コメントについて
「記事に無関係なコメント、誹謗中傷等のコメントは私の判断で削除させていただきます。また、名前の記入のないときは、場合によっては削除させていただきます。ご了承くだい。楽しいコメントをお待ちしています」
古代における時の表現法のうち、夜を基準とした「ゆうべ」「よい」「よなか」「あかとき」の次に当たる最後の部分を「あした」といい、昼を基準にして表した「あさ」「ひる」「よる」のうちの最初の部分と一致します。
夕べ |
宵 |
夜中 |
暁 |
明日 |
朝 |
昼 |
すなわち「あした」は「あさ」を意味する言葉で、「明け方」の古い言い方なのです。
しかし、「夜中」・「暁」の次に来るのが「あした」でもあり、次第に「翌朝」から「次の日」を意味するように転じていったのです。
あした【朝】
1 夜の明けるころ。あさ。⇔夕べ。 「吾を呼び醒ませし―の使は彼なりけるよと」〈蘆花・不如帰〉2次の日の朝。翌朝。 「野分(のわき)の―こそをかしけれ」〈徒然・一九〉
あした【明日】
《「あした(朝)2」から転じた語》今日の次の日。あす。みょうにち。[用法] あした・あす――「あした」は「あした天気になあれ」「あしたはあしたの風が吹く」のように、最も日常的に用いられる。
大辞泉
ウィキペディアによると、「明日」という語には、時間的経過のみならず、希望的観測を含むニュアンスがあるということです。
「明日」という字は「明るい日」と書きます。「明日」がいつも希望に満ちた「明るい日」である日本であってほしいですね。
したっけ。