中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

’21年版 完全フカセ戦略 ~その3

2021-01-30 12:30:00 | 船釣りタックル&仕掛、戦略他
 ~その2より続く

■最初の一投■

 ボクの場合は船長からの情報で「かなり浮いていそうだ。」と判断した場合を除き、ゴールデンウィーク頃迄ならポイント到着後の第一投は、サルカン上に潮受けウキゴム1個のニュートラル状態でセッティングしている。
 次いで撒きエサを十分に効かせた後に仕掛を投入するが、投入した仕掛の先バリからサルカンまでがピンと伸びているのを確認してから送り出しを開始する。送り出す量は標準で20m、「見た目で今日は速そう。」と感じた場合は30m、逆の場合は10mとしている。
 やがてリールの逆転が始まるが、ボクの場合は真下に落ちるドボン潮以外であれば、触らずそのまま放置し、とりあえずは想定地点まで流す。
 その想定地点だが、「(アンカーで止めた位置から船長が想定した最短ポイントまでの距離)マイナス(10m)」としているが、それも船長の情報次第。決め手がない場合は、足元の水深の1.5倍としている。
 想定地点に達すると、仕掛けの弛みを取るために一旦停止を行うが、この最初の1回は長めにとる。ボクの感覚では標準~やや速めの場合で30秒とる事が殆どで、潮流が遅ければ1分以上とる事もある。時間の計測は指折り数えるのはダメ。アタリがあった際に、その次の流しでもに同じ流しを再現しなくてはならないので、タイマー表示のある電動リールであっても、ストップウォッチで計るようにしている。

●ボクにとっては必須のストップウォッチ●

 
 この釣りに慣れていなかったり、見た目で潮の遅速が判断出来ないうちは最初の一投で停止をさせずに100mまで流した時間を計測した方がイイと思うが、この場合はストップウォッチでの計測以外でも構わない。100mあたり5分を標準とし、それ以上か、それ以下で潮の遅速を判断する。

 そして想定地点までの距離の、1.5倍迄流し終えたら一旦仕掛けを回収する。


■調整■

 仕掛けを回収したら刺しエサの残り具合を確認するが、残っていれば「魚の浮上層まで届いていない」、逆ならば「深く入り過ぎた」と判断して、次の流し以降では以下の方法でアタリの出るタナを探って行く。

:刺しエサが盗られる=タナを上げるには:
  →一旦停止する位置を手前にする(10m単位)
  →一旦停止する時間を長くする(10~30秒単位)
  →一旦停止する回数を増やす(20~50mごと)
  →停止や巻き戻しの後、リールのメカニカルブレーキを絞る
  →送り出し量を10m単位で短くする(最少は0)

 送り出し量は潮流の流速に合わせるのが基本としているので、タナを上げて行く調整に使う際は最後に行う。優先するのは最初に一旦停止をする位置を手前にする事と、その時間の延長になる。
 停止ではなく、リールでの巻き戻しパターンを組む場合も、停止パターンと同様に「位置を手前にする」、「巻き上げ距離を長くする(5~30mの間)」、「一流しあたりで巻き戻す回数を増やす」等の加減でヒットポイントを探ってゆく。
 また、リールのメカニカルブレーキを絞る場合はフリー回転時の80~50%の範囲で抑制し、上層を狙うのなら、より絞りをきつくして行く。
 どちらかと言えば、潮流が速めの場合は一旦停止、遅めの場合は巻き戻しが有効な傾向にあり、メカニカルブレーキ調整はどちらでも使えるが、複数を組み合わせてアレンジする事も多い。

 以上の策を施してもまだ刺しエサが盗られるなら
  →発砲ウキの7番を挿入して上記の作業を繰り返す
 次いで刺しエサが残ったら
  →発砲ウキを6番に下げて上記の作業を繰り返す
 逆に刺しエサが盗られたら
  →発砲ウキを8番手に上げて上記の作業を繰り返す
 以後は発泡ウキでの浮力調整は越前方式と同様に、「盗られれば浮力を増やし、盗られなければ浮力を減らす」を続けるが、昔のようにただ流すのではなく、止めや巻き戻しを組み込んだ方が遥かにアタリの出る確率が上がる。

:刺しエサが残る=タナを下げるには:
  →送り出しの距離を20m単位で長くする(最大は50mほど)
  →一旦停止させる位置を先に伸ばす(20m単位)
  →一旦停止する時間を短くする(10秒単位)
  →サルカン付近にガン玉を打つ(G2~4B、最大3号程度まで)
 巻き戻しで組んだ場合も当然、「位置を先にする」、「巻き上げ距離を短くする」、「一流しあたりに巻き戻す回数を減らす」で調整する。

