年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

にんべんの本 2

2009年07月11日 | 築地市場にて
にんべんの本 2
商人 ねじめ正一著は社史の『一筋の道』に沿って江戸時代のことを小説にしています。江戸商人・日本橋本を読みやすくした本だった。
10年前に出版した社史の最後に『食の事情は徐々に変化しています。日本では植物性水産性の食べ物から動物性の食物が伸びていますが欧米では逆に植物性水産性の食べ物が見直されている。醤油・豆腐が定着し日本食も拡大しつつあります。』大変な時代になってきました。カツオだしが世界に通用するには何か画期的なことをする必要があります。今日本酒業界が海外市場にゆっくりと進出して行ってます。
 漬物も『がり・甘酢生姜』が欧米の家庭に入って行きつつあります。日本という食のマーケットの中では人口という基本的な消費者の減少は食品老舗も伝統的な産業も工夫しなければジリ貧になるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする