実は、旧釣りサンデーから出ていた磯スペ用に書いていた未発表の原稿が手元に残っており、それをそのまま手元に置いていても発表の場が無さそうなので、チョッと手を加えてここで公開しておきます。今回はオークションの出品についてですが、内容は釣り人向けに書いてあるけどいろんな物に応用できマス。
あこがれの新製品。「コレがあれば、アノ獲れなかった魚も…。」と夢に抱く。しかし、現実に財布の中をのぞいてみるとそれは「夢のまた夢」ななってしまうかも知れない。だが、「無けりゃ無い」でヒネリ出せばいいワケで、使わなくなった釣具の山を売りに出せばいいのだ。
その方法として中古釣具店で売るのはパソコンやデジカメが必要ないし即現金化できるので手っ取り早いのだが、そこでの買い取り値は店頭の売価から利益や経費を差し引いた分になるので思ったより高くはない。
より高く売る方法としてネットオークションがある。出品できる釣具はタックル類やウエア等何でもOKで、旧~旧々型モデルの程度が良い物なら概ね新品時の実売価格の4~5割で落札されている。しかし、キズが多くても価格が妥当であれば大概落札されるし、中にはマニアも居るので古くても高値になる事があるからオモシロイ。
そんなオークションだが、出品するのには、ある程度の手数料が発生するので私が利用しているヤフーオークション(http://auctions.yahoo.co.jp/)の場合で説明しよう。
ここに出品する場合は、まず会員登録から始めるが、登録すると月会費(294円)が必要になってくる。これは解約するまで自動的に毎月請求されるので、チョットだけ出品したい場合は会員になっている家族や友人に頼んで代理出品してもらう方がイイかも知れない。
後は出品時に出品手数料(一回10.5円)なのとオークション成立時に落札された金額の5%の手数料をヤフーに支払う必要がある。
登録方法や出品の手順はホームページで確認して欲しいが、手順通りに進めて行けばそんなに難しくない内容だと思う。
気になるのはトラブルだが、ヤフーオークションでは取引の内容に応じた5段階の評価システムを採用しており、相手が過去にどんな取引をしていたのかが、前歴を見る事で確認できるし、その評価の低い人が入札できなくする設定が可能だ。
また、銀行口座等に振込みがあるまで商品を発送する必要がないので金銭授受のトラブルは発生しない。(つまり先金をもらうって事ネ)従って出品者サイドに発生するトラブルは「説明や写真と商品が違う」、「対応が遅い」の二点がほとんどだ。
トラブル対策としてデジカメでの撮影は商品をキレイに掃除した後、以下の三点を撮っておく。①全体像、②セールスポイント(無ければ商品名が記入されている部分)のアップ、③一番大きなキズ(ウエア類は汚れや破れ)のアップだ。その際、ストロボをオフにして明るい室内か屋外の日陰で回りにムダな物が入らないように撮れば見易い写真になる。
ピンボケやブレで鮮明に写っていない写真は商品や出品者もアヤシク見えるのでジャマ臭がらずに何度でも撮り直すべきだ。
写真の容量が大きいと掲載できないので、ある程度解像度を落とすとイイ。方法は色々あると思うが、私の場合は画像処理ソフトで縦9cm、横12cm、150ピクセル/インチに落とした物を3枚掲載している。
説明文は商品の状態を入念にチェックし、キズの深さやセールスポイント等を詳しく正確に書き込む。
修理歴がある場合(交換済みでないという意味。)は使用に問題が無くても「何㎝折れましたが、その部分使用には問題ありません。」といった具合にキチンと説明してやることも重要だ。
追加記入も出来るので、何か気付けば後からどんどん書き込めばいい。
商品が落札されると24時間以内に住所、氏名、連絡先のメールアドレス、緊急連絡時の電話番号、振込先の口座番号をメールで連絡する。(落札者に自動的に送る事も可能)以降、相手との連絡は記録を残す為に必ずメールで行うのが鉄則だ。