 尚、初めからチビチビと細かく変化させていては非効率的なので、「最初は大胆に、後に細かく」調整する方がイイ。

 また、
:潮がほとんど動いていなければ:
  →送り出しは5~10m
  →水深の半分で停止(10~30秒)
  →以後10mごとに停止
   もしくは20mごとに5m巻き戻し
というパターンを組む。
 回収後、刺しエサが残っていれば、停止距離を先に延ばしたり、停止回数を減らしたり、巻き戻し回数を減らす等で対応し、反対ににサシエサが残ってない場合はその逆パターンにする。別パターンとして、一定の距離(例=水深の1/3)迄ラインを出したら、止めたままで待つ方法が有効な時もあるが、この場合、止める時間を計ってその長短と、止める位置の調整でタナを探る。


■まとめ&裏?ワザ■

 ボクの場合は1本掛かって取り込んだ後、次の、2回目の流しでアタらなければ3回目は刺しエサの残り具合を参考に仕掛のセッティングなり、流し方を変更している。これに関しては、「同じことをするのは2回目まで!、3回目は違う事をする!」が、グレのフカセ釣りでは鉄則なので、それが染みついているから当たり前に実行しているが、慣れない人にとっては読んだだけでウンザリする内容かも知れない。
 だが「止めパターン」、「巻き戻しパターン」、「リールのメカニカルブレーキ調整」の内、どれか一つを採用するだけで「何もしない」より得る魚が増える事を理解しておいて欲しい。実際に、どれか一つを試した時点でアタリが出た経験がボクには何度もあるのがその裏付けとなるだろう。
 しかし、それでも面倒に思える人に、一番ズボラな方法をお伝えしよう。それは「多層潮あるある」の一つの、「リールを巻いてみたら付いていた。」を利用する方法だ。
 「巻き上げ途中で重みが乗って、電動リールの巻き上げ音が変わった」が自分や周囲に起こったら、その距離をすぐ確認して、次の流しではその10m手前でリールの回転を指で押さえて止めて(サミングして)、リールのタイマーなり、腕時計なりを利用して潮の遅速に合わせて20~40秒カウントした後、再び流してみる。もしくは同位置でリールのクラッチを入れて手巻きで10~20m巻き戻してみる。このどちらかを実行するだけでアタる魚の数が増えるのだ。
 例えばヒラマサ狙いで「アタリが判らず、先に走られてバラシ連発」、マダイ狙いで「ハリ外れ連発」なんて事が釣果欄に記されているのを見かけるが、「せっかく魚がタナを教えてくれているのに…。」、「ただその10m手前で仕掛けを張るだけでイイのに…。」と、ボクはいつも思っている。

 以上、3回にわたって長々と書いてきたが、要は「とにかく近年の完全フカセ釣りは張らないと釣果が減る」と意識する事が大事なのだ。
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’21年版 完全フカセ戦略 ~その2

2021-01-23 12:30:00 | 船釣りタックル&仕掛、戦略他
~その1から続く

 昨今の複雑な潮に強い間人(たいざ)方式だが、欠点もあるように思う。その一つは、この釣りのエサ盗りをかわし方である最初の送り出し量とラインの張り具合で調整する方法が、例えば玄達瀬への釣行だと、もっと積極的に行わないと通用しないように思える点だ。そしてもう一つ、例えば「底潮に入った」の判断等、全体が熟練者向きで、その個人が蓄積してきた経験や感覚で判断する部分が多いように思え、慣れない者にとっては「これで良いのか?」と、不安になってしまう点だ。
 だからボクの場合は自分なりにアレンジを加える事でより効率化しているが、以後はそれについて説明して行く。

■仕掛のセッティング■

 今は観られないが、以前に目を通したH.P.からの情報であれば、間人方式における仕掛けのセッティングはラインとハリスの接続部に「サルカンなし」、「サルカンあり」と、磯釣りからの流用した水中ウキの有無とそれを重さ違いに交換する事が基本のようだ。そして仕掛けの浮かせ具合は、上述した通り、ラインの張りや止め加減、そしてメカニカルブレーキの絞り具合やサミングで、沈ませ具合は最初の送り出し量と水中ウキの交換で行っているようだ。

●磯のグレ釣り用水中ウキ●

 対してボク流はまず、ラインが6~7号の場合はB.B.入りサルカン0号、ラインが10号の場合(玄達瀬用)は2号とし、その上に水中ウキではなく、磯釣り用の潮受けウキゴムを一つ入れた状態をニュートラルとして、そこから変化させている。

●潮受けウキゴム(キザクラ:クッション水中LL)●

 次いでエサ盗りが多い状況で上層を狙う場合は、潮受けウキゴムを外して発泡ウキに換装し、そのサイズを大きくしたり、数を増やす事で更に上層を狙ってゆくが、このセッティング自体は越前方式そのものだ。

