年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

xx年後に無くなる仕事

2022年10月05日 | 宅老のグチ
気になるXX年後に無くなる仕事という話題がある。多くの仕事がDXで消えてゆく事を感じるが、それ以上に新しいい仕事が増える。旧来の発想方法の賞味期限が短いと感じる。
 銀行の窓口が昔と言っても25年ほど前は月末日は長い待ち時間があった。今は会社でネットで残高情報を入手できるし、銀行の待ち人数も把握できる。どんどん現金決済が減って、中国では泥棒が現金を盗めないので、減っているという。同様に日本が円安ということで泥棒も高齢者の現金を狙っている。
 どの将来の無くなる仕事の分析で、保母さん、介護の人たちの仕事は無くなりそうもない。意外と思ったのが医師というものが消えるというのもあった。多くのデ―タを看護師が取得し、データを転送し、DXが判断し、薬剤は通販で届ける。山奥でも看護師が適切なデ―タを摂ることが出来れば医師の判断は経験値から来るので納得した。この辺の進歩は個人情報の保護の緩さと、競争の激しい中国とアメリカが先端を行くと思われる。多くの医学の進歩は何らかの犠牲があって進む。戦争もある意味では医学の技術を進歩させる。義肢・義足の発達は促進させるのは戦争かもしれない。
 中国の検索システム百度で高齢写真家66歳の働いている話題があった。当人はなだ若い者に負けないし意欲もあって働いている。一方では高齢者が働いているため若者の仕事を奪っているというコメントもあった。ようやく中国も高度成長が終わり、低成長の時代に入ったが、人口が減るとはいえ、若者の労働人口がまだ絶対的な数が増えていて、不満が増えるだろう。発展途上国で暴動が起きるのは先に裕福になった人を見て、遅れて成人になった人の不満と見える。この辺りがアリとキリギリスの逸話で分析から逸脱する本を読んだ。

グローバル化経済の転換点  -「アリとキリギリス」で読み解く世界・アジア・日本-  中井 浩之著 2009年

 もう出版して13年経つのだが当時の判らなかったことが分かった。でも今の状態はどう分析するのだろうか。先進国で核戦争の恐れが無いと思っていてイラン・北朝鮮だけ注意していたのが普通に危機があると知った。これではサラエボから始まった第一次大戦と同じように、クリミアから始まった第三次大戦になりそうだ。感じとして大惨事。

 


コメント
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