中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

チヌ釣りの餌

2007-04-28 14:28:42 | 磯釣り
 個人的には乗っ込み時期にしか狙わないチヌ。まさに今がシーズンなのだが、今年は超暖冬で、冬場の水温が普段のように低下しなかったせいか、多くの釣り場でハッキリと「乗っ込み」と判断できる状況にないようだ。
 ようやく判断がついて釣行に向かう準備をすすめたんだけど、いつものグレ釣りと違って、1年に1、2回しか行かないのでエサの配合比に迷ってしまう。
 そこで、「磯釣りスペシャル」や姉妹誌の「ちぬ倶楽部」のバックナンバーを引っ張り出して確認したところ、粉(配合餌)とオキアミの割合がグレの時とは逆転している釣り人が多いようだ。
 そこで、研究の結果ワタシが選んだのがこの↓

配合比だった。
 オキアミ3kg×2=6kgに対して粉が3袋だが、3袋といってもグレ釣り用の約2倍の分量が入っているので、実質6袋になる。
 オモシロイのは昔はチヌの餌といえば「クサいもの」と相場が決まっていたんだけど、今回選んだものの組み合わせでは全くそんな事はなく、お菓子のような、アイスクリームのようなイイ臭いが漂い、食べてしまいたいほど(ホントに食べたら、オエ~!だけど)だった。コレだと、いつものグレ釣りの配合比パターンの方がよっぽどクサイのだ。

 これだけ大量の粉に、サシエサ用の練りエサが加わるので、現代のチヌの餌は実のところ「粉だらけ」だ。これはチヌという名のルーツに関係しているのかも知れない。
 その昔、大阪湾は「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれていた。ソコにたくさんいたので「チヌ」と呼ばれるようになったらしい。だからチヌは「粉モン」が大好きなんだろうか?。と勝手に想像してしまった。

 で、「釣りの結果はドーだったの?」って?。日ムラの谷間に入り込んで残念ながら兄共々ボーズだったのだ。
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そろそろキャンプのシーズン

2007-04-10 18:20:05 | キャンプ
 そろそろゴールデンウィーク。我が家では近頃キャンプ熱が再燃している。

 そもそも15年ほど前、一度こりかけていた時期があったんだけど、その頃使っていたテントはロッジ型というヤツでフレームは鉄製でやたら重く設営も大変だった。しかも料理のレパートリーは少なく、バーべーキューとは名ばかりの焼き肉(あえてバーベキューという名を使うのならコリアン・バーベキューだろうか?)がほとんどだった。そして周りのアチコチからも同じように漂ってくる焼き肉臭にウンザリして1、2年でヤメてしまった。以来道具は倉庫に眠っていたのだが、子供の成長した事と東京在住の友人家族と山梨県に行った事がキッカケでキャンプに再チャレンジする気がムクムクと湧き上がってきたのだ。
 で、その時、東京の友人がメインに使っていた道具類がスノーピークというメーカーの製品だった。このメーカーは釣具メーカーでもあってメインのフライ用の小物を始め、船釣りの竿受けや、磯の底物釣り用のハーケンなんかも作っているんだけど、ここの作るキャンプ道具類の中に釣具からヒントを得たのでは?と思う物もあったりするので思わず「ニヤッ」としてしまう物もあって興味深い。そしてそのほとんどが高級&高額で小売店での値引きがほとんど無く「イイ物はコストがかかるので高いのは仕方がない」という姿勢は釣具界でもそっくりの話があるので苦笑いしてしまう。

 まぁ、そんな横道にそれた話はドーでもイイとして、この再開がキッカケでダッチ・オーブンなる物を購入し、料理にも挑戦するようになったし、キャンプ・グッズの改造をしたりする事も最近の趣味の一つになっている。釣りに関して役立つタイミングは男女群島等に「瀬泊まり」した時くらいにしか無いかも知れないけれど、これからはキャンプについても書いていきたいと思う。
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日振島のその後

2007-04-06 17:39:21 | 磯釣り
 磯釣りスペシャルの5月号で紹介している日振島の現況について書いておこう。

今、日振島ではさすがにグレのシーズンは終わっており、マダイ、青物が中心の釣果になっている。いつもだとこの時期になると愛媛県一帯でマダイ、青物が釣れているはずなのに他の地区ではイマイチの状態なのだが、日振島に集中しているかのように釣れ盛っているようだ。詳しい状況は下記にあるアドレスにアクセスして直接確かめて欲しいが、フカセでもカゴでも同様の釣果が出ているようだ。それに釣り客が減って渡船が出る数も減っているようなので今が狙い目かも知れない。

