年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

大石清之助

2009年07月06日 | 宅老のグチ
大逆事件で処刑された紀州新宮の大石清之助は鶯亭金升の運座の一員であった。明治30年頃から團團珍聞に投書をしていた。その中の一句「校書とはどんな本かと生徒聞き」團團珍聞1142号
日清戦争後物価が上昇しているときの句。
「米の値に太き吐息つきながら細き煙りもたたぬ貧民」
後に社会主義者となってゆく前の話である。鶯亭金升の周りの人々が明治という時代に迷わされて通過してゆく。
コメント
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