コメントについて
「記事に無関係なコメント、誹謗中傷等のコメントは私の判断で削除させていただきます。また、名前の記入のないときは、場合によっては削除させていただきます。ご了承くだい。楽しいコメントをお待ちしています」
和名:紅花瓢箪木(ベニバナヒョウタンボク)
分布:北方領土を含む北海道(海外では、サハリン)
樹高:1mから2mくらい
開花期:6月から7月
花色:紅紫色
スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木
低地や山地の林の中に生えます。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
葉は長さ1、2㎝の楕円形で、向かい合って生えます(対生)。
葉には毛はなく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません。
花冠は唇形で、1.5㎝から2.0㎝位の花を葉の脇に2輪ずつ並んでつけます。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、直径6㎜から8㎜の球2つが合着して瓢箪形になります。
この実の形が「瓢箪木」の名前の由来です。
この果実は赤くて艶がありとてもおいしそうに見えますが有毒です。しかし、野鳥たちは美味しそうに食べています。神様は人間が何でも食べてしまわないように、鳥たちの分を残したのかもしれません。
単に「瓢箪木」といえば、同じスイカズラ科スイカズラ属の「金銀木(キンギンボク)」のことです。
こちらは、北海道の南西部と本州の東北地方、それに本州の日本海側と四国に分布し、花の色は、咲き始めの白からやがて淡い黄色に変わります。
紅花瓢箪木の花言葉は、「愛の絆」、「忍耐」です。
したっけ。