年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

観音崎の戦没船員の碑

2009年07月19日 | 宅老のグチ
観音崎の戦没船員の碑
やすらかに ねむれ わが友よ 波静かなれ とこしえに
駐車場わきの道から登っていくと観音崎の頂上とも言うべきところにこの慰霊碑は建っている。眼下に浦賀水道があり、波の音がかすかに聞こえる。ウグイスがしきりに鳴いていて福神漬関係者の鶯亭のことと絡めて感慨にふける。第二次大戦で亡くなった商船乗組員は6万人をはるかに超えるという。慰霊碑に敷地にアジアの海が描かれているがこのどこかで待っているのだろうか。
 第一次大戦で亡くなった船員はここには祀られていないようで、インド洋で沈没した「常陸丸」船員らの歴史追跡でカレーライスと福神漬の関係を調べている者にとって残念なことである。
 7月20日は海の日であるが慰霊碑の下には砲台があって、さらに防空壕跡らしき物もある。下では海水浴客が戯れていて平穏な風景だった。嘉永の時はこの辺はどんな騒ぎだったのだろうか。
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