都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

秋の虫といえば「鈴虫」が上げられます。「リーン、リーン」と涼しげに鳴くのはいいものですね。
しかし、いくらいい鳴き声だからと電話で誰かに聞かせようとしても伝わりません。
電話の回線は元々人間の声に対応して音を伝えるようになっているので一定の周波数の音しか伝えません。
実際に電話で伝送できる音の周波数は300~3400Hzです。それに対して、鈴虫の鳴き声の周波数は3500~4500Hzだそうです。
鈴虫のほかにもコオロギの鳴き声の周波数は5000Hz以上、キリギリスの鳴き声は9500Hz以上なので電話では聞こえないそうです。さらにセミの鳴き声・風鈴の音なども電話では聞こえないそうです。
この、電話では聞こえないということをアリバイ崩しに使ったドラマもありました。
「鈴虫の声が電話の向こうから聞こえていました」と証言したために、捕まっちゃいました。
人間の耳が聞き取れる周波数は約16Hz~16000Hzヘルツぐらいと言われています。
例えば100hzというのは1秒間に100回振動するということで、その振動が音として耳に伝わり聴覚神経を通って脳に入り、何の音なのかがわかります。
ところが、言語によって優先的に使われる周波数(パスバンド)には大きな違いがあるのです。
言 語 |
パスバンド |
日本語 |
125Hz ~ 1500Hz |
英 語 |
2000Hz ~ 12000Hz |
イタリア語 |
2000Hz ~ 4000Hz |
ドイツ語 |
125Hz ~ 3000Hz |
ロシア語 |
125Hz ~ 8000Hz |
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日本語と英語はとても極端です。
英語の場合は2000Hz以上の周波数の音声に言葉の意味があり、日本語は1500Hz以下の周波数の音声に言葉の意味があるのです。
そして、このパスバンドは生後10歳・11歳ぐらいまでに基本的な聴覚として出来上がってしまうのだそうです。
英語は、日本語が使っていない声域で話しているのです。だから、日本人には英語の音が聞き取りにくいのです。
英語ができない、言い訳になるでしょうか・・・。
したっけ。