梱包は早目に済ませ、入金を確認次第即発送する。送料は特にこちらからサービスしない限り落札者負担が基本なので相手に着払いをお願いするのがベストだと思う。発払いの場合は梱包をした後に実際に大きさ、重さを量り、宅配業者のH.P.等で料金を確認して落札価格に上乗せして請求する手間がかかるからだ。
私は以上の点を注意しているが、基本は商売と同じだと思う。
不慣れな内は最低落札価格という「これ以下では売らないゾ」価格を設定すれば安心だが、高値を狙うために開始価格を「1円」とか「10円」にワザと下げて競争心をアオる方法を採っている人も多い。しかし、ややリスクを伴うのも覚悟して欲しい。どうしても「落札価格が安くなってしまうのでは?」と不安になる場合は最低落札価格を設定しつつも、開始価格を低く設定して入札し易いようにしておけば、たとえ初回で落札されなくても後で入札履歴が確認できるので、その商品の相場が判るのだ。一回10円程で何回でも再出品できるので次回の参考にすればいい。
オークションの終了時間は入札に参加し易い午後8時~11時に設定すると競り上がる傾向になるようだ。この時間帯は集中するのでヤフーでは避けるように書いてあるが、逆にこの時間帯こそが狙い目なのだ。また、ボーナス月はみんなが「お金持ち気分」になるのか、通常よりも高値が期待できるのでチャンスだと思う。
保証書付きならば更に高値がつくので持っていれば説明文に必ず書き込もう。
よくある失敗として出品の手間を省きたいが為に複数の竿やリールをセットで販売しようとする人がいるが、その内のどれかが、入札する側にとって不要な物と判断されると、それに価格が引っ張られて安値になるケースが多い。だから、ここはジャマ臭がらずにバラ売りした方が賢明だと思う。(セットした場合よりも合計で高値になる方が多いって事。)
また、穂先折れの等の破損ヶ所があっても、修理せずにその部分を正直に書いたうえで落札してもらう方が差額計算すると得することが多い。
とまぁ、ワタシはこういった感じで今まで百件以上の取引を行ってきましたが、トラブルはゼロです。だから、的は得ていると思うんだけど、あくまでもご参考までに…。
あこがれの新製品。「コレがあれば、アノ獲れなかった魚も…。」と夢に抱く。しかし、現実に財布の中をのぞいてみるとそれは「夢のまた夢」ななってしまうかも知れない。だが、「無けりゃ無い」でヒネリ出せばいいワケで、使わなくなった釣具の山を売りに出せばいいのだ。
その方法として中古釣具店で売るのはパソコンやデジカメが必要ないし即現金化できるので手っ取り早いのだが、そこでの買い取り値は店頭の売価から利益や経費を差し引いた分になるので思ったより高くはない。
より高く売る方法としてネットオークションがある。出品できる釣具はタックル類やウエア等何でもOKで、旧~旧々型モデルの程度が良い物なら概ね新品時の実売価格の4~5割で落札されている。しかし、キズが多くても価格が妥当であれば大概落札されるし、中にはマニアも居るので古くても高値になる事があるからオモシロイ。
そんなオークションだが、出品するのには、ある程度の手数料が発生するので私が利用しているヤフーオークション(http://auctions.yahoo.co.jp/)の場合で説明しよう。
ここに出品する場合は、まず会員登録から始めるが、登録すると月会費(294円)が必要になってくる。これは解約するまで自動的に毎月請求されるので、チョットだけ出品したい場合は会員になっている家族や友人に頼んで代理出品してもらう方がイイかも知れない。
後は出品時に出品手数料(一回10.5円)なのとオークション成立時に落札された金額の5%の手数料をヤフーに支払う必要がある。
登録方法や出品の手順はホームページで確認して欲しいが、手順通りに進めて行けばそんなに難しくない内容だと思う。
気になるのはトラブルだが、ヤフーオークションでは取引の内容に応じた5段階の評価システムを採用しており、相手が過去にどんな取引をしていたのかが、前歴を見る事で確認できるし、その評価の低い人が入札できなくする設定が可能だ。
