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「毛嫌いする」といえば、はっきりとした根拠もなく感情的に決め付けて嫌うことです。
「どうっていわれても困るのよね。とにかく嫌いなの・・・。」
いわれたほうは対処に困ります。
似た言葉に「食わず嫌い」があります。こちらは「食べないうちから、見た目等で不味いと決めてかかっている」ということです。
したがって、もしも食べたら好きになるかもしれないという余地が残っています。
ところが、「毛嫌い」には、そんな余地は残っていません。何と言われようとも、嫌は嫌なのです。
鳥獣は毛並みで好き嫌いを決めるそうです。オスは自分の毛並みの美しさをメスにアピールして交尾に持ち込み、自分の子孫を残そうとします。
毛並みの美しさでアピールするといえば「孔雀」が代表格でしょうか。
しかし、その毛並みがメスのお気に召さなければ上手くいきません。
け‐ぎらい【毛嫌い】
[名](スル)《鳥獣が、相手の毛並みによって好き嫌いをするところから》これという理由もなく、感情的に嫌うこと。わけもなく嫌うこと。「演歌を―する」
大辞泉
つまり、「毛嫌い」は、動物的本能に基づいたものなのです。人間も遠い昔には体毛に覆われていたときの記憶がどこかに残っているのでしょうか。今で言えば、「肌が合わない」、「肌嫌い」という感じでしょうか。
「きゃー、ダメ!手が触れただけでも蕁麻疹が出そう・・・。」などとはいわれたくないですね。
したっけ。