都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
きのう【昨日】
1 今日より1日前の日。さくじつ。2 ごく近い過去。 「―こそ早苗とりしかいつの間に稲葉そよぎて秋風の吹く」〈古今・秋上〉
大辞泉
「きのふ」は、古くは「近い過去」を漠然と示す言葉でした。「すきのひ(過日)」もしくは「さきのひ(先日)」が語源と考えられています。
ですから、いわゆる「昨日」には限定されていなかったのです。一日前かもしれないし、一週間前かもしれなかったのです。
昔の人は時間に追われていなかったようです。
きょう【今日】
1 今過ごしている、この日。本日。こんにち。「選挙は―行われる」2その日と同じ日付や曜日の日。「来年の―会いましょう」
大辞泉
「きょう」は本来(正字では)「けふ」と記載されてきました。「けふ」の「け」は、「今朝(けさ)」などでも用いられる「け」と同じで、「此(こ)」が元々の意味だそうです。
「けふ」の「ふ」は、「日(ひ)」が転訛したもの。つまり、「けふ」は元々「此の日(このひ)」を指す言葉でした。
ですから、いわゆる「今日」には限定されていなかったのです。「この日」ですから。ある一定の日を指していたのです。
『大辞泉』の「来年の―会いましょう」のような使い方です。ある一日を特定する言葉だったようです。
それが次第に現在過ごしつつある日を指して用いられるようになったのです。
また、時代とともに日本語の読みが変化し、「けふ」は「きょう」と発音されるようになりました。
時間、日にちの概念は時代とともに変わってきたことが分かります。
一分一秒に目の色を変える現代人には羨ましい限りです。
ウィキペディアによると。日本語の「昨日」はそれほどでもないが、英語の「yesterday」にはやや感傷的な「幸せだった過去」といったニュアンスが含まれるそうです。
明日は「明日」の話です。
したっけ。