中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

’19 鷹巣沖 開幕

2019-08-31 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■玄達の後は■

 魚類学者でもないボクが言っても説得力は無いかも知れないが、自分が釣ってきた経験と各船長の話を総合すると、回遊するヒラマサの内、いくらかが条件の良い天然&人工漁礁に留まるようだ。そしてそれが成長して大型化したのが、いわゆる「居着きのヒラマサ」だ。玄達瀬の釣りが8月15日をもって禁漁になり、そうなると毎年これが気になってくる。そんな居着きヒラマサが狙えるのが福井県鷹巣沖だ。
 「狙える。」と言っても、アプローチは難しい。チビマサが数出るようなポイントでは出辛く、食わすのに時間がかかるうえ、出る本数も限られるので、船長の経験とセンス、そして釣り人の忍耐が必要になるから、誰にでも薦められる釣りではない。かく言うボクもボーズになる事が時折あって、昨年、一昨年と80cm以上の納得サイズは釣っていない。

 だが、竿を出さなければ釣れないのは当たり前の話。玄達明けで暇な時期でもあるため、恐らくほとんど仕掛が入っていないであろう、居着きポイントを目指した。乗船したのは玄達瀬&鷹巣沖の釣りではボクが最も信頼を寄せる松井船長が操船する晴海丸さん。勿論この時期の「居着きヒラマサ狙い」にも精通しているから安心だ。

 航海時間は短く、アッという間にポイントに到着。魚探に写る魚影は明確なモノではない為、素人目には不安だが、船長の目には「恐らく…」というのがあるようだ。
 まずはオキアミのマキエサを入れてから発泡ウキ8番を装着した8号ハリス仕掛を投入する。潮流は鷹巣沖としてはかなり速く流れていた。

●100mあたり4分40秒ほど●


 150m、続いて180mと続けて流してみたが、サシエサは残っている。そこで3度目の流しでは「250mまで流してやろう。」、「それがダメなら、その次は発泡ウキを外してやろう。」と考えてていた矢先、220mで道糸が走った。
 アワセを入れると大したことの無い引きだが、確実に魚は付いていた。

●鷹巣での初曲がりだが…●

 そして難なく45cmほどのマダイをゲット。続いて同じセッティングで次を狙ったが、空振り。ここで発泡ウキを外す事にする。
 そうすると今度は150mラインで道糸が走った。引き味からチビマサ程度と判断し、やり取りを開始する。勿論ドラマは無いままに足下までやってきたが、魚体が見えているハリスの手たぐり区間でハリスが飛んでしまった。原因は根ズレだった。
 「エ~ッ、チビマサにハリスを擦られたくらいで切れたの?。」と驚いたが、「これは、道糸が弛んでいる証拠。」、「という事は、底層は中層よりも流速が遅い。」、「だったら、130mで30秒ほど道糸の出を停止してみよう。」と、仕掛を結び換えて次の流しではそれを実践しつつ流していった。
 すると隣で釣り友が大当り。見れば大型のヒラマサを掛けたようだ。そしてそのまま90cm級をゲット。

●隣の90cm級●

 ついでにだが、運の悪い事にボクの仕掛がオマツリしていた。
 そして、それを解いている間に釣り友は中マサクラスを連続ゲットする。
 焦る気持ちを抑えつつ、何とか投入を再開したが、ジアイはそれで終わってしまった。「何という運の無さ!」だろう。その後は全くアタリは無く、オマケに潮流の角度が変わってしまい、船長がアンカーを打ち直すも、全く火が消えたような展開になってしまった。

 そこで船長と協議の結果、別ポイントを目指す事になった。
 次なるポイントは浅場のポイントだったが、ここでも釣り友がチビマサを掛け、良型ヒラマサらしき魚をバラしたが、ボクにはダツやシイラといった魚が送り出しの区間で掛かった以外はアタリが無く、最終段階で掛かったサワラには「これでウマイ魚がゲットできたから、自分を納得させよう。」と思った瞬間に歯ズレ?でハリスを噛み切られてしまうという“ダメダメ状態”のままに一日が終わってしまった。

 この日は、ボクにとってはどうにも運無くどうしようもない展開だったが、釣り友が示してくれたように良~大型の居着きヒラマサは確実に入っている。もうしばらくの間はココを攻めつつ、経ヶ岬沖の落とし込みにもチャレンジしてゆくが、そこでは玄達初期以来味わっていない「スカッとした展開」があるのだろうか?。最初に躓いてしまったショックは大きい…。
 
 
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ネタ無く…

2019-08-24 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 心配していた通り、玄達瀬の今期最終釣行は台風10号の影響で出港できず、フェードアウト状態で今年の日程が終了。よって記事なしです。
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’19 玄達釣行 5回目

2019-08-17 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 時間が無いし、内容も「?」なので…。

