年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

戸田伊豆守から

2009年07月27日 | 宅老のグチ
戸田伊豆守から
福神漬の歴史を調べているうちに黒船来航時に対応した浦賀の人たちのことを調べることとなった。横須賀市中央図書館にはたびたび訪問して図書を読んでいたが、どちらかといえば海軍カレー関係の本を読んでいた。まさか浦賀の黒船が福神漬の歴史に加わってくるとは想像もしていなかった。福神漬は明治18年前後からのことでぺりーの時代とはかなり離れていたのでワザと調べなかった。
 戸田氏栄はかなり自意識の強い官僚であった。老中安部正弘によって日光奉行から浦賀奉行に抜擢された。しかし老中安部正弘にはかなり厳しい意見を述べていたようで、黒船再来航時には外されていた。彼の三男や五男の息子にはどんな言い伝えを残したのだろうか。三男の子鴬亭金升・五男の花香恭次郎も体制派ではない生涯を送っている。

 郷土史料という時代に影響されない場所もかなり司書によっては分類を変えるようで関連書籍が移動してゆくのに最近気がついた。まえにあった本がどこに移動したのだろうか。海軍関係のところから食に関する本が消えたような気がする。一般書のところに移動したのだろうか。
コメント
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