■蒜山高原へ■
以前から一度は食べてみたい”B級グルメ”に「ひるぜん焼きそば」があった。少し前に関西ローカルのTVでも放送していたこともあって、思いは高まっていたのだが、我が家のスキーシーズンも終わろうとしている中、車に装着しているスタッドレスタイヤを外す前に、実行に移すこととなった。
ひるぜん焼きそばの発祥地である、蒜山高原(ひるぜんこうげん)とは、鳥取県にある有名な大山(だいせん)の手前、瀬戸内側にある高原地帯の名称で、信州などの高原に比べると全国的な知名度は低いが、牧場施設や別荘地など、「高原リゾート」としての施設は一通り揃っているので、この地を訪れる中国、関西地方からの観光客は多い。
■ひるぜん焼きそば■
全国のB級グルメが、一堂に会して競い合う「B-1グランプリ」という大会があって、2011年度のグランプリを獲ったのが、この焼きそばだ。
ひるぜん焼きそばとは、ジンギスカンのタレや味噌だれを用い、具材には鶏肉と蒜山高原産のキャベツを使うことが必須の条件となっている焼きそばのことだ。
現地に着く前に、あらかじめ下調べで候補をあげていたのだが、第一候補は冬季休業、第二候補は到着が遅れたために、昼のオーダーストップの時間には間に合わずで、諦めざるを得なかった。そこで、仕方なく幹線道路沿いをウロウロとする羽目になったのだが、しばらく経つと道路沿いに翻る「ひるぜん焼きそば」の幟を発見した。
そこが「高原亭」という名の、いわゆる、お食事処だった。
●高原亭●
しかしここでもオーダーストップの時間が迫っていたので、飛び込むように中に入り、早速、妻と二人で注文する。
味は評判どおりで、ウマイのだが、どこかで食べたような味がする。妻と二人であれこれと考えたのだが、どうやらその味は「味噌味の焼肉のタレ」ということで意見が一致した。
しかしながら、何だかんだと言ってもB級グルメであり、楽しめれば良いワケだから、「細かいことは抜きにしておいた方が良いのかも...。」ということにしておく。
■ひるぜんジャージーランド■
ひるぜん焼きそばは、各店で味が違うそうなので、一軒だけでは判断できないと思い、結構おなかは膨らんではいたが、もう一件立ち寄ることになった。
とは言っても、開いている店には限りがありそうだったので、大型の施設を目指す。そして程なく、「ひるぜんジャージーランド」という牧場兼、レストラン&乳製品を扱う店に到着した。
しかし、レストラン入り口には、無情にも下のような札がかかっていた。
しかし、ここの売りはそれだけではない。ジャージーという言葉の通り、ジャージー種の牛から搾られる牛乳を利用した乳製品が豊富なのだ。
そして雪が横殴りに降り出すクソ寒い中、ここの名物的存在のソフトクリームを夫婦二人で頬張り、次の施設へと向かった。
■ひるぜんワイナリー■
最後に向かったのは「ひるぜんワイナリー」というところ。ここは通常のブドウを使ったものではなく、少数派である山ブドウを使うことにこだわったワインを作り続けるワイナリーだ。
あいにく僕には帰りの運転が待っているので、試飲ができない。選択は妻に任せ、味わいは帰宅後の楽しみにとっておいた。
阪神間からだと、車で2時間半ほどの日帰りも可能な距離にある、本格的?な高原地帯が蒜山高原だ。当日はまだ終わらぬ冬の中での旅であったが、これから先、新緑の季節になれば、牧草地は「緑燃ゆる」景色に変わる。そして何よりも夏場の避暑には最適だ。今度はそんな季節に訪れたいと思った蒜山高原だった。
以前から一度は食べてみたい”B級グルメ”に「ひるぜん焼きそば」があった。少し前に関西ローカルのTVでも放送していたこともあって、思いは高まっていたのだが、我が家のスキーシーズンも終わろうとしている中、車に装着しているスタッドレスタイヤを外す前に、実行に移すこととなった。
ひるぜん焼きそばの発祥地である、蒜山高原(ひるぜんこうげん)とは、鳥取県にある有名な大山(だいせん)の手前、瀬戸内側にある高原地帯の名称で、信州などの高原に比べると全国的な知名度は低いが、牧場施設や別荘地など、「高原リゾート」としての施設は一通り揃っているので、この地を訪れる中国、関西地方からの観光客は多い。
●蒜山インターを降りると、一面は銀世界だった●
■ひるぜん焼きそば■
全国のB級グルメが、一堂に会して競い合う「B-1グランプリ」という大会があって、2011年度のグランプリを獲ったのが、この焼きそばだ。
ひるぜん焼きそばとは、ジンギスカンのタレや味噌だれを用い、具材には鶏肉と蒜山高原産のキャベツを使うことが必須の条件となっている焼きそばのことだ。
●ひるぜん焼きそばのポスター●
●所在は高原各地に散らばっている●
現地に着く前に、あらかじめ下調べで候補をあげていたのだが、第一候補は冬季休業、第二候補は到着が遅れたために、昼のオーダーストップの時間には間に合わずで、諦めざるを得なかった。そこで、仕方なく幹線道路沿いをウロウロとする羽目になったのだが、しばらく経つと道路沿いに翻る「ひるぜん焼きそば」の幟を発見した。
●この幟が目印●
そこが「高原亭」という名の、いわゆる、お食事処だった。
●高原亭●
しかしここでもオーダーストップの時間が迫っていたので、飛び込むように中に入り、早速、妻と二人で注文する。
●ひるぜん焼きそば定食●
味は評判どおりで、ウマイのだが、どこかで食べたような味がする。妻と二人であれこれと考えたのだが、どうやらその味は「味噌味の焼肉のタレ」ということで意見が一致した。
●結構ウマイのだが...●
しかしながら、何だかんだと言ってもB級グルメであり、楽しめれば良いワケだから、「細かいことは抜きにしておいた方が良いのかも...。」ということにしておく。
■ひるぜんジャージーランド■
ひるぜん焼きそばは、各店で味が違うそうなので、一軒だけでは判断できないと思い、結構おなかは膨らんではいたが、もう一件立ち寄ることになった。
とは言っても、開いている店には限りがありそうだったので、大型の施設を目指す。そして程なく、「ひるぜんジャージーランド」という牧場兼、レストラン&乳製品を扱う店に到着した。
●ひるぜんジャージーランド●
しかし、レストラン入り口には、無情にも下のような札がかかっていた。
●残念!●
しかし、ここの売りはそれだけではない。ジャージーという言葉の通り、ジャージー種の牛から搾られる牛乳を利用した乳製品が豊富なのだ。
そして雪が横殴りに降り出すクソ寒い中、ここの名物的存在のソフトクリームを夫婦二人で頬張り、次の施設へと向かった。
■ひるぜんワイナリー■
最後に向かったのは「ひるぜんワイナリー」というところ。ここは通常のブドウを使ったものではなく、少数派である山ブドウを使うことにこだわったワインを作り続けるワイナリーだ。
●ワイナリー入り口●
あいにく僕には帰りの運転が待っているので、試飲ができない。選択は妻に任せ、味わいは帰宅後の楽しみにとっておいた。
●山ブドウや梨を使ったワインの数々●
阪神間からだと、車で2時間半ほどの日帰りも可能な距離にある、本格的?な高原地帯が蒜山高原だ。当日はまだ終わらぬ冬の中での旅であったが、これから先、新緑の季節になれば、牧草地は「緑燃ゆる」景色に変わる。そして何よりも夏場の避暑には最適だ。今度はそんな季節に訪れたいと思った蒜山高原だった。