中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

磯釣りスペシャル 5月号

2008-03-29 10:21:59 | 磯釣り
 磯釣りスペシャル5月号が発売になった。

表紙は我々が愛媛県下の磯に行く際によく利用している釣具店「釣り人館ますだ」の桝田高好さんだ。桝田さんの情報はいつも確かで、ホント頼りになる。店のお客さんには、かなり活発に動いている地元の若い衆?が多いので、「今どこで釣れているのか?」がよくわかるのだ。

 ところで今号は我々ブラザーズも「スポット取材」という形で記事を載せている。向かったところは、このブログにも載せている長崎県の上五島にある「津和崎」だ。前にも触れたがここの釣果はホントにスゴイ。何がスゴイって、普通グレ釣りは3月に入るとほぼシーズンが終わるハズなのだが、何とここは未だに釣れているのだ。それも我々がベストシーズン中に体験した「クーラー満タン」釣果がまだ高頻度に連発している。さすがに今月末になってムラがでる傾向が少しずつ増えているが、それにしてもスゴイ釣果だ。「何をオオゲサな」というのなら、好洋丸さんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kouyoumaru_in_tuwazaki
を見て欲しい。きっとビックリするだろう。
 そして更に驚くのが、ブログ内にある過去の釣果を調べてみると、これが今年だけの一時的なものではなく、例年起こっていることが判る。何とも凄まじい釣り場だ。我々ブラザーズにとっても今後は「困ったときの津和崎頼み」が定説になるだろう。
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ワタシにはわからない ~再び穂先の話

2008-03-21 10:02:06 | 釣り一般
 以前にも書いた穂先の話だが、最近気になっていることがある。というのも、ワタシが日頃からメインに使っている、シマノから「折れにくい(以前に比べて)穂先」を装備したロッドが次々とラインナップされだしたからだ。ココでことわっておくが、ワタシはどこのメーカーからもサポートを受けておらず、自由に物が言える立場だという事を念頭に置いて欲しい。

 一応、ワタシの長年?の磯釣り経歴の中では、今も続く上位4大メーカー製の全て(「全種類」という事ではなくて、「全メーカー製の」という意味だよ。)を使用した経験があるが、現在使用中なのはシマノ製がほとんどだ。
 なぜ今、シマノを使っているのか?という理由は、調子ウンヌンという部分も多少あるが、今のロッドの開発技術と自分の技術力(「腕が良い」という意味ではなく、「決定的な違いがよく解らない」という意味。)で考えてみると、「魚が獲れない」という部分での不都合はほとんど無いと思っているので、単なる好みであったり、操作性(=扱いやすさ)であったりする他、丈夫だからという部分が大きい。

 で、その「丈夫」という話だが、ワタシの経験上では他社に比べてシマノ製の穂先は強いという印象がある。ワタシ自身、多少の技術レベルの向上もあるにはあるだろうけど、持って生まれた性格上、ついついやってしまう失敗は、そうは減っていないだろう。だから、穂先が折れる原因である「ウキの巻き込み」「根掛かりを切る際にウキが飛んでくる」「道糸が絡んだ状態で魚が掛かる」「魚をゴボー抜きにする際に無理な負荷をかける」といったあたりの発生率は初心者の時代を除くと、目に見えて下がっているとは思えない。ましてや、磯に立てかけた際に不注意で岩の割れ目に挟まり、ソレを無理に引っぱがす事もあったが、にも関わらず、ここ5~6年は穂先を折った事がないのだ。だから、保証書も真っサラな状態だ。

 対してそれ以前に使っていた、他社製品の場合は穂先折れで保証書は1年以内に使用し、更にまた折って全額負担をする事が何回か(も?)あったので、やはり、シマノの穂先は強いという印象は否定できない。更に、最近勉強中である渓流竿でもこのメーカーの穂先は1周回って大きくだが、括れてしまう物まであるのだ。そのシマノから、これまで以上の穂先強度をうたった「タフテック穂先」が販売されたのだから、これはもう信じるしかないのかなと思ってしまう。