●発泡ウキ5~8番●

 逆にエサが盗られず、仕掛けを深く入れて行きたい場合には潮受けウキゴムの下にズレ難いゴム張りガン玉を入れ、そのサイズを大きくしたり個数を増やす事で更に下層を狙ってゆく。ガン玉の表示域を越え、さらに重くする場合は号数表示域に入るが、その3号迄が限界で、それでも刺しエサが盗られない場合は上撒きの撒きエサでは攻略不能と判断し、ガゴを付けて更に仕掛をヘビーにする等、完全フカセを諦めて別の釣りに嫌々ながら切り替えている。

●ゴム張りガン玉(ヤマワ社製他)●


 間人方式のような「水中ウキまるごと交換」だと、探るタナや潮流の流速が変わる度に仕掛けを切って挿入し直す必要がある。その上、結構単価が高いのに、軽い方はG2から重い方は4B(あるいはそれ以上)まで各種持ち込まなければならず、仮に根掛かり等でロストしたら懐の痛み具合も大きい。その点、潮受けウキゴムなら単価も低く、サイズを大きくしたい場合は複数個装着すれば良いし、重くしたい場合は下に装着したガン玉を換装着するだけで済む。これらはすべてグレ釣り師時代に得たノウハウであり、「段取り良くスピーディーに」、「システマチックに」を考えの基本にしている。

 ~その3に続く
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’21年版 完全フカセ戦略 ~その1

2021-01-16 12:30:00 | 船釣りタックル&仕掛、戦略他
 2021年になって繁忙期は過ぎたたものの、天候不良に加え、コロナ禍により乗船し辛く、釣行記は暫く更新出来そうにない。よって、ここ近年で実践している完全フカセ釣り戦略について記してみようと思っている。

■近頃のヒラマサ事情■

 このブログでも、2015年の7~8月に「完全フカセ色々 ~タナとりの話」で、2回にわたってヒラマサ狙いの完全フカセ釣りにおけるタナ取り法について記しているが、時を経て、その頃にメインとしていた発泡ウキの浮力の大小で通すタナを変える方法のみでは大型のアタリが減っている事を実感している。

●発泡ウキのセッティング●


 「何が原因か?」についていろいろと考察しているのだが、近年の高水温化もその一つにあると思う。その影響で上がり過ぎた表層水温はそれ以下の潮とは異質で混じり難く、2層(二枚潮)、あるいはそれ以上の層になって複雑に流れる多層潮の日、それも表層が一番速いという、厄介な日が多くなっているように思える。
 だがそれのみだと「仕掛けを合わせ難い」だけの事。深刻なのは高水温化すると低酸素気味になるので、もしかすると上層が、ガタイの大きなヒラマサにとって必要酸素量の足りない、息苦しくなる状態になっているのかも知れず、そのせいか撒きエサにつられて積極的に浮上する大型ヒラマサが減っているように思える事だ。

 上記はあくまでも魚類学者ではない素人の推測だが、とにかくそんな風に海中の事情が変化する中、発泡ウキの大~小で浮力を調整してエサ盗りをかわす釣りが不利になるのはやむを得ないように思う。但し、同じヒラマサでも「喰いたさ一心で命知らず(?)の中~小型」なら、撒きエサにつられて出てくる可能性が高いので、別の話になるが…。

■多層潮の中■

 多層潮の日に工夫なしに流していると、当然仕掛けが多方向に引かれてラインに弛みが出来る為、仮に魚が刺しエサを咥えたとしても緩衝されてラインが走らず、「リールを巻いたら魚が付いていた。」という事が時々起こる。魚が付いればラッキーだが、ヒラマサはブリ族と違ってほとんどハリを飲み込まないので、刺しエサを咥えた後、違和感を感じる前にアワセを入れないとハリ掛かりせずに食い逃げするヤツも居る。故に、「エサ盗りにやられた。」と思っている中に、実はヒラマサが混じっている可能性があるのだ。
 また、上層のみが速い潮の場合は特に上滑りし易くなるので、魚の居ない方向に仕掛けが入って行き、あらぬ方向や位置でラインが沈んだ時点でエサ盗りの餌食になる。このパターンに陥ると「エサが盗られる」→「発泡ウキのサイズを上げる(数を増やす)」という流れだけでは永遠に刺しエサが盗られ続ける事になる。

 従ってここ近年では、浮力の調整のみに頼らず、複数の方式をアレンジする事で何とか釣果を挽回させているのだが、具体的にいうと、ボクが2015年当時、便宜上「間人(たいざ)方式」と記した方式を中心とし、それに越前方式を組み合わせている。そこで、まずは、その間人方式のおさらいから。


