年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治東京畸人伝

2007年05月15日 | 福神漬
明治東京畸人伝 211頁 森まゆみ著
七福神詣
三遊亭円朝の落語
明治31年1月1日の話
下谷区広小路から谷中に向かわず豪商紳士のもとを回る。
大黒様 渋沢栄一 第一国立銀行創立 500余の会社の設立
蛭子様 馬越恭平(まごしきょうへい)(エビスビール)
寿老人 安田善次郎 金融業
福禄寿 益田孝(旧三井物産の初代社長)
毘沙門 岩崎弥乃助 日本郵船創業者
布袋 大倉喜八郎 大倉財閥の創始者
弁天 浅田正文 東武鉄道の創立者/日本郵船 池之端に住んでいた
円朝の貴紳士交友自慢の落語 三遊亭円朝全集第4巻499頁
三遊亭円朝は大根河岸の藤浦富太郎が後援者であり藤浦富太郎は築地市場青果部の荷受会社東京中央青果の昭和10年発足時の初代社長である。

印度洋の遺留物に東京・池之端・福神漬とあった。池之端は日本郵船重役浅田正文の住んでいた所と知れていたのではないのだろうか。
べったら市の大伝馬町の隣,中央区小伝馬町の十思公園にある大安寺は大倉喜八郎と安田善次郎の寄付で出来た寺院だといわれる。二人の名前を取って大安寺と名付けられた。

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