 そこで、悩みの種は、「竿の部品の保管期間が長いから安心だ。」と言われるが、「扱いが悪いと穂先が折れてしまう」メーカーと、「モデルチェンジが多く、部品の保管期間が短い。」と言われるが、「穂先が折れにくい」メーカーとの、果たしてどちらが我々ユーザーに対して良心的なのだろうか?という事だ。モチロン、両方を兼ね備えているメーカーがあればソレがベストなんだけど、今のところは存在しないからどちらかを選ぶしかないので困ってしまう。

 結局、ワタシの場合は、折れにくい穂先を搭載したメーカーの竿を存分に使って、商品寿命が尽きないうちにオークションなんかで売るというのが、ベストの選択と思っているのだがどうだろうか?。(アッそう言えば次号の磯スペでワタシの「オークション攻略法」の’08年版が掲載されるので、その方もよろしくお願いします。)

 まぁ、穂先に関しては好みがあって「これでないとダメ」という人も居るので、丈夫さだけでは語れないだろうけど、「こんな基準で選んでいる人も居るんだ~。」程度に考えてくれたら結構。という話でアリマシタ。
 
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家族で管理釣り場

2008-03-15 13:10:31 | 渓流&管理釣り場での釣り
 家族で管理釣り場に行く際、どこに行くかが問題になるが、それらを探すには管理釣り場ドットコム
http://www.kanritsuriba.com/
や、管理釣り場関西
http://www.country-road.jp/area/kannsai.html
のような検索サイトを利用すると良い。
 これらを見ると、案外都市部の近くにも管理釣り場があることが判るだろう。でも、ココで注意が必要なのだが、それはどんなタイプの釣り場か?という事だ。

 管理釣り場には大きく分けて3種類ある。(この場合、ルアーやフライの話は別として)
 まず、1つ目は完全に釣り堀と化したタイプの釣り場だ。

このタイプは湧水や渓流から引き込んだ水を利用して、ため池状のところで釣らせるようになっている。ほとんどの場合でエサさえつければ魚が食ってくれるので、何ともあっけなく、釣趣はほとんど無いと言っても良い。子供が幼児の内はこれでも仕方がないかも知れないが、すぐに飽きてしまうだろうから、このタイプは観光客なんかがチョコッと立ち寄って楽しむのがベストかも知れない。
 2つ目は川の流れを仕切ってマス目状にし、そこで釣らせるタイプの釣り場だ。このタイプは放流魚付きというのが基本で、その場合は料金の中に自分の持ち分の魚が付いている。で、その魚を放流するタイミングと場所を選べるところが多く、例えば他人の釣り残した魚を釣った後にその魚を入れてもらって入れ食いタイムを作る(またはその逆パターンも可)ような事もできるので、ある程度難易度が上がって楽しみも増えてくる。
 3つ目は川を仕切ったマス目と自然の川(渓流)がドッキングしたタイプの釣り場だ。このタイプは2つ目のタイプと同じように放流するものの、その放流エリアの上流あるいは下流に仕切りのない川(渓流)が繋がっていて、マス目の仕切り部分から逃げたり、別に放流した魚が半野生化している釣り場だ。モチロンこのタイプが一番難易度が高いのでチャレンジのしがいがあるのは言うまでもない。
 これら3タイプを自分と家族(子供)のレベルに合わせるといいだろう。

 竿はレンタルしてくれるところが多く、別に持参する必要もないのだが、ハリスとハリ(ハリ付き糸でも可)と、サルカン、ガン玉の5,3,Bの3つ、それに目印の糸程度は揃えていった方が良いだろう。
 レンタル竿の場合は「切られて交換するのが面倒」「飲み込まれて外すのが大変」といった理由で、付いているハリが大きく、ハリスが太いことが多いし、「振り込みやすさ=扱いやすさ」を優先するためにオモリが大きい事が多い。これらは全て魚の食いが悪くなる要素なので、全てを食い優先にするために上記のハリス以下の4点を用意するわけだ。サルカンは道糸が太いままでハリスをつなぐのは大変(というか不可能に近い)なので、そのつなぎ目に入れるようにするためだ。尚、ハリのサイズは渓流バリやアマゴバリの6~7号、ハリスは0.3~0.6号といったところで、オモリを打つ位置はハリ上20cmが標準だ。

 エサは基本のイクラ+ミミズもしくはブドウ虫を用意して食いに合わせてローテーションさせるといいだろう。これらは釣具屋で簡単に手に入るし、釣り場でも販売している場合が多いので事前に問い合わせておいて、現地で調達してもいいだろう。