■間人(たいざ)方式■

 間人方式と言うが、当然一般的な呼称ではない。これは丹後半島を西に行った京都府間人沖をホームグランドとしているグループがよく使うパターンの釣りで、船名で言えば梅垣丸さん、釣り人で言えば、がまかつの平井憲さん他が実践している釣法を指す。(共に面識はなく、TVでしか見た事がないのに、名前を出して申し訳ありません…)

 簡単に手順を示す。
 まず最初の送り出し(=ラインを手掴みで手繰り出す、強制的なラインの送り込み)は潮の遅速によって変化=遅い時は少なく、速い時は多く出すが、時には40~50mと、大胆な量になる事があるのを心得ておいて欲しい。そしてその送り出し分が潮に馴染んだら、糸フケを取るために一旦停止を行うが、その際、竿先で聞くなどして、刺しエサの抵抗感を得たら「仕掛け&ラインが一直線になった」と判断し、リールのクラッチを切って逆転を開始する。この時も潮の遅速に合わせて待ち時間は遅ければ長く、速ければ短くなる。

 リールの回転での流し込みが始まったら、回転の変化を注視し、変化があれば底潮に入った証になるという事で、ここからは余分な糸フケが出さないため、または魚にアピールするために張りや誘いをかけつつ流してゆく。つまりはリールのメカニカルブレーキを締めて回転を抑制する事でラインの出過ぎを抑えたり、時折リール回転を停止、あるいはラインの巻き戻しや竿先を引いての引き戻しで対処する。

 これらは潮の遅速に合わせて、回転を抑制する場合は遅ければ絞り気味、速ければ解放気味に調整し、巻き(引き)戻しや停止の場合は遅ければ距離や時間を長く、速ければ距離や時間を短くする。また、一流し中での回数も遅ければ多く、速ければ少なくする。

 尚、「止める時間」は、やった事の無い者にとっては「大丈夫か?」と思うくらい長く、その時間は30秒~1分以上になる事もザラにあるし、引き(巻き)戻す距離も5~20m以上と、場合によってはかなりの距離になる。

 ここまで読むと理解してもらえると思うが、「ライン(道糸)の操作で刺しエサが入るタナを変える」事と、「糸フケを極力減らして刺しエサを先行させ、アタリを明確に得る」事がこの釣法の基本になる。その為、張りや巻き(引き)戻しを行っても簡単にタナから仕掛がズレないよう、ハリスに水中ウキを装着する事が多く、より深く入れたい場合はマイナス浮力(重さ)で沈み具合を調整しているようだ。従って、サルカンの有無や大小で沈み具合を調整する「舞鶴方式」や、発砲ウキの大小で浮き具合を調整する「越前方式」とは仕掛けの組み方も違う。
 以上が間人方式に対する私の認識だが、直接現地に行って指導されたワケではなく、インターネットを通じて得た知識なので、ボクの解釈違いにより多少の相違点があるかも知れない点はご容赦いただきたい。


■間人方式のメリット■

 何故この方式を取り入れたのかを問われると、「中~底潮を中心に攻められる」という点と「糸フケが少ない分だけ多層潮に強い」点だと答えたい。

 考えてみると、長年にわたって凝っていた磯のグレ釣り界では「ただ流すのではなく、ハリスを斜めにピンと張り、余分なライン(道糸)は出すな。」と、言われ続けていた。
 グレ釣りのように比較的狙う水深が浅い場合でも表層は風の影響を受けて、グレの居る、あるいは撒きエサにつられて浮上してくる層(=撒きエサが流れて行く先)とは違う流れをしている事が多く、何も考えずにウキの流れに任せていると、撒きエサの流れと刺しエサが流れが同調せず、極端に喰いが悪くなるし、エサ盗りの標的になり易くなる。
 また、グレ(他の魚もほとんどそうだが)は潮上に向かって泳ぎながらエサをエサを取る事が殆どなので、サシエサを先行させて流さないとサシエサを咥えた直後にウキに引かれて違和感が出て、刺しエサを吐き出す事があるので、結果アタリの出が悪くなり、条件悪化で喰いが渋い場合はその傾向がより顕著になる。

 これらを防ぐために、道糸の出をサミングでセーブしつつ、サラシや風を利用してフライフィッシングで言うところのラインメンディングを行い、なるべく撒きエサとサシエサが同調しつつ流れてゆくことを優先する。そして、更に条件が悪くなると、表層での影響を極力減らすためにウキを強制的に沈めて水中帆とし、竿先でアタリを取るようにする。

●最初から沈めるのが目的の00~マイナス負荷のウキ●

これを「沈め探り」と言い、より流れが複雑かつ速い離島の釣りでも有効な釣法になる。これがまさしく間人方式の目指すところと重なっているのだ。

 以下、~その2へと続く
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