幕末の諸問題を漬物という視点で見ると武士の世界は交際費の問題となる。体面を維持するか捨て去るかの問題となる。いま宅老となった身ではどう立つ位置を形成すればよいのだろうか。収入が増える見込みが立たず、ある日突然に介護業務が増えるということも想定しなければならない。結果的には引き締めとなりそうだ。年間に日本の死者が130万人を超え、高齢化で葬儀関係が地味にするしかない。この辺が一番目立つかもしれない。昔はといってもほんの10年ほど前は葬儀用の漬物もあった。大部分は梅干。今はどうなっているのだろうか。賞味期限という魔物に消されたかもしれない。結婚式はどんどん変化するが葬儀も地域の事情によって異なるが変化の速さは遅い気がする。ただ節約の波はどうなるのだろうか。
今日の新聞報道で今年生まれる赤ちゃんは90万人を割るだろうという。そうすると死者数は増えるから、日本の人口も50万人ほど減ってもおかしくはない。静かな日本に異国語が飛び交う時代が普通となって、気が付いたときには古来の日本が消え、価値を見つけた人に支えられる。