日振島に詳しいエサ店&渡船店のアドレス
 ・釣り人館ますだ
  http://www.tsuribitokan.com/
 ・はまざき渡船
  http://www1.quolia.com/hamakaze/hamazakitop.html
 ・渡船よしだ屋
  http://www.yoshida-tosen.jp/
 ・三浦渡船
  http://www.miura-tosen.jp/
 ・はま渡船
  http://www7.ocn.ne.jp/~tosen/

(アッ!それと現地の情報で「ハマチ」と書いてあっても関西で言う「ハマチ」=40cmクラスではなく「メジロ」=80cmまでのブリの若魚の事だから注意ネ!)
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近頃のワタシの釣りスタイル

2007-04-03 17:50:08 | 磯釣り
 自分の釣りを振り返ってみるとオッサン度が高まるにつれて経験を積み、頭の中の引き出しが増えたのは確かだが、決して「名人」というレベルに達したワケではない。
 だが、前回このブログで書いたように最近、手にする魚が増えたような気がする。今回はそこら辺の話を…。

 「グレ釣り」という釣りの性格上、個々に違う条件の中で釣りをしているので当然色々なパターンを試しているのだが、どこへ行っても共通して心掛けている事がある。それは「確率を高める」という事だ。
 例えば、日振島で口太グレを狙っているとしよう。ここでの仕掛は名人級の人の標準で道糸が1.7~1.5号、ハリスは1.5~1.2号だと雑誌の仕掛図なんかに載っている。しかし、ワタシが狙う場合は道糸2号、ハリスは2~1.7号というのが標準だ。
 ここで前述した「確率を高める」について考えよう。名人級の人が細目のハリスを使って食わせる確率が100%とした場合、根ズレなんかでバラす分の5%を引いた残りの95%が取り込む率になるとしよう。これだと当たり前の話だが100匹グレが食うと取り込む数が95匹になる。だが、ワタシがこの仕掛を使うと、取り込める確率が60%に下がるので取り込むグレの数は当然魚は60匹になる。ここで考えを変えてワンランク太い仕掛をワタシが使うとしよう。そうすると食う確率が80%に落ちても取り込める確率が80%に上がれば取り込むグレの数は64枚になって(ワタシが使った場合の)細目の仕掛を使用した場合の率を上回るのだ。勿論、食いが落ちる分の忍耐が必要になる事もあるんだけど「この方が確率が高い」と思えば待つ事も出来るだろう。
 同様に軽い仕掛がいくら食いが良いと言われても、操作が確実にできなかったり、仕掛が太くなればなるほど風や潮の抵抗が増えて、ある程度の水深を超えた時に馴染ませる事が出来なくなってくる。結果、グレのタナの上を素通りしてしまう事になる。そこで自分の技量やタックルを考慮して確実にタナまで届くであろうガン玉やジンタンを仕掛に打って確実にタナを取るように心掛けると、多少不自然に動くとしてもグレの目の前にサシエサが来る分、アタリが出る確率が上がるのは当然の話なのだ。これは以前にも書いた「よく見えるウキ止め」を使うようになって痛切に感じるようになったんだけど、タナまで落ちていない事が結構あるのだ。

 こういう風に「確率を高める事」を心掛けてゆく内に、例えばここマキエサを入れるよりはアッチに、ここに仕掛を入れるよりはアッチにと考えるようになり、ワタシの場合は好循環をするようになって最近の釣果に繋がっているようなのだ。

 トーナメンターを目指し「毎週のように釣り場に通い続ける」釣り人なら名人の仕掛やテクニックを失敗しながらもチャレンジし続けて習得する余裕もあるだろう。そしていずれは「自分の物」にすればいい。しかし、ワタシのような「月に何度か」程度のフツーの釣り人は時間が少ない。高度なテクニックを覚える事も一理あるとは思うが、その日その場で即実践というワケにはいかない。それよりも現場で迷った際には一歩下がって冷静に「自分に出来る範囲内で今何をする事で確率が上がるのか。」と考えてみる方が、その日の釣果に直接結びつくと思うのだが、どうだろう?。
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