年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

10月の台風

2019年10月10日 | 宅老のグチ

正確な天気予報が10月12日の台風準備となる。先の千葉台風は倒木ということでまだ電気が点かない所もあるという。停電準備もしているだろう。本来ならば豊洲移転開業1年となるが、報道も少なく今はあの騒動が何であったのか、単純に政治家による税金の無駄使いといことが確認しただけである。食の世界は立地ということが重視される。人が多く集まらないと、安定した食需要が生まれない。従って多くの盛業した食事場所がまた多くの食施設を招き、さらに生き残るため競争が激しくなる。いま豊洲の食施設は移転経費のため、競争が制限されている。食にこだわりのある人たちが仕事をしているのに割高な観光客用メニュ-で困っている。オリンピックが終われば食設備の償却も進み、東京都の規制も弱くなるだろうから新しい味が生まれる余地もある。築地の跡地も多い船頭によって進むだろうが場外にとって混沌とした街が魅力だと気が付くのはいつの事だろうか。

 10月の台風が食文化を変化させる例を見た。練馬・三浦の大根が青首大根に変わったのも10月の台風だった。この時期の野菜被害の影響が長く続き、被害のない産地から東京へ出荷される。ちょっと前は中国から来ていたが農薬の問題から契約栽培した野菜が来るようになって、事故が減った。また中国は生野菜は基本的に食べないので炒めるとか茹でることをするので皮が固い。

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