 注意点として、料金システムがある。これは放流魚が1kg付いて1日いくらといった設定なら問題はないが、釣った魚が目方売りの場合や、1匹いくらといった場合(共にリリース禁止の場合が多い)は調子に乗って釣っていると最後にドエライ目に遭う事があるからだ。言うまでもないが行く前には必ず問い合わせておくことだ。かくいうワタシも子供に数投目で30cmくらいのイワナを釣られてしまい、ソレを越えようと意地になって釣り続けて万円近くになって顔がマッ青になった経験があるのだ。

 釣った魚を有料or無料でその場で焼いてくれたり、河原でバーベキューもO.K.のところもあるので、子供や家族にとって+αの要素もできて、飽きる事も少なく、充実した1日が過ごせるかも知れない。そして、これをキッカケに、そのまま渓流の世界や他の釣りに本格的に取り組んでも良いだろう。皆さんも子供や家族を連れて、この春は管理釣り場で「釣りデビュー」を果たさせてみてはどうだろうか?。
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子供とアウトドア遊び その2

2008-03-08 14:45:29 | アウトドア・スポーツ
 子供をアウトドア遊びさせる方法として、モチロン釣りは有力候補の一つだろう。よく世間では初心者に小アジ、小サバ、イワシを狙った「サビキ釣り」を薦めているが、何となく「弱い者イジメ」や「幼児虐待」の臭いがするし、食べるのも半ば無理矢理の感がある。第一すぐに飽きそうだ。そこで「何かピタッとくる釣りはないものか?」と色々と考えてはいた。

 私もこれまで息子を誘って行く事があったが、成功しているわけではなかった。一度目は3歳?の頃で、コレは5分ほど竿を持っていただけに終わった。
 そして2回目、今度は小学2年の頃に「どうせ釣るなら大物を」と、連れて行ったのが船からのマダイ釣りだった。しかしコレがマズかった。大物はイイんだけど掛かった相手は80cm近いメジロ(ブリの若魚)で、四苦八苦の末ようやくそれを取り込んだのだが、親のワタシが調子に乗ってしまい、ビビる息子に無理矢理そのメジロを持たせて写真撮影を始めたもんだから、とうとう息子は怒り出してしまったのだ。そして、それ以来釣りに誘う事は途絶えてしまっていた。

 状況が変わったのは昨年の夏、友人家族との旅行の際に立ち寄った管理釣り場での「ニジマス釣り」だった。「どうせ行くのなら」と、前もって安物の道具類を揃え、エサも好餌である「ブドウ虫」や「ミミズ」、「イクラ」なんかも持ち込んでの挑戦になったのである。
 結果は「釣れるわ、釣れるわ」の入れ食い状態で、どの家族も大喜び、周りでは自分たちの貧果に嘆く人々が不思議そうに覗き込む始末だった。コレに味を占めたのか、ウチの息子もこれ以来「釣りに行くか?」と誘っても乗ってくるようになった。その理由を探ってみると、
①魚が適度な大きさ
②魚がキレイ


          (コレはブルック・トラウト)

③最初入れ食い、後にスレる
④食ってウマい


        (ニジマスの味はマァマァだけど)

等だろうが、①はこれ以上大きくなると手に負えないし、これ以下だと引きが味わえずにタダ付いているだけになってしまう、という意味で丁度良い大きさだという事だ。③は、スレた後でも工夫すれば、また釣れ出すという、釣りならではの喜びが味わえるので、飽きがこないのだろう。それに基本は延べ竿&シンプルな仕掛なので、カラミやオマツリも少なく、子供にも道具が扱いやすいので、一度教えてやりさえすれば、後は自分の釣り時間がとれるのも有り難い。

 その後も何回か家族で管理釣り場に行ったが、何となく見えてくるモノがあったので、次回以降「釣りカテゴリー」の部分で書いていきたいと思う。そして、ワタシ自身も管理釣り場を卒業して、本格的な渓流釣りにチャレンジしたいという欲求が湧いてきたので、ソレについても今後に書いていこう。


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子供とアウトドア遊び

2008-03-01 10:22:47 | アウトドア・スポーツ
 前回に小野田さんの話を書いたついでに今回は「子供とアウトドア遊び」について書いていこうと思う。

