団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「桜の花が散った夜」

「卵と玉子」について考える

2012-08-01 09:33:50 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

たまご」を漢字でどうかきますか。「」ですか、「玉子」ですか。

これは「使い分けの迷う漢字」の代表格だそうです。

「たまご」は殻に入っているところから、昔は「殻の子(かひのこ)」、「殻子(かひご)」と呼ばれていたそうです。

かいご[かひ  【▽卵】

〔補説〕 殻(かい)子の意

1]たまご。卵。

うぐひすのの中にほととぎすひとり生まれて〔出典:万葉 1755

2]卵などの殻(から)

肉団(ししむら)開きて、女子を生めり〔出典: 霊異記(下訓注)〕

大辞泉

Photo_2かひご」と聞いて何か思い出しませんか。女性の大好きなシルクに関係があります。

そうです、「かひご」は「蚕(かいこ)」の語源なのです。

それが、室町時代になってから球状の形から「玉の子(たまのこ)」といわれるようになります。しかし、この時点では「俗語」であったそうです。

江戸時代になって、「玉の子」、「玉子」が広く使われるようになったそうです。

ここまで書いてくると、歴史的には「玉子」が正解のように思えてきました。

しかし、生物学的には「卵」しか使いません。

Photo_3 「カエルの卵」は「卵」であり、「カエルの玉子」とは書きません。

漢字としては「卵」、が正解なのです。学校では「玉子」という字は習わないはずです。

たまご」は「大和言葉」で、「卵」の文字を当てたのです。「らん」が音読みで、「たまご」が訓読みというわけです。

「玉子」は「たまご」以外に使いませんが、「卵」のつき言葉はたくさんあります。「卵子」、「卵巣」、「卵黄」、「卵白」、「鶏卵」・・・。

ですから、どんなときでも「卵」と書けば間違いにはなりません。

たま‐ご【卵・玉子】

 鳥・魚・虫などの雌が産む、殻や膜に包まれた胚ハイや栄養分。

 卵ラン。

 特に、食用にする鶏のたまご。けいらん。好色一代女2「弱れば 汁、―、山の芋を仕掛け」

 修業中で、まだ一人前にならない人。まだ本格的にならないもの。「弁護士の―」「台風の―」

    「玉子」は、鶏卵を使った料理、あるいは料理用鶏卵の場合に限って用いるのがふつう。

広辞苑

Photo_4

『広辞苑』にあるように、「玉子」はスーパーや外食メニューで見かけるように、調理する食材という前提で使うのがいいようです。

玉子丼」、「卵丼」。どっちが美味しそうですか?

Photo

したっけ。

コメント (14)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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