釣行チャンスが無いままに今年最後の更新になったので、総決算として今年の釣りを振り返るとしよう。
まずはメインであるところの完全フカセ釣りでのヒラマサ狙いだが、シーズンイン直後からの、急潮流の影響があって、序盤はかなり出遅れたものの、後半で取り返して獲得本数は合計32本(60cm以下の小マサクラスは除く)になった。内、メーター・オーバーは3本、最大サイズは歴代2位の120cmだったので、良いシーズンを過ごせたと思っている。
だが、生涯目標の130cmにはまるで届かずだったので、満足には至っていない。
今年の取り組みとして特筆すべきは、オードラゴンX8が発売された事による、PEラインの再導入だ。以前はフェードアウトしてしまったところから再出発し、玄達瀬での使用もあって、完全実用化に近い状態に持ってこられたとは思っているものの、もう少し経験を積んで自分のスタイルとして確立させたい。これができれば、かなりのアドバンテージになるので、来シーズンでの実験再開が楽しみだ。
変わってサブのクエ釣り。こちらに関しては9回の釣行で10kg、27.8kg、そして生涯目標だった30kgオーバーを余裕で超える36.4kgの3本を、3割3分3厘という、強打者並の確率で釣った事は自身としては出来過ぎなのだが、そもそもこの魚、「基本的には眼の前にエサを落とせば喰うタイプ」だというのがボクの見解だ。なので、大事なのはポイント選びと確かなアンカーリングになるから、高打率は日本海41や大吉丸をはじめとする、各船長さんの的確な判断の賜物だと思っている。
結果に対しては大いに喜ぶべきなのだが、贅沢にも既に何か遠い過去の出来事のような気がしている。
「吾、唯、足、知(われ、ただ、たるをしる)」は、京都の名刹=龍安寺に水戸光圀(黄門様)が寄進した蹲(つくばい)に刻まれた文字だが、まだまだ生臭いボクには到底至らない境地なのは確かだ。
なんだかんだと、書き綴ってきたけど、このブログ、しばらくは冬ごもりの予定ではあるものの、まだまた続くので、読者の方々におかれましては、来年もお付き合いを宜しくお願いします。
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