年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

にんべんの本

2009年07月10日 | 築地市場にて
にんべんの本
日本橋にある「ニンベン」の本3冊を連続して読んだ。
一冊目「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」 荒俣 宏著
二冊目「商人」                   ねじめ正一著
三冊目 一筋の道               株式会社 にんべん著

今鉄砲漬を販売させていただいている「ちば醤油」との関係が社史の中で書いてありました。
それぞれの本は内容が異なり、社史は会社の歴史で荒俣氏の本は幕末時代の苦労を小説風に味付けて風味をダシていたし、ねじめ氏の本は江戸商人の変遷史風にカビを何度つけて風味を出していたような気がする。社史からみると小栗上野介との関係が読み取れないのは割愛されたか小説の世界だったのでしょうか。小栗と三野村の関係はよく知られていますが日本橋商人(三井)との関係で小説に入れたのでしょうか。江戸の商人は特に日本橋の商人の相続は娘婿を迎えるほうが繁盛したようです。
コメント
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