また、銀行口座等に振込みがあるまで商品を発送する必要がないので金銭授受のトラブルは発生しない。(つまり先金をもらうって事ネ)従って出品者サイドに発生するトラブルは「説明や写真と商品が違う」、「対応が遅い」の二点がほとんどだ。
トラブル対策としてデジカメでの撮影は商品をキレイに掃除した後、以下の三点を撮っておく。①全体像、②セールスポイント(無ければ商品名が記入されている部分)のアップ、③一番大きなキズ(ウエア類は汚れや破れ)のアップだ。その際、ストロボをオフにして明るい室内か屋外の日陰で回りにムダな物が入らないように撮れば見易い写真になる。
ピンボケやブレで鮮明に写っていない写真は商品や出品者もアヤシク見えるのでジャマ臭がらずに何度でも撮り直すべきだ。
写真の容量が大きいと掲載できないので、ある程度解像度を落とすとイイ。方法は色々あると思うが、私の場合は画像処理ソフトで縦9cm、横12cm、150ピクセル/インチに落とした物を3枚掲載している。
説明文は商品の状態を入念にチェックし、キズの深さやセールスポイント等を詳しく正確に書き込む。
修理歴がある場合(交換済みでないという意味。)は使用に問題が無くても「何㎝折れましたが、その部分使用には問題ありません。」といった具合にキチンと説明してやることも重要だ。
追加記入も出来るので、何か気付けば後からどんどん書き込めばいい。
商品が落札されると24時間以内に住所、氏名、連絡先のメールアドレス、緊急連絡時の電話番号、振込先の口座番号をメールで連絡する。(落札者に自動的に送る事も可能)以降、相手との連絡は記録を残す為に必ずメールで行うのが鉄則だ。
梱包は早目に済ませ、入金を確認次第即発送する。送料は特にこちらからサービスしない限り落札者負担が基本なので相手に着払いをお願いするのがベストだと思う。発払いの場合は梱包をした後に実際に大きさ、重さを量り、宅配業者のH.P.等で料金を確認して落札価格に上乗せして請求する手間がかかるからだ。
私は以上の点を注意しているが、基本は商売と同じだと思う。
不慣れな内は最低落札価格という「これ以下では売らないゾ」価格を設定すれば安心だが、高値を狙うために開始価格を「1円」とか「10円」にワザと下げて競争心をアオる方法を採っている人も多い。しかし、ややリスクを伴うのも覚悟して欲しい。どうしても「落札価格が安くなってしまうのでは?」と不安になる場合は最低落札価格を設定しつつも、開始価格を低く設定して入札し易いようにしておけば、たとえ初回で落札されなくても後で入札履歴が確認できるので、その商品の相場が判るのだ。一回10円程で何回でも再出品できるので次回の参考にすればいい。
オークションの終了時間は入札に参加し易い午後8時~11時に設定すると競り上がる傾向になるようだ。この時間帯は集中するのでヤフーでは避けるように書いてあるが、逆にこの時間帯こそが狙い目なのだ。また、ボーナス月はみんなが「お金持ち気分」になるのか、通常よりも高値が期待できるのでチャンスだと思う。
保証書付きならば更に高値がつくので持っていれば説明文に必ず書き込もう。
よくある失敗として出品の手間を省きたいが為に複数の竿やリールをセットで販売しようとする人がいるが、その内のどれかが、入札する側にとって不要な物と判断されると、それに価格が引っ張られて安値になるケースが多い。だから、ここはジャマ臭がらずにバラ売りした方が賢明だと思う。(セットした場合よりも合計で高値になる方が多いって事。)
また、穂先折れの等の破損ヶ所があっても、修理せずにその部分を正直に書いたうえで落札してもらう方が差額計算すると得することが多い。
とまぁ、ワタシはこういった感じで今まで百件以上の取引を行ってきましたが、トラブルはゼロです。だから、的は得ていると思うんだけど、あくまでもご参考までに…。