今週も釣行出来ず

今週も台風の影響を受け、釣行出来ずで、ネタ無し。よって休刊です。

休刊日

先週は荒天のため釣行できず、よって記事も書けずで、今回は休刊とさせていただきます。

鷹巣沖では…

　前回、前々回と、ベイトフィッシュがてんこ盛りでオキアミへの関心が薄い京都府、経ヶ岬沖の白石グリへの釣行だったが、今回はボクにとってのもう一つのホームグランドである福井県、鷹巣沖への釣行だった。

　いつもの晴海丸に乗船して鷹巣沖へ。船長に近況を確認すると、「やはりオキアミへの反応が鈍い日が続いていたが、前日に少しイイ兆しが見えてきた。」とのことだった。

　程なく、ポイントに到着し、発泡ウキ８番を１個装着した状態で仕掛けの投入を開始すると、トロトロと動く潮が流れていた。

●３０ｍあたり５分４５秒ほど●

　アタリ自体は二投目から出たのだが、アワセを入れたが空振りとなった。
　こういった場合は、潮流が二枚潮となっていて、その影響で道糸がたるんだ結果ということが多いので、次の流しからは、それを意識して工夫を加えた。
　最初の送り出しを２０ｍ出してそれが馴染んだ後に、スプールの回転を注視していると、３０ｍ出た時点で回転が速くなっていたので、ここで一旦スプールの回転を指で押さえて止めてみることにした。
　その後は１５秒ごとに竿先で道糸を持ち上げ（いわゆる竿先で聞くという行為）、その抵抗感で「道糸が張った。」と判断できる秒数をカウントしていったが、そう感じられたのが、１分後だった。（浮力のセッティングは８番が１個のまま）

●１分間の停止●

　仕掛けの張りを確認したのを受けて、ここから再び流し始めたのだが、５５ｍに達した時点でクリアなアタリが出て、アワセもドンピシャで決まった。

●自らの工夫でとったアタリ●

　引きは大したことはなく、中型マダイだったが、それでも答えが出せたのはウレシイ。

●１枚目のマダイ●

　続く流しでもアタリが出て、それ以降はメジロ（大ハマチ）がメインになったが、何と６投連続でアタリを取ることに成功した。その間、周りでは喰い逃げされるか、エサを盗られるかだったので、「張って流す」は大正解だったようだ。

　アタリが途絶えだした頃、風向きが変わってこれまでの、長さ２．５ｍの竿ではオマツリし易くなってきたので、３．７５ｍの竿に交換する。（できればであるが、乗合船では、乗員各自が釣り座によって竿の長・短を使い分けて欲しい。そうすれば、皆が快適に過ごせるのだが…。）

●久々の登場の、LV H375●

　ひとジアイが済んだ後はサシエサの盗られ具合を確認しながら、「盗られれば送り出し量を減らして、仕掛を貼る距離を手前にずらすパターン」で調整し、サシエサが残れば逆のパターンを組んでゆくと、大ハマチ～メジロクラスのブリ族ばかりになったが、アタリを拾うことができた。

●大きく曲がるも、すぐに正体が判明する●

　何とか途中で貴重なマダイ（５５ｃｍ）が一枚混ざってはくれたが、ブリ族を二桁釣って納竿の時間を迎えた。

●●最大でこんなモノ（６５ｃｍほど）

　鷹巣沖では、大量に居たベイトフィッシュが徐々に減り始め、オキアミエサへの反応が回復しつつあるようだ。現状ではマダイとブリ族ばかりなのは残念だが、これから先、どこかに潜んでいる居着きのヒラマサも口を使ってくれるハズだ。そのうちの１本を獲りに、この海域への釣行も増やしていこうと考えている。

状況は変わらず…

　前回に続いて経ヶ岬沖、白石グリへの連続釣行だ。
　魚は確実に居るハズなので、「一週間で、それらがオキアミのエサに反応してくれる状況に変わっているのか？」が問題だったが…。

　いつもの日本海４１に乗船して一路、白石グリに向かい、１１時の開始時間と共に一流し。緩いながらも決して悪くは無い潮況だった。

●１００ｍあたり、８分弱●

　だが、前週と状況は変わっていなかった。
　忘れた頃にポツン、ポツンと中小型のマダイが魚信を送って遊んでくれるる程度で、「ある一定の距離やタナで、マキエサの中に魚がツッ込んで来る」状況ではなかった。
　ようやく取れた“大きめのアタリ”も、竿を大きく絞り込むような魚ではなく、

●少しは竿を曲げこんでくれたが…●

　最大魚は、そこそこサイズのマダイが精一杯だった。

●６０ｃｍほどのマダイ●

　しかしながら、今季初の大型メダイ（1ｍ、12ｋｇ）が他船によって仕留められているので、「もう少し経てば、Ｖ字回復してくれるだろう」とボクは予想している。釣りの対象魚の大半は、初期にこそ大型が出る確率が高いので、その意味でもこれからが楽しみな白石グリだ。