 まずは、自分の少年時代を振り返らせてもらう。そうすると真っ先に浮かぶのは「甲子園浜」での体験だ。
 私の住む兵庫県西宮市には大阪湾に数少なく、今でも残る貴重な浜=「甲子園浜」がある。ココは当時の子供達にとっての「アウトドア・スポット」だった。当時の大人は忙しく、この浜にやってくるのは子供同士のグループばかりで、今のように「危険な箇所は必ず親が同伴」なんて感覚はほとんど存在しなかった。ココで体験したのは主に「焚き火」「筏造り」「釣り」そして「…」だった。
 一つ一つを振り返ってみると「焚き火」では薪の選別から火起こし、焼き芋の焼き方、「筏造り」ではロープ・ワークを時には兄達のグループから伝授されたり、時には自分たちだけで工夫して遊び、学んだ。
 「釣り」は浜で投げ釣りをすればガッチョがメインだったが、たまに小型のシロギスも釣れた。少し離れたところにある護岸やケーソン行けばイワシと小サバがメインだったが、たまに小アジが釣れ、中でも秋以降にやってくる成長した(中?)サバは今では貴重な35cm級だったので、子供ながらに強引を味わうには充分な相手だった。そういえば初めてチヌを釣ったのもこの浜だった。
 そして「…」。当時には浜の後ろ側にテトラポットが並んでいたのだが、普通には捨て辛い物をその中に捨てる習慣があったらしく、よく「エロ本」が捨ててあったのだ。見つけた瞬間はドキドキし、みんなで恐る恐るソレを見ていた記憶がある。中には見つけたものをどこかに隠し、ソレを学校で自慢?して後日に友達を引き連れて公開する子供もいた。

 とマァそんな体験をさせてくれた「甲子園の浜」ではあるが、コレ以外にも色々なところへ行ったり、チャレンジした子供時代のアウトドア体験の数々は(エロ本以外は!?)「ナイフなどの道具を使う」といった動作の面はモチロンの事、勘や感覚の世界の発達にも影響してくるようだ。
 例を挙げると、ワタシの場合は頭の中のジャイロは正確で、一度通った道はほとんど一発で記憶してしまうのだ。そして普段でもあまり道に迷わない。これは若き日には一度でも車で女の子の家まで送ってしまうと、その道のりをインプットしてしまう事で実証され、スゴ~く役に立った(?)。こんな「勘や感覚」は勿論、釣りでも生かされているハズだと思う。
 しかし、一番役に立ったと思うのが危機管理面だ。私の住む西宮市はあの阪神大震災に見舞われたが、大揺れの後、何かで情報を聞いたわけでもないのに、真っ先に湧いてきたのが「水を確保しなければ」という感覚だ。揺れが収まった瞬間にお風呂一杯の水を貯める事に成功したおかげで、ワタシはその後に始まる断水にもしばらくの間、耐える事が出来た。この行為が全部「アウトドア体験」に基づくものではないのかも知れないが、そういう感覚があった事だけは確かだ。

 そんな体験をしているからこそ、子供をキャンプ

       (ウチのキャンプ道具でアリマス。)
やスキー、そして釣りに積極的に連れ出し、学ばそうとする(勿論エロ本以外!)のだが、現代の子供は小学校の高学年にもなると我々の頃と違って何かと忙しく、チャンスは減っている。そして、せっかく連れ出しても悪い事に親のワタシが「外遊び大好き人間」なので、子供に体験させるべき事であっても、ついつい自分が楽しくなってやってしまいがちだ。これからは自分を押し殺してでも子供に体験させてやらなければと反省しきりなのである。

 まぁ、ワタシ・レベルの話は参考にならないかも知れないけど、子供の自然体験がいかにイイかはアウトドア・ショップなどで無料配布されている雑誌「フィールドライフ」
http://blog.sideriver.com/fieldlife/
が去年の春号に付録として付けていた「自然が子供を成長させる」(編集はコールマン)に詳しく載っていて、今でもWEBマガジン化されて閲覧可能
http://dpm.sideriver.com/weblish/sideriver/coleman001/pinfreevue_ie.shtml
だから、是非読んで欲しい。
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