年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

三宅坂国立劇場へ台本を買うために行く

2023年06月04日 | 宅老のグチ
台風2号のため、雨天でも行けそうな図書館で築地の松竹大谷図書館を思い出した。ここで遠山桜天保日記の資料を検索した所、まだ今年の1月国立劇場最終公演の遠山の金さんの台本が出てこなかった。念のためグ-グルで検索するとヤフ-ショッピングに台本が出てきた。そこでクレジットカ-ドで申し込みしようとしたところ、個人情報がヤフ-に漏れそうでアマゾンで検索すると台本が出てこない。古書でも出ない。その結果国立劇場の中にある文化堂というグッズ等を販売している所で舞台台本を売っているので急遽新橋からの都バスで行くことにした。新橋では最初の計画では乗り換え時間が15分ほど余裕があったのだが台風による電車の遅れで12時13分発の小滝橋車庫行きにギリギリで間に合った。国会議事堂バス停で降り、国会の警備の警察官がサミット後ということ余裕が見える。
 三宅坂の高野長英の生誕地、電通の碑などを眺め、最高裁判所を通る時、ここは江戸時代なら遠山の金さんの職場と雑念が出る。
 国立劇場の前のバス停で経路確認。やはり本数は少ない。晴海ふ頭までの都バス。
 国立劇場に着いたのが12時50分過ぎで昼の公演が始まっていて、暇そうな警備の人に文化堂の場所を聞く。大劇場にあるというので向かうがチケットが無いので入り口で台本を書いに来たというと案内され、無事購入。950円、ヤフ-で買うと配送料がかかる。今日は歩数稼ぎなので散歩と思えば良い事。帰りは皇居ランナート一緒に日比谷を目指す。いつも思うのだがメダカの流れと同じで時計周りに反対で走っている。
 桜田門の所の交番で土嚢が積まれていた。台風で危険なのだろうか。

 電車の中でふと遠山桜天保日記は昨年の秋の皇居東御苑の通り抜けの際に皇居半周した時に国立劇場の看板で金さん物の上演を知った。竹柴其水と福神漬の関係は直接には見えないが天保の改革時に生きていた人を取材しているので最初の上演時の台本と竹柴其水の意図が消えつつある。二回も歌舞伎を見ていた差が判らず台本が必要と思っていた。
 明治の台本はレミゼラブルの様な筋書きで、今年の上演はテレビで放送されていた筋に合わせたという感じ。竹柴其水作というより尾上菊五郎作と思った。平成の上演時の台本は築地の大谷図書館で見たがかなり今風に合わせるのに苦労した様だ。今回も2幕目と大詰めで工夫が見られた。
コメント
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