とにもかくにも、初釣行が叶った。ヒラマサ狙いは時期的に無理なので、おいしいメダイ釣りだ。
今冬は冬型の気圧配置になることが多く、ようやくチャンスが巡り、舞鶴東発の、いつもの日本海41に乗り込んで、経ヶ岬沖の白石グリへと向かった。しかしながら、前日来のうねりが残る状態だったため、ゆっくりの航海で、かなりの時間が掛かった。
到着後はフカセ場の魚影が薄かったため、やや深場へと向かい、天秤ズボ仕掛で攻めることになった。あまり得意でもなく好きでもないスタイルだが、「竿が出せるだけマシ。」と、自分に言い聞かせながら、仕掛けの投入を開始した。
タナを上げながら様子を見ていったが、いつもの冬よりエサ盗りが多く、その意味では期待が高まったが、それに応えてくれた魚は、レンコダイのみだった。
その後、数投するが、シキシマハナダイが掛かる程度だったため、船長は移動を決意。白石グリの浅場へと向かうことになった。
現地では完全フカセ釣りに仕掛けを変更したが、遅いながらも潮が動いていたため、薄々ながらの期待があった。
しかし、ここでも応えてくれるマトモな魚はおらず、数投の間でサシエサが盗られっ放しとなった。
もう少し攻めてみたい感もあったが、再び船長は移動を決意した。
向かったのは、鎌入(かまにゅう)沖にある、漁礁の一つだった。ここでは再び天秤ズボ仕掛で狙うことになったが、マキエサが効き始めると、後ろで歓声が上がり、見るとトモに陣取る釣り人の竿が大きく絞り込まれていた。
「ウラヤマシ~。」と思いつつ、上がってきた90cm級を見つめていたが、こっちは朝一番のクジ引きで大負けした結果、天秤ズボでは不利な船首の釣り座で竿を出していたので、なかなかアタリが出てくれない。
続いてもトモの釣り人が…。見かねた船長が「竿を2本出してもイイよ。」とボクに言ってくれた。お言葉に甘えて準備を整え、忙しく投入を開始し、何気なく2本目の竿を見ていると、ドラグの滑る音が反対側から響いてきた。
慌てて竿を掴んでやり取りを開始する。それは間違いなくメダイの引きだった。
メダイは口の周りがやわらかく、ハリハズレが多く発生するので、ビビリ気味のやり取りで距離を詰めてゆく。
そして無事にゲット。これで久し振りの「メダイ鍋」にありつけることが決定したため、ほくそ笑んだ瞬間だった。
続いて、「もう1本釣ってあいつに贈ってやろう。」と皮算用をしながら仕掛けを投入し続けたが、トモ側でバラシが相次いだため、船首(ミヨシ)側まで回ってくれる魚は無く、尻すぼみのままで、この日の釣りが終わった。
何とか、初釣りはこなしたが、事情があって、3月半ばまでは釣行できそうにない。しばらくは、釣行記ではなく、別ネタをお届けしようと思っている。それが皆さんのお役に立てれば幸いだが…。
今冬は冬型の気圧配置になることが多く、ようやくチャンスが巡り、舞鶴東発の、いつもの日本海41に乗り込んで、経ヶ岬沖の白石グリへと向かった。しかしながら、前日来のうねりが残る状態だったため、ゆっくりの航海で、かなりの時間が掛かった。
到着後はフカセ場の魚影が薄かったため、やや深場へと向かい、天秤ズボ仕掛で攻めることになった。あまり得意でもなく好きでもないスタイルだが、「竿が出せるだけマシ。」と、自分に言い聞かせながら、仕掛けの投入を開始した。
タナを上げながら様子を見ていったが、いつもの冬よりエサ盗りが多く、その意味では期待が高まったが、それに応えてくれた魚は、レンコダイのみだった。
●これだけでは…●
その後、数投するが、シキシマハナダイが掛かる程度だったため、船長は移動を決意。白石グリの浅場へと向かうことになった。
現地では完全フカセ釣りに仕掛けを変更したが、遅いながらも潮が動いていたため、薄々ながらの期待があった。
●100mあたり、10分弱●
しかし、ここでも応えてくれるマトモな魚はおらず、数投の間でサシエサが盗られっ放しとなった。
もう少し攻めてみたい感もあったが、再び船長は移動を決意した。
向かったのは、鎌入(かまにゅう)沖にある、漁礁の一つだった。ここでは再び天秤ズボ仕掛で狙うことになったが、マキエサが効き始めると、後ろで歓声が上がり、見るとトモに陣取る釣り人の竿が大きく絞り込まれていた。
●メダイが大きく竿を曲げる●
「ウラヤマシ~。」と思いつつ、上がってきた90cm級を見つめていたが、こっちは朝一番のクジ引きで大負けした結果、天秤ズボでは不利な船首の釣り座で竿を出していたので、なかなかアタリが出てくれない。
続いてもトモの釣り人が…。見かねた船長が「竿を2本出してもイイよ。」とボクに言ってくれた。お言葉に甘えて準備を整え、忙しく投入を開始し、何気なく2本目の竿を見ていると、ドラグの滑る音が反対側から響いてきた。
慌てて竿を掴んでやり取りを開始する。それは間違いなくメダイの引きだった。
●まさしくメダイの引き!●
メダイは口の周りがやわらかく、ハリハズレが多く発生するので、ビビリ気味のやり取りで距離を詰めてゆく。
そして無事にゲット。これで久し振りの「メダイ鍋」にありつけることが決定したため、ほくそ笑んだ瞬間だった。
●久しぶりの80cm級メダイ●
続いて、「もう1本釣ってあいつに贈ってやろう。」と皮算用をしながら仕掛けを投入し続けたが、トモ側でバラシが相次いだため、船首(ミヨシ)側まで回ってくれる魚は無く、尻すぼみのままで、この日の釣りが終わった。
何とか、初釣りはこなしたが、事情があって、3月半ばまでは釣行できそうにない。しばらくは、釣行記ではなく、別ネタをお届けしようと思っている。それが皆さんのお役に立てれば幸いだが…。