中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

春の経ヶ岬 ~3回目

2021-04-24 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 今回も経ヶ岬沖へ。不安定な釣果が続いているため、先週と同じ中浜沖で様子を伺い、ダメなら白石グリへと向かうプランだった。

 中浜沖の一か所目では、前回とほぼ同じ速さの潮流が差していた。

●50mあたり、約5分30秒●

 当初は前回の経験もあって浅いタナから攻めたが、全くエサが盗られない。隣で釣友が普通に攻めて中マサを1本獲った事を受け、慌てて中層から攻め直したが、時すでに遅く、何をやっても沈黙する状態に陥り、移動を決意。
 次いで同じ中浜沖で反応の良さそうなところを見つけたが、そこでも釣友が同寸を1本で続かずじまいだった。

 以後は何をやっても結果が出ないので、白石グリへと移動。ここでは西からの潮流が理想的な速さで流れていた。

●100mあたり、約5分●

 だが白石グリでも展開は変わらなかった。あまりにエサが盗られないので、仕掛を深く入れて「大型一発狙い」で攻めていたが、ボクには得る物が何も無かった。そしてまたもや釣友が中マサを1本獲ったが、続きは無かった。
 終盤の残り時間が30分ほどになった時点で短~中距離の深くを探るのをやめて遠くの浅めを狙うと、ハマチのお兄さん(メジロの弟)サイズと50cm程のマダイが来たが、それでオシマイ。失意の中、納竿時間を迎えた。

●ようやく竿が曲がってくれたが…●


●全部でこれだけ…●


 今年の白石グリの状況は悪かった昨年を下回るドン底ぶりで、今後改善するかどうかはヒラマサのみぞ知る。但し、中浜から更に西の間人沖に目を向ければメーター弱サイズが例年以上に釣れているようなので、もしかすると、それらが白石グリにも回遊してくれるのかも知れない。とにもかくにも、これから先も釣行を続けるが、大型ヒラマサが出てくれる事を祈るばかりだ。

:追伸:

 当日は悲惨な一日だったが、その後の白石グリではヒラマサにとっての春風=西からの強い潮が差し、それが落ち着いた4月22日あたりから良型ヒラマサの釣果が出始めたようだ。次回の釣行日迄そのままの状態をキープしてくれれば良いのだが…。
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春の経ヶ岬 ~2回目

2021-04-17 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 これでようやく2回目の春季釣行。今回も経ヶ岬沖には違いないのだが、いつもの白石グリとは違って岬をぐるっと周った先の中浜沖への釣行だ。
 というのも白石グリは絶不調で、ヒラマサは小マサクラスがポツリポツリとしか出ておらず、大型に至っては例年に比べて確率は低いどころかほとんど出ていないからだ。
 乗船したのは西舞鶴(和田)から出ている大海丸さん。この地区の大型魚狙いでは一二を争う船長の案内で現地へと向かった。

■西からの潮■

 経ヶ岬沖の例に漏れず、中浜沖でも本命潮とされている西からの潮が流れていた。

●50mあたり4分30秒●

 一投目では流速を計るため水中ウキ(帆)を着けたのみの状態で流してみたが、やや緩いものの、この日の前日までの状況と変わっており、期待の持てる状況だった。
 船長の説明によると「35m程の水深で、起伏の激しい地形が続く。」という事だった。予想はしていたが、一投目からの回収では簡単にエサが盗られた事と地形から、「玄達瀬の展開と同様に」と判断し、次の流しでは発砲ウキ8番を装着してみたが、これでもエサが盗られてダメ。次いで8番+7番にしたところ、僅か27mでラインが走った。
 引き味から小マサと判断。そしてその通り、今期の1本目を簡単にゲットできた。

●65cm程の小マサ●

 続いて、ポンポンと2本釣って「型はもう一つだけど、今日は楽勝!」と思った矢先に急転直下、潮流が止まってしまった。


■オキアミ・シャワー攻撃■

 ほとんど潮が動かない状況の中、気持ちを切らさずせっせと撒きエサを続け、仕掛けを流し込んでいた。アタリが途切れて1時間以上も経っていたが、送り出しを5mだけ取り、発砲ウキ8番+8番のセッティングで流そうとしていると、仕掛けが馴染んだばかりの6mで何とアタリが出たのだ。但し、これには慌ててしまい、アワセる事が出来ずにハリ外れとなったが、「もしかすると全く沈ませる必要がないのでは?」と思い、発砲ウキ8番+8番+7番で流してみると、ポツリポツリとアタリが出始めるようになった。
 この状況は過去に鷹巣沖で経験していて、ほとんど動かない潮流であっても、ヒラマサが着いている瀬に船位を近付けて、真上に近い位置から撒きエサを続けていると、何かのスイッチが入った瞬間にだけ急浮上してエサを拾う事がある。上から降り注ぐオキアミに真下から喰い上がる様から、これを「オキアミ・シャワー攻撃」と晴海丸の松井船長と笑いながら言っていたが、潮流に敏感なヒラマサが、こんな状況下で何故反応するのかはよく解らない。だが、諦めずに続けていると、「こんな事もある。」と、この記事を読んだ方は頭中の引き出しの片隅に入れておいて欲しい。

●中盤以降は大で78cm●


 で、ここからも「8番+8番+7番~8番+7番」と、エサの盗られ具合で浮力を変化させてポツリポツリとアタリを拾い、カウント数も上がっていった。

●釣友も拾い釣り●



 焦れる時間も結構あって、スカッとはしなかったが、気付けば8本の中~小マサをゲットしていた。しかしこういう状況だから、ハリ掛かりが悪く、3本もロストし、大型も出なかったが、それも仕方がない。まずは顔を見られただけでも良しとしよう。

●手前の8本が私の釣果●


 中々調子の上がらない経ヶ岬沖だが、このままでは終わらない感があるので、今後に期待する。チャレンジはまだまだ続く…。
コメント (2)
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いつになったら…

2021-04-10 12:30:00 | その他
 またもや荒天。いつになったら出られるのか…?
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何度目なのか…

2021-04-03 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 先週も荒天でアウト。書くネタもない…。
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