチュアート・コープランドのドラムは昔どおりにハイ・ピッチなトーンで歌うかのようにリズムを刻み、アンディ・サマーズはウルトラテクニックはないけれど、ギターをある時にはパーカッションのように、またあるときには効果音のように使う。
レゲエのようなラテンのビートの上にパンク~ジャズまでの要素などが融合し「彼らでないと作れない」音楽の世界がそこにある。
他にお薦めなのは「EAGLES」の2作。
左のヘル・フリーゼズ・オーヴァーは少し前の作品だが、名曲ホテル・カリフォルニアのアコースチック・ヴァージョンが収録されているし、録音もシャープで聴き応えがある。
下の写真、2枚組みのフェアウェル・ツアーの方は2004年のメルボルン・ツアーの模様を収録したものだが、メンバーはかなり年をとってしまっているが(ジョー・ウォルシュなんて、背中が曲がったお祖父さんのようだけど)歌声は健在で、特にコーラスは今時の日本のコーラス・デュオやグループには到底太刀打ちできないレベルのままだ。そしてこの中には彼らのヒット曲とソロでのヒット曲のほとんどが収録されている。
あと必須なのが、「THE DOOBIE BROTHERS」のDVD。
これも少し前の作品だが、数多くのヒット曲が網羅されていて、録音もカンペキに近い。もちろん、初期メンバーの中心人物のトム・ジョンストンも合流しているし、別会場での収録部分ではマイケル・マクドナルドも友情?出演している。
その他で珍しいのは「BOZZ SCAGGS」のライブ
も販売されている。これも最近の作品であるが、年老いてもオシャレなボズはハイ・トーンな歌声にやや衰えがあるものの、ボズの映像が見られること自体がワタシにとっては奇跡なので許すこととしよう。
でもよく考えてみると、再結成されたものや、古くから活躍している人の物ばかりに目が行き、最近の物には目が行かない。
その昔にワタシが若き頃は、彼等の音楽を聴いた瞬間、その強烈な個性とオリジナリティに、それこそ「後ろから棒で頭を殴られたような衝撃」を感じたものだ。それくらい彼らの音楽は個性的で光り輝いていたのだ。そしてそれらは「今まで聴いたことがないもの」ばかりだった。
もちろん今でも音楽は聴き続け、探し続けている。しかしながら、悲しい事だけど最近の音楽を聴いて感動したことはほとんどない。そう、「どこかで聴いたようなもの」ばかりなのだ。これはワタシが年をとったせいだと思いたいが、今時の人達は、かつて私たちが感じたような気持ちで音楽を聴けているのだろうか?。今音楽業界までが不況と聞くが、その辺がチョッと心配だ。
年内は忙しすぎて多分、これ以上更新ができないと思う。しかし年明けからスキーや釣りの遠征が控えているので、1月の更新をお楽しみ?に…。
只今、我が中島物産は年末商戦の真っ最中。大晦日前まで休みはなく、遊んでいるヒマがない。毎年のパターンだが、こんな時に気を紛らわせてくれるのが、ライヴ演奏を記録したDVDで、実際この時期に購入することが多い。
ワタシは洋楽なら、ジャズ・ボーカルもから、ハードなロックまで何でも聴くが、最近買って感動したのが「THE POLICE」の再結成ライヴを記録したDVD
だ。
たった3人とは思えない、濃密な音作りは衰えておらず、スティングはベースをメロディ楽器のように使い、スチュアート・コープランドのドラムは昔どおりにハイ・ピッチなトーンで歌うかのようにリズムを刻み、アンディ・サマーズはウルトラテクニックはないけれど、ギターをある時にはパーカッションのように、またあるときには効果音のように使う。
レゲエのようなラテンのビートの上にパンク~ジャズまでの要素などが融合し「彼らでないと作れない」音楽の世界がそこにある。
他にお薦めなのは「EAGLES」の2作。
左のヘル・フリーゼズ・オーヴァーは少し前の作品だが、名曲ホテル・カリフォルニアのアコースチック・ヴァージョンが収録されているし、録音もシャープで聴き応えがある。
下の写真、2枚組みのフェアウェル・ツアーの方は2004年のメルボルン・ツアーの模様を収録したものだが、メンバーはかなり年をとってしまっているが(ジョー・ウォルシュなんて、背中が曲がったお祖父さんのようだけど)歌声は健在で、特にコーラスは今時の日本のコーラス・デュオやグループには到底太刀打ちできないレベルのままだ。そしてこの中には彼らのヒット曲とソロでのヒット曲のほとんどが収録されている。
あと必須なのが、「THE DOOBIE BROTHERS」のDVD。
これも少し前の作品だが、数多くのヒット曲が網羅されていて、録音もカンペキに近い。もちろん、初期メンバーの中心人物のトム・ジョンストンも合流しているし、別会場での収録部分ではマイケル・マクドナルドも友情?出演している。
その他で珍しいのは「BOZZ SCAGGS」のライブ
も販売されている。これも最近の作品であるが、年老いてもオシャレなボズはハイ・トーンな歌声にやや衰えがあるものの、ボズの映像が見られること自体がワタシにとっては奇跡なので許すこととしよう。
でもよく考えてみると、再結成されたものや、古くから活躍している人の物ばかりに目が行き、最近の物には目が行かない。
その昔にワタシが若き頃は、彼等の音楽を聴いた瞬間、その強烈な個性とオリジナリティに、それこそ「後ろから棒で頭を殴られたような衝撃」を感じたものだ。それくらい彼らの音楽は個性的で光り輝いていたのだ。そしてそれらは「今まで聴いたことがないもの」ばかりだった。
もちろん今でも音楽は聴き続け、探し続けている。しかしながら、悲しい事だけど最近の音楽を聴いて感動したことはほとんどない。そう、「どこかで聴いたようなもの」ばかりなのだ。これはワタシが年をとったせいだと思いたいが、今時の人達は、かつて私たちが感じたような気持ちで音楽を聴けているのだろうか?。今音楽業界までが不況と聞くが、その辺がチョッと心配だ。
年内は忙しすぎて多分、これ以上更新ができないと思う。しかし年明けからスキーや釣りの遠征が控えているので、1月の更新をお楽しみ?に…。