都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
今日は久しぶりに最高気温26度の予報。朝からホット(?)しています。みなさまの地方はまだまだ暑い日が続いているのではないでしょうか。
私の子どもの頃は、帽子もかぶらず炎天下で長時間遊んでいると、「日射病になるよ!」とよく注意されたものです。
しかし、近年は、この「日射病」という言葉、ほとんど聞かなくなりました。かわりに頻繁に登場するのが「熱中症」です。
そもそもこの「熱中症」という言葉、いつから使われるようになったのか。「熱中症」は様々な症状の総称と認識しているが、「熱射病」、「日射病」とはどういうものなのでしょうか。なぜ、最近は「日射病」と言わず、「熱中症」と言うようになったのでしょうか。
にっしゃ‐びょう【日射病】
強い直射日光を受けたために起こる病気。体温調節中枢の機能が低下し、体温が急上昇して、意識を失う。霍乱(かくらん)。《季 夏》→熱射病
ねっしゃ‐びょう【熱射病】
高温多湿な環境下に長時間いたときなどに、身体の熱の放散が困難となり、体温が上がりすぎて起こる病気。不快・頻脈・頭痛・意識障害などが現れる。
ねっちゅう‐しょう【熱中症】
高温度下で労働や運動をしたために起こる障害。脱水・けいれん・虚脱などが現れる。熱射病もこの一種。高温障害。
大辞泉
「熱中症」という言葉は、1995年頃から一般的に使われ始めたそうです。
「熱中症」はただひとつの症状ではなく、「熱疲労」・「熱痙攣」・「熱失神」・「熱射病(日射病)」の四症状を総称して「熱中症」と呼んでいます。日射病とは違い、室内でも発症するケースが多く、年々増加傾向にあります。
「熱中症」の原因のひとつは、体温調節に関係する汗腺の数が上げられます。
いまの若者が「熱中症」になりやすいのは、生まれた直後からエアコンの効いた部屋で育てられるので汗腺が発達せず、昔の人と比べるとかなり汗腺の数が少ないそうです。
2世帯に1世帯がエアコン持つようになった、いわゆる過半数に達したのは1985年だそうです。それから10年後「熱中症」が一般的に使われるようになっています。
とはいっても、エアコンが普及した現在、エアコンを使わないわけにはいきません。エアコンを過信せずに「熱中症」にならないようにこまめに水分補給をすることが大切です。
なお、「熱中症」の応急処置としては、服を脱がせて「霧吹き」で身体を冷やすのがもっとも有効だそうです。「霧吹き」がなければ、冷えたジュースなどで両脇を冷やしてください。これはあくまでも応急処置なので、病院へ行くことは言うまでもありません。
したっけ。