年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

無明舎出版

2007年05月26日 | 趣味としての漬物
無明舎出版
東北地方の図書館内にある郷土資料の所に目立つのは無明舎出版の書籍が多い。
山形県上山で求めた本『東北漬け物紀行』林みかん著も無明舎出版でした。
 この本は東北各県の素朴な漬物を紹介している。文章で味を伝えることは難しい。いつでも思うのだが漬物は造るより安定して売るのが難しい。売れなければ売れるように工夫しなければならない。しかし売れ行きがよくなると製造が間に合わなくなり、品物が粗雑となる。特に農家の余剰野菜を加工する時は収穫と漬け込みが重なり、過労となる。
 この本はそんな農家の婦人たちの工夫・苦労話が漬物との紹介と共にさりげなく書かれている。 1680円
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