 今期で一番速いと思った前回と同様に、速い潮が流れていた。

●100mあたり、2分30秒弱●
 

 速すぎてマキエサが効かないので、仕方なく浅場での竿出しになった。当然そこには50cm半ばまでのチビマサが沸いていて、一投目からハリ掛りしてしまう。

●初曲がりだが…●


 狙えばいくらでも釣れるのだが、何もドラマは起こらないし、次回のためのデータ取りにもならない。

 移動をしても…。

●同じ曲がり具合●


 普段は、チビマサが居ないとされている、ポイントでも230mラインで…。

●こればっかり●


 結局、移動は何度も行ったが、チビマサ以外に釣れる魚は無く、翻弄されるままに一日が終わった。

 残るはあと1回だが、台風10号がやって来る。恐らくこれで今期最後の釣行になるだろう。モヤモヤしたままで、鷹巣沖への転戦になるだろう。
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’19 玄達釣行 4回目

2019-08-10 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 今回も時間がなく…。

 これで本年度4回目。これまでで一番と言うか、今シーズンで一番速い潮が流れていた。

●100mあたり、2分強!●

 いわゆる、ブッ飛び潮だが、浮力体を着けない状態で、2投目でサシエサが盗られたので、発泡ウキ8番を1個装着したが、そのセッティングで230mラインに達した頃にリールのスプールが急速逆転を開始した。

 
●中マサの引き●

 しかしながら、あまりに速い潮のためヒラマサが過呼吸状態になるのか、はたまた泳ぐ姿勢を保つ方向に泳力が喰われてしまうのか、あっという間に浮上してしまった。

●72cmの中マサ●

 引きを味わう暇もなかったが、幸先良く本命をゲットできた事に少し安堵したのだが…。

 「が、しかしである。」ココから先は苦難の時間が始まり、全くアタリを拾えなくなってしまった。

 私の場合、同じ設定で流すのは2回までと決めていて、「サシエサが盗られれば浮力を上げ、残れば浮力を下げる。」を繰り返し、二枚潮や三枚潮だと判断すると仕掛のストップや引き戻しを使って棚への入り具合を調整するが、この日は一つのアプローチで流した結果、サシエサが盗られても、次の、同じアプローチでの流しではエサが残ると言った具合で、一貫性がなく、手掛かりが全く掴めなくなった。
 この状況に、たまらず船長がポイント移動をしてくれたが、助っ人に入った船長自身がポツンとマダイを掛けたり、私がナイロンカゴを着けた仕掛を無理やり沈ませてイシダイを掛けただけで時間がドンドン過ぎて行った。
 どうやら、潮が速すぎるのを嫌って魚が喰わないと言うよりも、速すぎる上潮の状況=塩分濃度や酸素の溶解量だったり、水温だったりが魚の要求に合わないので、上層に入って来られないように思えた。

 そして納竿時間まで2時間を切る頃、この日最後の移動となったが、そこではこの日の中で、魚探に写る最上の部類の反応があったし、ほんの少しだが潮が緩む感もあった。しかも、好潮を告げるシイラがあたりをウロついていたので「ココは何かが違う感」に満ちていた。
 そして一投目。浮力体を着けない状態でサシエサが盗られたので、次の流しでは発泡ウキ8番を1個装着。今度はサシエサが残ったので、発泡ウキ7番に変更。この設定の仕掛が130mに到達した頃に急速逆転開始、とは言ってもヒラマサのそれではないが、何時間ぶりかのアタリを捉えた。
 上がってきたのは大イサギだったが、これがヒントになってくれた。
 そして次の流しでは115mで待望の急速逆転が始まった。アワセるとすぐに中マサの引きと判断でき、貴重な当日2本目を慎重なやり取りの末にゲット。

●何時間ぶりかのアタリ●


●これまた72cm●

 ココから先は、途中チビマサのハリハズレも有ったが、アタリが連発した。(但し、イサギが中心)

 「ほぼ入れ食い」は1時間ほど続いたが、やがて収まり、「ラスト2投。」と、船長から声がかかる。
 その直前での流しでは、連発時と同じセッティングだったが、2投の間でエサが残ったので、浮力体を外す事にした。そしてこれが正解だったようだ。130mラインでこの日一番の急速逆転が始まった。
 リールの巻き上げ具合から「そこそこサイズ」と判断し、やり取りを開始する。一つ前のヒラマサはチビだったがハリハズレを起こしたので、つい慎重になったが無事にゲット。本日最長寸とは言え、いつもなら気にも留めないサイズなのだが、この日の状況下ではベストと言えるサイズの登場に大満足の瞬間だった。

●81cm●

 そして最終の流しでは大イサギを追加して、この日の釣りが終わった。

 この日、50cm前半までのチビマサを狙っていれば40本や50本を釣る事は簡単だったが、船長とボクはそんな魚は欲しくはなかった。そう、玄達に来た以上は「目指せ大マサ(叶うのなら巨マサ)」なのだ。そして、努力の末に喰わせたヒラマサは80cm級とは言え、当日の、他船の釣果との比較で答え合わせをしてみると、価値ある一本だったと思う。(自画自賛気味かな?)
 残る釣行チャンスは2回となったが、果たして大マサ、出来ればそれ以上のクラスは登場してくれるのだろうか…。

●気付けば魚はクーラーに溜まっていた●


 
 
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釣行しておらず…

2019-08-03 12:30:00 | その他
 先週は釣行しておらず、よって記事ネタもなく休刊です。
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